FXを始めたなら「勝てる手法」を誰もが探します。
しかし、誰が使っても勝てる手法はありません。
なぜなら、同じ手法でも本質を知らなければ勝てないからです。
例えば、億トレーダーの手法を完全に覚えたとして、実際アナタは億トレーダーになっていませんよね?
手法を使いこなすには、本質を知る必要があります。
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FX手法より、本質を知るべき理由
FXで手法より重視すべき本質は3つあります。
手法が先か?本質が先か?の問いは結論「本質を理解しないと手法は使いこなせない」です。
つまり、本質を知らなければ、どんな手法を使っても勝てません。
例えば、英語学習で置き換えると分かりやすいです。
英語は学生時代に勉強し、テストでも高得点を出してもネイティブの人と会話が出来る人はごくわずか。
つまり、英語は本質的に言葉として覚えるべきなのに、英語テストの為に勉強していた。だから、リアルな英会話で使う事ができません。
英語学習は、英語を覚える為の方法であり、英語=言葉として本質を理解しないと役に立ちません。
FXの手法と本質も同じです。
手法とは本質を分かりやすくルール化したもの、相場の原理原則を知らないと実践では使えません。
FXの本質とは?3つの原理原則
FXの本質とは、相場における原理と原則です。
稀に、「FXは上がるか?下がるか?2択を当てるゲームだ。」という意見もありますが少し違います。
相場に共通する普遍的な原理・原則を利用して、2択の確率が有利な所だけトレードして稼ぐのがFXです。
FXの本質3つの原理原則
- 価格が全て
- 絶対はない、相場はランダム
- 相場は上がって下がるの繰り返し
FXの本質「価格が全て」
FX勝てない人ほど「指標の結果が予想外だったから」「○○の発言で急に下がった」など負けの理由を探します。
しかし、情報による相場の変動は結果論に過ぎません。
なぜなら、FXは価格が全てだからです。
仮に、悪い材料があったとしても相場参加者が「この価格で買いたい」と判断すれば、それが正解になります。
ちなみに、悪材料が出ても相場が変わらない事を「折込済み(おりこみずみ)」と言ったりします。
メンタルはFXで必須?
似た話題として「FXでメンタルで勝てる?」といった話題があります。
確かに、個人で淡々とトレードするメンタルは重要です。
しかし、優れたトレード技術を持っていればメンタルは重要ではありません。
なぜなら、「予想外の出来事に対して、メンタルが削られるから」です。
例えば、よくある間違いで「結局は予想が合っていたのに、損切りが早すぎた」というケースがあります。
しかし、エントリー価格に対して予想の範囲で逆行(逆に動く)なら、何も気にならないはずです。
予想外の含み損に耐えている時点で、トレード戦略に問題があります。
FXの本質「価格が全て」を理解していれば、含み損も少なく、理想的なエントリー価格を狙うはずです。
FXの本質「絶対はない、相場はランダム」
原則として「相場はランダム」です。
FXの本質として、相場に絶対ない事を知るだけで、勝率100%や必勝○○といった怪しいFX教材に騙されずに済みます。
なぜなら、FXトレードをする人が同じ意図で取引はしないからです。
例えば、2013年の段階で世界50万人以上の個人トレーダーがFXをしているといったデータがあります。
ネットやFX業者の普及から考えると、少なくとも現在は倍以上でしょう。
100人でも同じ考えで取引はしません。
買う人が入れば、全く別の価格で売りを考える人もいます。
したがって、相場は基本的にランダムです。
誰にもコントロールする事も、完璧に予測する事もできません。
相場がランダムなら、FXはギャンブル?
「相場がランダムに動くなら、FXはギャンブルではないか?」日本人に多いこの考え方。
しかし、FXはギャンブルではありません。
(法的な部分は言うまでもなく、投資とギャンブルで分別されていますが)
なぜなら、相場はランダムの中に一定の規則性があるからです。
そして、FXとギャンブルの違いとして負けを100%コントロールすることが出来ます。
FXでは、負けた時に損失を抑える「損切り」があります。つまり、負けたとしても金額を固定できるのです。
そして、利益が期待できるポイントでは大きく狙う事ができます。
しかし、ギャンブルでは負け=賭けた金額。倍率が高い時ほど、確率も低いです。
パチンコなら機械、競馬なら馬と他者に勝てるか否かは依存します。
しかし、FXでは負けは自分で金額を抑えられ、勝ちは自分の思う戦略で決められます。
儲かるも相場次第とは言いますが、儲かるところだけを狙うのはアナタ自身です。
ランダムに動く中、一定の規則性が出た時だけ高確率で稼ぎやすい場面があります。
規則性とは、手法です。
手法が成立しそうな場面で、負けた時は小さく負け、勝った時の利益は大きく狙えるのがFXの強みになります。
FXの本質「相場は上がって下がるの繰り返し」
結局の所、相場は上がっては下がるの繰り返しです。
その中で、私達は都合の良い所だけをトレードしてお金を稼いでいます。
根本的に、FXの相場は買い手と売り手で作られています。
つまり、このような絶対的な原則があります。
- 買ったらどこかで売らないと利益にならない
- 売ったらどこかで売らないと利益にならない
上がり続ける相場も、下がり続ける相場もありません。
仮に、世界のお金を大半持っているトレーダーでも、いずれかのタイミングで決済する必要があります。
また、ポジションを売るには同じ価格で買いたい人がいなければ成立しません。
したがって、永遠にあり得ない価格まで相場が上がり続ける事もないです。
分かりやすく言うと、FXの本質は「割高・割安」を狙う事。
例えば、上昇トレンドの相場でもどこかで売らないと買い手は利益になりません。
売られる場面が必ずあります。
上昇トレンドで価格は上げやすいけど、売られて下がったなら「割安」と判断できます。
- 上がる可能性のある銘柄を、割安で買う
- 下がる可能性のある銘柄を、割高で売る
FXの本質は「上がって下がってを繰り返す価格」の中で、上がりやすい時・下がりやす時を見極める事が大切です。
そして、割高・割安の時を手法で分かりやすく判断し、有利に買い売りをするのが上手いトレードと言えます。
テクニカル分析で環境を認識する
手法は割高、割安を分かりやすく判断するのに使います。
あとは、テクニカル分析で「上がりやすい」「下がりやすい」を判断するのが重要です。
相場はランダムですが、一定の規則性があるとお伝えしました。
例えば、チャートパターンで「この形の後は上がりやすい」といった規則性を探すのも良いでしょう。
また、過去のチャートから前回はこの価格で買われたといった部分を見つけるのも良いです。
前回、この価格で買われた=最近の価格で割安だったと部分とも言えます。
まとめ
今回は「【超重要】FX手法より本質を学べ!3つの相場原理」のテーマでした。
この記事をまとめると「FXとは、ランダムに動く価格から規則性を見つけ、利益を抜き取るもの」といった感じです。
今後を絶対に当てるのは不可能ですが、こうなりやすいパターンや、必ず価格は上昇と下降を繰り返すといった原理原則があります。
その中でも、比較的に高確率で当てやすい部分を手法や戦略をもってトレードしているのがFXです。
なので、最終的に手元に利益が残るように分かる所だけを取引しましょう。
とりあえず買うではなく、「買い・売り・待つ」で相場に合わせて対応です。
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