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海外FX業者でレバレッジが一番高いのは?全16社を徹底比較

2021年8月6日

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海外FX口座を使う理由として「100倍を超えるハイレバレッジ」が上げられます。

日本は、最大25倍のレバレッジに規制されており、米国が100倍、イギリスが無制限と比べると低いです。

レバレッジ規制のない地域に拠点を置く海外FX業者では、レバレッジが規制がなく各社でことならる最大レバレッジを提供しています。

本記事では、海外FX16社のレバレッジと、レバレッジに関する取引ルールの徹底比較をまとめました。


「レバレッジ」とは何?

レバレッジ(leverage)とは、日本語で「てこ」の意味があります。

文字通り、FXにおけるレバレッジとは、資金へ倍率を掛け、てこの原理で小さい資金でも大きな資金の取引が可能になるのがレバレッジです。

てこの原理では、力を効率良く加えて、大きな物体を動かせます。
FXにおけるレバレッジとは、資金を効率良く活用して取引を行える、FXの優位性です。


【初心者向けの】海外FX16社の最大レバレッジを比較

海外FX業者16社を対象に最大レバレッジを含む、以下4点の比較表をまとめました。

  • 最大レバレッジ
  • 初回最小入金額
  • ロスカット水準
  • 記載されている最大レバレッジの口座タイプ

海外FX業者では、基本的に複数の口座タイプがあるため、まずは取引手数料が無料の初心者向け口座タイプを対象に比較します。

また、複数の口座タイプを用意している海外FX業者では、全口座タイプで最大レバレッジが初心者向けの口座タイプ(スタンダードやビギナーといった口座タイプ)で提供されるのが一般的です。

海外FX業者 最大レバレッジ 初回最小入金額 ロスカット水準 対象の口座タイプ
XM Trading(エックスエム) 1000倍 500円 証拠金維持率20% スタンダード口座/マイクロ口座/KIWAMI極
Axiory(アキシオリー) 400倍 5,000円 証拠金維持率20% スタンダード口座
iFOREX(アイフォレックス) 400倍 10,000円 証拠金維持率0% 個人口座
Exness(エクスネス) 2000倍(無制限 ※1) 100円/100,000円 証拠金維持率0% スタンダード口座/ロースプレッド口座/ゼロ口座/プロ口座
FXGT(エフエックスGT) 1000倍 500円 証拠金維持率20% Crypto Max/PRO/ECN/Mini/Sandard+
GEMFOREX(ゲムフォレックス) 1000倍 1,000円 証拠金維持率20% オールインワン口座
TitanFX(タイタンFX) 500倍 20,000円 証拠金維持率20% スタンダード口座/ブレード口座
HotForex(ホットフォレックス) 2000倍 0円 証拠金維持率10% プレミアム/PRO/ゼロ/セント
FBS(エフビーエス) 3000倍 100円 証拠金維持率20% マイクロ口座/スタンダード口座/ゼロスプレッド
TradeView(トレードビュー) 500倍 10,000円 証拠金維持率100% Xレバレッジ口座
IS6FX(アイエスシックス) 1000倍 5000円 証拠金維持率50% マイクロ口座・スタンダード口座
LAND-FX(ランドエフエックス) (無制限) 1000円 証拠金維持率30% スタンダード口座
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ) 400倍 100円 証拠金維持率10% マイクロ口座
FxPro(エフエックスプロ) 200倍 10,000円 証拠金維持率20% MT4マーケット口座/MT4インスタント 変動スプレッド口座/MT4 インスタント 固定スプレッド口座
BigBoss(ビッグボス) 999倍 1円 証拠金維持率20% プロスプレッド口座
Traders Trust(トレーダーズトラスト) 3000倍 5,000円/20,000円 証拠金維持率20% クラシック口座/プロ口座

上記は、2023年6月時点の最大レバレッジおよび取引ルールを記載しています。

各社の最大レバレッジは、銘柄や地政学的リスクを考慮して、一時的に変更されるケースもありますので、公式からのアナウンスには注意しましょう。

それでは、比較表による最大レバレッジを踏まえて、レバレッジ重視で海外FX業者を見てみましょう。


【無制限・2000倍】最も高いレバレッジは「Exness(エクスネス)」

とにかく高いレバレッジを使いたい」といったレバレッジ至上主義な方には、間違いなく「Exness(エクスネス)」がオススメできるでしょう。

なぜなら、海外FX業者で唯一「無制限(実質21億倍)レバレッジ」を提供しているからです。
もちろん、無制限レバレッジを利用するには、一定の条件を満たす必要があります。

Exness(エクスネス)の無制限レバレッジ条件

  1. 合計5ロット以上の取引実績
  2. 往復10回以上の取引実績
  3. 口座残高が999ドル相当額未満
  4. 取引プラットフォームはMT4限定

上記が無制限レバレッジを利用するために、Exnessの取引口座で求められる条件です。

通常時でも最大2000倍のレバレッジがExnessでは、利用できるの決して敷居は高くありません。
とは言え、マイナー通貨ペアやCFD取引では無制限レバレッジが使えないため、あくまでメジャーな通貨ペアでハイレバレッジの取引をしたい方にオススメです。


Exness(エクスネス)の詳細情報

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Exness(エクスネス)の運営元
Nymstar Limited(2008年設立)
運営元の所在地
1 Siafi PortoBello、Office 1、3042、Limassol Exness
金融ライセンス
CySEC(キプロス証券取引委員会)
FSA(セーシェル金融サービス庁)
FCA(英国金融行動監視機構)
FSCA(南アフリカ金融業界行為監督機構)
レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大2000倍/無制限レバレッジ NDD(STP/ECN) データなし
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4/MT5 平均1.1pips 両方可能

Exness(エクスネス)自体は、2008年に設立された中堅クラスの海外FX業者です。

2020年には、日本からも利用できる子会社の設立と、金融ライセンスを別途取得して上陸しました。

Exnessが上陸するまで、日本から利用できる海外FX業者では、1000倍~3000倍がハイレバレッジと言われていましたが、Exnessは規格外の無制限レバレッジ。

日本円口座にも対応したことで、かなり使いやすくなって人気も加速中です。

Exnessの口座開設はコチラ


3000倍の最大レバレッジは2社

最大3000倍レバレッジでも、十分過ぎるほど規格外のハイレバレッジです。

単純なレバレッジ倍率で比べれば、Exnessの無制限レバレッジが最も優れています。
しかしながら、利用条件には「5ロット以上の取引実績」が必要でした。

海外FX口座では、10万通貨が1ロットなので、国内の10倍にもなるサイズ感です。
したがって、5ロットも取引しないといった方には、最大3000倍のレバレッジを提供する「FBS(エフビーエス)」か「Traders Trust(トレーダーズトラスト)」が良いでしょう。

各社の特徴とオススメな使い方をまとめました。


FBS(エフビーエス)

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FBS(エフビーエス)の運営元
FBS Markets Inc(2009年設立)
運営元の所在地
2118, Guava Street, Belize Belama Phase 1, Belize
金融ライセンス
IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)
CySEC(キプロス証券取引委員会)
ASIC(オーストラリア証券投資委員会)
FSB(南アフリカ金融サービス委員会)
レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大3000倍 NDD(STP/ECN) 第三者機関より10個以上認定
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4/MT5 平均2.2pips 両方可能

FBS(エフビーエス)は、かなり早くから最大3000倍のレバレッジを採用している海外FX業者です。

ごく最近までは、最大3000倍で取引できる唯一のFX業者というのが宣伝文句でした。
Traders Trustが最大3000倍のダイナミックレバレッジを採用しているため、FBSはロット数を問わず、口座残高が2万円未満なら最大3000倍レバレッジが使えます。

各種ボーナスや口座タイプが豊富なため、最大レバレッジの仕様に注意しましょう。

FBSで最大3000倍のレバレッジを使うなら、そのままスタンダード口座を2万円未満の証拠金で使うのがオススメです。
FBSでは、ボーナスを利用すると一部はレバレッジ制限が発生するケースがあります。

FBSの口座開設はコチラ


Traders Trust (トレーダーズトラスト)

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Traders Trust(トレーダーズトラスト)の運営元
TTCM Traders Capital Limited(2009年設立)
運営元の所在地
5th Floor, Andrew's Place, 51 Church Street, Hamilton HM 12, Bermuda
金融ライセンス
CySEC(キプロス証券取引委員会)
レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大3000倍 NDD(STP/ECN) 第三者機関より3個以上認定
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4 平均1.7pips 可能

Traders Trust(トレーダーズトラスト)は、2021年4月から最大レバレッジが3000倍へ引き上げられました。

Traders Trustの最大3000倍レバレッジは、口座残高による制限ではなく、ロット数に応じて最大レバレッジが調整される「ダイナミックレバレッジ」を採用しています。

ロット数 最大レバレッジ
1ロット以下 3000倍
5ロット以下 2000倍
10ロット以下 1000倍
20ロット以下 500倍
50ロット以下 200倍
100ロット以下 100倍
300ロット以下 50倍
500ロット以下 33倍
500ロット超 25倍

Traders Trustでは、上記のロット数に応じてポジションごとに最大レバレッジが変更されます。

口座残高によるレバレッジ制限と違い、出金で最大レバレッジを管理する必要がないため便利です

ただし、最大3000倍のレバレッジが適用されるのはメジャー通貨ペアを中心とした33通貨ペアなので注意しましょう。

Traders Trustの口座開設はコチラ


ボーナスとハイレバレッジが併用できる海外FX2社

海外FX業者の中には、取引毎にロット数に応じたボーナスを提供している場合があります。

しかし、取引ボーナスに申し込んだ口座には、最大レバレッジに制限が発生するケースもあるため注意しましょう。

「レバレッジも高く、取引ボーナスでお得に使いたい!」といった方は、取引ボーナスがレバレッジ制限なく貰える「XM Trading(エックスエム)」と「BigBoss(ビッグボス)」がオススメです。


XM Trading (エックスエム)

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XM Trading(エックスエム)の運営元
Trading Point of Financial Instruments Ltd(2009年設立)
運営元の所在地
12 Richard & Verengaria Street, Araouzos Castle Court, 3rd Floor, 3042 Limassol, Cyprus.
金融ライセンス
IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)

CySEC(キプロス証券取引委員会)

ASIC(オーストラリア証券投資委員会)

FCA(英国金融行動監視機構)

レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大1000倍 NDD(STP/ECN) 第三者機関より10個以上認定
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4/MT5 平均1.6pips 両方可能

XM Trading(エックスエム)は、日本人にとって説明不要の海外FX業者です。

XMのスタンダード口座およびマイクロ口座では、最大1000倍のレバレッジが適用されます。

また、取引ボーナスによって、最大で1ロット=10万通貨の取引当たり700円相当のクレジットがキャッシュバックされます。

もちろん、口座開設で13000円相当のボーナスや、総額50万円相当の入金ボーナスも常時開催中です。
最大1000倍のレバレッジと各種ボーナスをフル活用しましょう。

XMの口座開設はコチラ


Bigboss (ビッグボス)

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BigBoss(ビッグボス)の運営元
Prime Point LLC(2013年設立)
運営元の所在地
1/F, First St Vincent Bank Ltd Building, James Street, Kingstown, St. Vincent and the Grenadines
金融ライセンス
SVGFSA(セントビンセント・グラナディーン金融庁)
レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大999倍 NDD(STP/ECN) データなし
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4 平均1.6pips 可能

BigBoss(ビッグボス)は、2013年に設立されたばかりの新興ブローカーです。

最大999倍のレバレッジや各種ボーナスの仕様から、XMを強く意識したサービスが特徴と言えます。
レバレッジの制限を課すことなく、取引ボーナスが受け取れる点もXMと同じです。

ただし、XMより最大レバレッジが999倍と高く、1ロット当たり400円相当の取引ボーナスとXMより細かい違いがあります。

888倍と999倍で取引ボーナスの還元率より、レバレッジ倍率を重視する方はBigBossが良いでしょう。

BigBossの口座開設はコチラ


【中・上級者向けの】海外FX12社の最大レバレッジを比較

海外FX業者12社の中・上級者向け口座を対象に最大レバレッジを含む、以下4点の比較表をまとめました。

  • 最大レバレッジ
  • 初回最小入金額
  • ロスカット水準
  • 記載されている最大レバレッジの口座タイプ

海外FX業者では、取引手数料を支払うか、初回入金額が通常の口座タイプより高い代わりに低スプレッド環境で取引できる中・上級者向けの口座タイプがあります。

中・上級者向けの口座タイプでは、初心者向けの口座タイプと異なり、最大レバレッジが低くなるのが一般的です。

それでは、海外FX業者12社の中・上級者向け口座タイプの最大レバレッジを見てみましょう。

海外FX業者 最大レバレッジ 初回最小入金額 ロスカット水準 対象の口座タイプ
XM Tradiing(エックスエム) 500倍 100ドル相当額 証拠金維持率20% ゼロ口座
Axiory(アキシオリー) 400倍 50ドル相当額 証拠金維持率20% ナノ/テラ口座
Exness(エクスネス) 2000倍(無制限 ※1) 100円/100,000円 証拠金維持率0% スタンダード口座/ロースプレッド口座/ゼロ口座/プロ口座
GEMFOREX(ゲムフォレックス) 1000倍 3000ドル相当額 証拠金維持率20% ノースプレッド口座
TitanFX(タイタンFX) 500倍 200ドル相当額 証拠金維持率20% ブレード口座
HotForex(ホットフォレックス) 500倍 100ドル相当額/200ドル相当額 証拠金維持率20% プレミアム口座/ゼロスプレッド口座
FBS(エフビーエス) 3000倍/500倍 500ドル相当額/1000ドル相当額 証拠金維持率20% ゼロスプレッド口座/ECN口座
TradeView(トレードビュー) 200倍/400倍 1000ドル相当額 証拠金維持率100% ILC口座/cTrader口座
IS6FX(アイエスシックス) 400倍 1000ドル相当額 証拠金維持率50% プロ口座
LAND-FX(ランドエフエックス) 200倍 2000ドル相当額 証拠金維持率30% ECN口座
BigBoss(ビッグボス) 999倍 無し 証拠金維持率20% プロスプレッド口座
Traders Trust(トレーダーズトラスト) 200倍 20000ドル相当額 証拠金維持率50% VIP口座

中・上級者向けの最大レバレッジを比較しました。

各社で、通常口座との最大レバレッジに制限の有無や、必要な入金額によって大きく特徴が分かれます。

アナタ自身の取引スタイルに合った形で中・上級者向けの口座タイプは選びましょう。

最大レバレッジを最も重視するのか、あるいは一定の倍率があれば、スプレッドも重視して選びたいなど参考までにオススメの海外FX口座をまとめました。


無制限レバレッジ&低スプレッドのExness

やはり中・上級者向けの口座タイプでも、単純なレバレッジ比較では「Exness(エクスネス)」が圧倒的に優れています。

ただし、無制限レバレッジの利用条件には、10万円未満の証拠金残高があるため、少額資金で取引しない上級者トレーダーには相性が悪いでしょう。

とは言え、無制限レバレッジの次に高い倍率を提供する最大3000倍の他社でも、10万円を超える口座残高に対しては、1000倍以下のレバレッジへ制限が発生します。
なので、10万円以上の証拠金は後述する海外FX口座を使うのが良いでしょう。

Exnessの口座開設はコチラ


裁量取引なら最大1000倍「ノースプレッド口座」

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GEMFOREX(ゲムフォレックス)の運営元
GEM GROUP NZ LIMITED(2010年設立)
運営元の所在地
Level 1, 275 Onehunga Mall, Onehunga, Aucklan
金融ライセンス
NZFSP(ニュージーランド金融ライセンス)
レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大1000倍 NDD(STP/ECN) 第三者機関より7個以上認定
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4 平均0.4pips(ノースプレッド口座) 自動売買不可(ノースプレッド口座のみ)

自動売買を使わず、全て自身の判断で行う裁量取引(さいりょうとりひき)の取引スタイルの方は、GEMFOREX(ゲムフォレックス)が提供する「ノースプレッド口座」がオススメです。

初回最低入金額が30万円と初心者には敷居が高いものの、中・上級者にとっては取引手数料が無料の低スプレッド口座として効果を発揮します。

さらに、ノースプレッド口座は口座残高が200万円を超えるまで、最大1000倍のレバレッジが利用可能。

ハイレバレッジ・低スプレッド・無料の取引手数料で快適に短期トレードが可能です。

GemForexの口座開設はコチラ


500倍のレバレッジで十分なら本格派の海外FX口座

無制限レバレッジや3000倍も必要なく、500倍程度のレバレッジで十分と言った方は、高い約定力と極狭スプレッドの本格派も選択肢に挙げられます。

例えば、TitanFX(タイタンFX)のブレード口座なら、遅延のないサーバーと大手金融機関と提携によって低スプレッド・高約定環境が手に入れられます。

そもそも、国内FX業者で法人口座が100倍前後のレバレッジ、500倍や400倍でも十分すぎるほどハイレバレッジです。

ここでは、最大500倍レバレッジ前後でオススメの海外FX業者を2社ほどご紹介します。


TitanFX(タイタンFX)

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TitanFX(タイタンFX)の運営元
Titan FX Limited(2014年設立)
運営元の所在地
1st Floor, Govant Building, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu
金融ライセンス
VFSC(バヌアツ金融サービス委員会)
レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大500倍 NDD(STP/ECN) データなし
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4/MT5 平均0.3pips(ブレード口座) 両方可能

TitanFX(タイタンFX)では、口座タイプを問わず最大500倍のレバレッジを提供しています。

オススメは、ECN方式を採用した上級者向けの口座タイプ「ブレード口座」です。
取引手数料が1ロット当たり3.5ドル発生するも決して高過ぎない価格と言えます。

スプレッドは、ドル円で0.3pipsと国内FX業者と同レベルに狭いです。
他社と違い、CFDも低スプレッド仕様なのも特徴であり、特に貴金属CFDの取引と相性が良いでしょう。

また、新興ブローカーながら、大手Equinix社のデータセンターを含めて、世界4か所にサーバーを設置しており、遅延のない約定環境を利用できます。

TitanFXの口座開設はコチラ


TradeView(トレードビュー)

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TradeView(トレードビュー)の運営元
Tradeview Financial Markets SAC(2004年設立)
運営元の所在地
Los Mirtos 239 Urb. San Eugenio, Lince, Lima, Perú
金融ライセンス
ペルー政府
CIMA(ケイマン諸島金融ライセンス)
レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大200倍(ILC口座) NDD(STP/ECN) 第三者機関より 複数受賞
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4/MT5/cTrader 平均0.4pips(ILC口座) 両方可能

Trader View(トレードビュー)は、2004年創業の老舗ブローカーです。

ウォール街の証券会社としての経験を生かした、大口投資家向けのサービスが特徴になります。
最大200倍とレバレッジが低いものの、ILC口座は1ロット当たり2.5ドルの取引手数料で優れたECN方式の口座の利用が可能です。

元々TradeViewは、ヘッジファンドなど機関投資家向けの証券会社だった経緯から、プロ仕様の約定力やスプレッドの環境で取引できます。

ただし、日本語サポートが物足りない、入金額が高いといった初心者には敷居が高いのがデメリットです。

Trader Viewの口座開設はコチラ


海外FX業者のレバレッジ比較で見るべきポイント

レバレッジ比較で見るべきポイント

  • 口座残高によるレバレッジ制限
  • 各種ボーナスで実質コストを見る
  • ロスカット水準とレバレッジのバランス

ここまで海外FX業者のレバレッジ比較を解説しました。

とは言え、レバレッジを比較基準び海外FX業者を選ぶ際には、どこに注目すべきでしょうか?
実は、単純にレバレッジだけで選ぶと、むしろ不便なケースもあります。

例えば、口座残高によるレバレッジ制限や、レバレッジを重視するより、ボーナスで選んだ方良いなど。

ここからは、海外FX業者のレバレッジ比較で見るべきポイントについて解説します。


口座残高によるレバレッジ制限

最大レバレッジを見るなら、口座残高によるレバレッジ制限も確認しておくべきです。

海外FX業者では、口座残高によって最大レバレッジが制限されます。

例えば、1億円の証拠金の口座でも、最大1000倍のレバレッジが適用されれば1000億円単位の取引が出来てしまうため、口座残高とレバレッジ制限は重要です。
また、具体的に口座残高がいくらから何倍のレバレッジ制限となるかは各社で異なります。海外FX業者別の口座残高によるレバレッジ制限は以下の通りです。

証拠金残高 XM Trading(エックスエム) Axiory(アキシオリー) Exness(エクスネス) iFOREX(アイフォレックス) GEMFOREX(ゲムフォレックス) TitanFX(タイタンFX) HotForex(ホットフォレックス) FBS(エフビーエス) TradeView(トレードビュー) IS6FX(アイエスシックス) LAND-FX(ランドエフエックス) IFC Markerts(アイエフシーマーケッツ) BigBoss(ビッグボス)
2万円未満 1000倍 400倍 2000倍 400倍 1000倍 500倍 1000倍 ※1 3000倍 500倍 1000倍 500倍 200倍 ※1 999倍
2万円超~20万円未満 2000倍
20万円超~50万円未満 1000倍
50万円超~150万円未満 1000倍 500倍
150万超~200万円未満 600倍 500倍 500倍
200万円~300万円未満 200倍 500倍 200倍
300万円超~500万円未満 400倍 200倍 200倍 100倍 200倍
500万円~600万円未満 100倍 300倍 100倍 100倍 100倍 50倍 100倍
600万円~1000万円未満 200倍
1000万円超~1500万円未満 100倍
1500万円超~2000万円未満 200倍
2000万円超~3000万円未満 100倍
3000万円超~

傾向として、最大レバレッジの高い海外FX業者ほど、口座残高によるレバレッジ制限が細かく設定されています。

一方で、最大レバレッジが低ければ、口座残高によるレバレッジ制限は緩いです。


各種ボーナスで実質コストを見る

最大レバレッジと一緒に確認したいのが入金ボーナスによる実質コストです。そもそもレバレッジは、必要証拠金を少なくする働きがあります。例えば、10倍のレバレッジなら取引金額の10分の1が必要証拠金です。ただし、根本的に資金が多ければ、レバレッジを掛けずとも、同じ取引ができます。最大レバレッジと一緒に入金ボーナスや取引ボーナスで有効証拠金を増やせると、ハイレバレッジを使うことなく余裕を持った取引がしやすいです。

入金ボーナスを実施している海外FX業者

XM Trading(エックスエム)
GEMFOREX(ゲムフォレックス)
AXIORY(アキシオリー)
FXGT(エフエックスGT)
iFOREX(アイフォレックス)
HotForex(ホットフォレックス)
LAND FX(ランドFX)
TradersTrust(トレーダーズトラスト)

上記は、入金ボーナスを実施している海外FX業者です。入金ボーナスは、取引ボーナスと違い、入金した瞬間に受け取れるため、レバレッジとボーナスによって余裕を持った取引ができます。

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ロスカット水準とレバレッジのバランス

最大レバレッジだけでなく、ロスカット水準も確実に見ておきましょう。

なぜなら、最大レバレッジが高いと必要証拠金は少なく済むものの、ロスカット水準が高いと意味がないからです。

例えば、高いレバレッジをロスカット水準の高いFX口座で使うと、わずかな含み損でも強制ロスカットをされてしまいます。

レバレッジが高いからといって取引が楽になることはありません。
高いレバレッジを使うほど、ロスカットされる危険性も高まるのです。

海外FX業者 最大レバレッジ マージンコール ロスカット水準
XM Trading(エックスエム) 1000倍 証拠金維持率50% 証拠金維持率20%
Axiory(アキシオリー) 400倍 証拠維持率50% 証拠金維持率20%
iFOREX(アイフォレックス) 400倍 証拠金維持率0.25% 証拠金維持率0%
Exness(エクスネス) 2000倍(無制限) 証拠金維持率30% (※1) 証拠金維持率0%
FXGT(エフエックスGT) 1000倍 証拠金維持率50%(※2) 証拠金維持率20%(※3)
GEMFOREX(ゲムフォレックス) 1000倍 証拠金維持率50% 証拠金維持率20%
TitanFX(タイタンFX) 500倍 証拠金維持率90% 証拠金維持率20%
HotForex(ホットフォレックス) 2000倍 証拠金維持率50%(※4) 証拠金維持率10% (※5)
FBS(エフビーエス) 3000倍 証拠金維持率40% 証拠金維持率20%
TradeView(トレードビュー) 500倍 なし 証拠金維持率100%
IS6FX(アイエスシックス) 1000倍 証拠金維持率70% 証拠金維持率50%
LAND-FX(ランドエフエックス) 無制限 証拠金維持率50% 証拠金維持率30%
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ) 400倍 証拠金維持率10% 証拠金維持率10%
FxPro(エフエックスプロ) 200倍 証拠金維持率50% 証拠金維持率20%
BigBoss(ビッグボス) 999倍 証拠金維持率50% 証拠金維持率20%
Traders Trust(トレーダーズトラスト) 3000倍 証拠金維持率50%(※6) 証拠金維持率20%(※7)

※1 Exnessのスタンダード口座のみ、マージンコールは証拠金維持率60%
※2 FXGTのECN口座のみ、マージンコールは証拠金維持率70%
※3 FXGTのECN口座のみ、ロスカットは証拠金維持率40%
※4 HotForexのマイクロ口座のみ、マージンコールは証拠金維持率40%
※5 HotForexのマイクロ口座のみ、ロスカットは証拠金維持率10%
※6 TradersTrustのVIP口座のみ、マージンコールは証拠金維持率80%
※7 TradersTrustのVIP口座のみ、ロスカットは証拠金維持率50%

上記は、海外FX業者別のロスカット水準とマージンコールをまとめた一覧表です。

ロスカット水準が低いほど、許容できる含み損は大きくなります。

少額資金で長くポジションを持つ場合は、最大レバレッジが高く、ロスカット水準が低い口座が良いでしょう。

また、マージンコールはロスカットが近づいた時のアラートとして機能します。
マージンコールが早いほど、ロスカット水準を避ける判断がしやすいでしょう。


海外FXのレバレッジ比較 まとめ

今回は「海外FX業者でレバレッジが一番高いのは?全16社を徹底比較」のテーマでした。

最大レバレッジを海外FX業者で比較すると、Exnessの無制限レバレッジが出たことで一択的な流れがあります。

とは言え、実際の取引ではレバレッジだけでなく、スプレッドやロスカット水準、ボーナスなど様々な要素で総合的に見るべきです。
海外FX業者は、レバレッジを含めて、個々の特徴が大きく分かれますから、トレードスタイルに合ったFX口座を使いましょう。

-FXの基礎知識