国内FXに当たり前の様に存在する「追証」がXMTRADINGにはありません。
「ゼロカットシステム」と言いまして、トレーダーの自己投資金額を超える損失は、発生することは絶対にないシステムです。
何処まで行っても、預けた証拠金を超える損失が発生しないことで安心してFXのトレードに専従できます。
今回、この「ゼロカットシステム」について書いて行きますので、最後までお読みください。
今なら3000円の取引ボーナスがもらえる
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XMのゼロカットシステムとは?
本来、口座維持率が20%以下になるとポジションごとに順次ロスカットされ、口座残高がマイナスになることは無いのですが、相場の変動力が大きすぎてサーバーが正常に機能せず、いわゆるフリーズ状態になり、レートが飛んだりすることが有ります。
ここ最近ですと、一昨年に発生したフラッシュクラッシュ時などの数百ピップスもレートが一挙に下落し、スプレッドも100pips以上開いたりしますと、潤沢に入れていた資金でも追いつかず、口座残高がマイナスになる現象が発生します。
損切設定をしていてもその設定を飛び越えてしまい、機能せずマイナスポジションを抱えたまま暴落に付き合うことになるのです。
最終的に、口座残高がマイナス表示になります。
このマイナスを数時間後に「0円」にリセットしてくれるのがXMのゼロカットシステムです。
1.追証とゼロカットシステムの違い
「追証」は追加証拠金=追加保証金の略語で「おいしょう」と言います。
国内FX業者は基本的にロスカット率が100%の業者が多いですので、口座維持率が120%~150%程度でマージンコールのメールが届きます。
そこで入金をするか、ポジションを減らして口座維持率を上げない場合はロスカット率に応じてポジションがロスカットされます。
そして、急な相場の変動時はサーバー処理が間に合わず、口座残高がマイナスになってしまうケースは「追証」の発生です。
国内FX業者への借金となります。
マイナスを埋めないとトレードは続けられません。
「ゼロカットシステム」は口座残高がマイナスになっても、一時的な現象で数時間待てば口座残高はリセットされ0円になります。
スイスフランショックの時にマイナス口座になり、XMTRADINGに尋ねたのですが、クレジットカードなどで慌てて入金をすると入金額がマイナス残高を埋めてしまい、ゼロカットシステムが機能しなくなり後々処理が面倒になるので、残高が0円になってから入金する様に言われました。
ゼロカットシステムが機能しない?
XMでは入金額に応じて、ボーナスが受け取れます。
※受け取れるボーナスのシステムは下記表をご覧ください。
入金額 | 受け取り可能ボーナス | |
5万円までの入金 | 100%ボーナス ※5万円入金で5万円ボーナスが受け取れる | |
225万円までの入金 | 20%ボーナス | |
例
50万円入金した場合 |
入金額 | ボーナス |
5万円 | 5万円 ※100%ボーナス | |
45万円 | 9万円 ※20%ボーナス | |
合計金額 | 5万∔45万∔5万∔9万=64万円 ※証拠金=50万円、ボーナス=14万円 |
トレードの失敗によるマイナスは口座残高から惹かれていきますので、口座残高がマイナスになってもボーナス残高が残っているかぎり、ゼロカットシステムは発動しません。
実際、ボーナス残高だけでもまだポジションを持ててトレードを続けられます。
▷XMのボーナスについて完全解説!【もうボーナスで損はしない】
XMのゼロカットシステムの悪用はNG!
トレーダーに取って最後の命綱ともいえる、ゼロカットシステムを悪用している人が存在します。
XMでは同口座での両建ては可能ですが、別口座や他社との両建ては禁止しています。
XMは同口座での両建ては、保有ポジションの証拠金が0円になり、口座維持率に影響を与えません。
両建てをする場合の証拠金に対する捉え方は3通り有ります。
1ドル100円
ロング・ショート1万通貨 |
XM:両建てで0円
証拠金は相殺されます |
B社:両建ての片側のみ0円
片側は証拠金が必要 |
C社:両建てで両方かかる
B社の2倍証拠金が必要 |
必要証拠金(レバ25倍) | 0円 | 4万円 | 8万円 |
※XMTRADINGは両建てをすると必要証拠金がかからないですが、両建てを解除する際に証拠金が必要になりますので気を付けて下さい。
▷【本質】XMは両建てOK!初心者が知らない両建ての使い方を徹底解説
悪用実例1
米国雇用統計などの相場が急激に動くことが予想される重大経済指標発表に合わせて、XMTRADINGに小資金を預けてレバレッジを効かせ、持てるだけ多めのロット数をロングポジションに所持します。
そして、同じくゼロカットシステムを採用しているB社でショートポジションを同ロット所持し、片側は利益が伸びて片側はゼロカットシステム発動でロスカットを狙うトレード方法。
ロスカットされた方は少ない証拠金の分だけ損失が発生し、片方の側はレバレッジを最大限に生かして大きく儲けるわけですが、この行為がXM社やB社に発覚した場合は両社で口座凍結になる可能性が高いです。
悪用実例2
ロングのスワップポイントが高いXMTRADINGでロングポジションをロット数多い目に保有し、XMTRADINGのロングポジションで受け取れるスワップポイントよりも、マイナススワップポイントが少ないB社でショートポジションを同ロット数所持して、毎日スワップポイントの差額を貰う長期投資の方法です。
有事が発生して片方がゼロカットシステムの発動でロスカットされ、一方が大きく儲けられたら全て利確して、リセットして同じ手法を繰り返す投資方法ですが、これも規約違反になり発覚時には口座を凍結される可能性が高いです。
悪用実例①②とも発覚して口座を凍結された実例を筆者は知っております。
XMのゼロカットシステムのリアル体験
筆者は2005年1月に株式投資から外国為替投資に重きを移行させました。
そして、追加証拠金(追証)の体験1回、ゼロカットシステムによる投資金額のみの損失2回を経験しております。
1998年4月に個人投資家にもFXの門戸が開かれ、2005年頃はFXバブルの様な状態となり、海外投資家達からも日本の個人投資家を象徴して「ミセスワタナベ」と言われる程、マーケットが東京時間になると軒並み外貨が上昇を始める程の力がある時期でした。
普通の主婦や学生が数千万円、数億円稼いだなどが紙面をにぎわし、脱税で捕まる猛者の者も出て来ました。
FX取扱業者も色々な業者が大勢あらわれ、レバレッジ規制もない時代でしたから、400倍までレバレッジを効かせられるFX取扱業者も多々ありました。
そして、中には怪しい業者も存在し、取引手数料は当たり前の時代でしたが、異常に広がるスプレッド、レート遅配、スリッページ、オフクォート、リクオートは当たり前で別に約定手数料などと意味不明な手数料や、業者側にとって都合の良い約定をするなど、ある意味カオスの時代でした。
2005年7月に金融先物取引法が改正され全ての業者に登録を義務付けさせました。
その結果、怪しい業者は自然淘汰されて、残った国内FX業者は大手資本系列会社のみ、いわゆる健全な業者だけになりました。
1.XM取引以前のリーマンショックで「追証」を体験
2007年にアメリカの住宅バブルが崩壊しサブプライムローン問題が表面化して世界的な金融危機状態に陥りました。
そして、サブプライムローンのパッケージ化された不良債権を大量に買い込んでいた、リーマン・ブラザース・ホールディングスが64兆5000億円の負債を抱えて2008年9月15日倒産したことで、リーマンショックと一般的に言われる相場の大変動期が発生しました。
筆者はサブプライムローン問題が表面化した際に急激に下落した、AUD/JPY(オーストラリアドル円)のロングポジションを買い増しし、加重平均値80.56円で30万通貨(3Lot)保有しておりました。
2008年9月15日リーマンブラザース倒産時のレートは約500pips下落はしましたが、上記表を見て頂ければお分かりいただけると思いますが、損益は1,462,800円の含み益状態で、維持率は2997%取引で、余力は3,720,300円と余裕でした。
確かに前日からは70万円程度目減りしていましたが、「また直ぐに増えるだろう」と安易に考えておりました。
翌日から更に含み益が目減りしていき、多少不安にはなりましたが、数日後には反発し元の200万円以上の含み益に戻り、「やはり、思った通り」と放置状態でした。
そして、土日が明け、2008年10月6日の月曜日、いきなり1000pipsの下落をむかえました。
筆者の口座資金2,385,900円、リーマンブラザース破綻時でさえ含み益1,462,800円でしたのが、-207,600円「追証発生」です。
とうじ、取引をしていた国内FX業者への借金です。
翌日に、100万円入金してトレードを再開しました。
当時、リーマンブラザース破綻後は毎日200pips~300pipsの変動は当たり前で、ただ下落して行くだけでなく反発して500pips上昇なども珍しくない状態でした。
確かにマーケットは大騒ぎでしたが、1日で1000pipsも下落するとは想定外でした。
2.XMでスイスフランショックに遭遇
次は、ゼロカットシステムに救われた?体験談を買いていきます。
レバレッジ規制で2010年に国内FXはレバレッジを50倍までに下げ、翌2011年には25倍までと決められました。
ちょうどその頃、海外FX業者のネット広告が目に付く機会が増え、国内FX のレバレッジ規制に不満を持つ筆者も、当時レバレッジ888倍と最高倍率の「Trading Point(現在のXMTRADING)」に口座を開設いたしました。
XMTRADINGでオーストラリアドルを中心にトレードを続けていました。
2015年1月15日の夕刻に突然訪れました、スイスフランショック、筆者はXMTRADINGにAUD/CHF(オーストラリアドル/スイスフラン)のロングポジションを持っていました。
2011年9月からスイス中央銀行の介入によるユーロの買い支えで、1ユーロ=1.2スイスフランのユーロペッグを保っていたのですが、突然の放棄となり未曽有宇の出来事であるスイスフランショックが発生しました。
1.20095から0.9647まで一直線に下落しています、2,359pipsもの大暴落です。
4年程度の間EUR/CHFは1.2フラン以下にはさせない発言を基に、EUR/CHFが1.2スイスフラン近辺に下落してきたら必ず上昇をするので、そこでロングポジションを持てば必ず勝てていたのです。
当時、誰もがそろそろ限界なのでは無いかと思ってはいましたが、1週間前にスイス中央銀行総裁が現在の状態(スイスフラン売りのユーロ買い)は続けると発言したばかりでしたが、行き成りペッグを放棄しました。
相場自体は、スイスフラン買いのユーロ売り圧力は常に強くありましたが、介入によりレンジ相場を続けていました。
特に有事の際に為替は、ドル、円、スイスフランが買われるのは常識でした。
そして、筆者は夕刻にEUR/CHFのチャートを見ておりました。
突然垂直にすごい勢いで下落していきました。
チャートの勢いが余りに凄まじいので、まさか、AUD/CHFはどうだろうと、自身の所有ポジションを見ました。
同じく、垂直に落下しており、慌てました。
0.84057から0.68481までの1,557pips落ちの大暴落です。
この直前、AUD/CHF全ポジションの利益確定も考えていましたが、AUD/CHFはパリティー(1フラン)を目指すのではないかと欲をだし、決済を見送ってしまいました。
過去、数年単位でAUD/CHF=1スイスフランオーバーになっていました。
直前までは約40万円の含み益で口座残高と合わせますと793,980円のトレード資金力でしたが、暴落にあい、-429,664円のマイナスとなりました。
筆者の失敗は、一応ショートポジションの予約を入れてはいたのですが、下落に合わせて次々と反応する範囲で早めの利益確定をしてしまったことです。
まさか、1557pipsも下落するとは思わなかったのです。
日本のFX会社ですとこの-429,664円(追証)が借金になってしまうわけです。
この暴落がどれ程の威力であったかは、イギリスの優良なFX会社アルパリが破産に追い込まれた程でした。
また、日本の金融庁は法人口座のレバレッジを、個人口座並みに規制強化させました。
この時スイスフラン円も確認しましたが逆に114円から139円まで上昇した、大暴騰でした。
実に2,500pipsの上昇です。
この時の筆者のマイナス-429,664円は相場が落ち着き数時間後には0円になっていました。
口座に入れてある金額よりも、マイナスが大きくなった時に、0円に戻す、これがゼロカットシステムです。
要するに、自己資金以上の損失を受けることは無いわけです。
この時に始めた預け資金は10万円で受け取ったボーナスは6万円の合計16万円でした。
2018年8月に発生したトルコリラショックの際も、XMTRADINGにEUR/TRY(ユーロ/トルコリラ)ショートポジションを保持していて、ゼロカットシステムに助けられました。
XMのゼロカットシステムについてのまとめ
XMのゼロカットシステムを詳しく解説してきました。
ゼロカットシステムに助けられた筆者の体験やゼロカットシステムを悪用するトレーダーも存在する事実です。
ただ言えることは国内FX業者の「追証」の存在は体験をした筆者にとっては恐怖でしかないです。
証券会社対ユーザー(一般トレーダー)間で取引をする相対取引(DD方式)においては圧倒的にユーザー側が不利になり、胴元と勝負しても勝てるわけが無いです。
※XMTRADINGは公明正大なNDD方式です。
▷【本質】XMのNDD方式とは?国内のDD方式の違いと優位性を解説
FXはゼロサムゲームですので、小資金の一般投資家は飲み込まれる危険が高いことを理解しておいてください。
投資はポケットマネーでやれる範囲で楽しみましょう。
それにはレバレッジが高いXMTRADINGでレバレッジを効かせてトレードができるので最適です。
今なら3000円の取引ボーナスがもらえる
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