MT4でEAはいくつまで稼働させられる？メモリ数との関係。

EAを稼働させる際、複数のEAをMT4に設置して運用することができます。

• 一つのMT4に対して、複数のEAを設置する。
• 複数のMT4に対して、複数のEAを設置する。

MT4に対してのEAの設置方法は、主に上記の２つの選択肢があります。

MT4でEAをいくつ稼働させることができるのか、解説していきます。

一つのMT4に対していくつのEAを設置できる？

MT4では、複数のチャートを表示させることが可能です。

そのため、一つのMT4に対しては、30個程度動かすことが可能です。

これは、MT4の処理やPCのスペックにも関係してきます。

まず、MT4の処理についてですが、例えば複数のEAが同時に決済等の処理を行いたい時、MT4では同時に処理することができません。

そのため、思わぬ損失が出る可能性があります。

一つのMT4に対して、複数のEAを設置する場合は、一度に多くのEAを設置せずに様子を見ながら運用していくと良いです。

また、PCのメモリについても確認しておくと良いです。メモリの使用率が100%近くまで上がっている場合、負荷が大きいためEAの数を減らすなど対策が必要となります。

特に、PCに複数のMT4をインストールしてEAを設置する場合は、メモリ使用率に注意が必要です。

メモリ使用率の確認方法については、この後解説します。

メモリに対していくつのMT4をインストールできる？

メモリに対していくつのMT4をインストールできるかを解説していきます。

• メモリ1G,1.5G: 1つ
• メモリ2G: 2つ
• メモリ3G: 3つ
• メモリ4G: 4つ

が安全に利用できます。

実際、上記の個数に加えて1-3個程度プラスしても稼働することは可能です。

PCのメモリ使用率を確認して様子を見る必要があります。

MT4を同時に稼働し、PCへの負担が多くなるとMT4が固まってしまったり、落ちてしまう可能性があります。この場合、EAの運用に影響が出る可能性があるため、無理せずに安全に利用することを推奨します。

例えば、メモリ1Gの場合、MT4を一つ立ち上げ、一つのEAを設置するなど。

メモリ使用率の確認方法

今回は、Windowsの画面で確認方法を解説していきます。

まず、Windowsシステムツールのページを開きます。

その後、タスクマネージャーを選択します。

タスクマネージャーを開くとメモリ使用率を確認することができます。

MT4をインストールし、EAを設置した後、一度は確認しておくと良いです。

メモリ数、MT4数、EA数は、適宜確認し適切に設置する

EAを安全に運用するために、メモリ数やMT4数、EA数を適宜確認しながら運用していくことが大切です。

VPSなどを利用して稼働する場合は、メモリ数によって追加で利用料が変わっていくと思います。

様々な兼ね合いがありますが、「安全に利用するし無理をしない」を基本に運用することをおすすめします。