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【XM】MT4からヒストリカルデータをダウンロードする方法

2020年4月28日

【XM】MT4からヒストリカルデータをダウンロードする方法

こんな方におすすめ

  • XMで自動売買をしたい
  • 過去検証のデータが欲しい
  • ヒストリカルデータとは?

今回は「XMのMT4からヒストリカルデータをダウンロードする方法」を解説します。

自動売買・過去検証の初心者でも大丈夫です。
実際の操作画面に沿って計18枚の画像で詳しくお伝えします。

ヒストリカルデータがあれば、土日祝の市場休業日にトレードの練習ができます。
爆速でFXを上達させるには、覚えて起きたい手順です。

注意

PCからヒストリカルデータは取得します。
スマホからだと、ヒストリカルデータの取得はもちろん、既存のデータを操作できません。

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ヒストリカルデータとは

ヒストリカルデータとはチャートの記録です。

  • 過去にどんな風にチャートが動いていたか?
  • その時の価格はいくら?

これらを保存したデータになります。
単純にチャートを戻るのではなく、どんな動きでローソク足が形成されたか?
まで細かい記録です。

つまり、チャートをタイムスリップできるイメージです。
過去にさかのぼって分析したり、疑似的にトレードすることが可能になります。

ヒストリカルデータの使い道

  • 自動売買の過去検証(バックテスト)
  • チャートを使った手法検証
  • オフライン(土日も)デモトレードをする

ヒストリカルデータを
ダウンロードする前に

  • ヒストリカルデータのサイズを指定
  • ヒストリカルデータの使用許可の設定

XMのMT4から、「ヒストリカルデータをダウンロードする前」に上記の作業が必要です。

なぜなら、ヒストリカルデータを初期設定でダウンロードしても意味がないからです。

例えば初期設定では「ごく短期間のヒストリカルデータしかダウンロードできない」といった問題があります。

また、自動売買の検証等にヒストリカルデータを使うなら、事前に使用許可を設定する必要があります。

とは言え、特別な手続きは不要です。
PCからMT4の操作を行うだけで、簡単に終えられます。

ヒストリカルデータのサイズを指定

  • MT4を起動する

ヒストリカルデータのサイズを指定

まずはMT4を普段通り起動しましょう。
MT4の上部メニューから「ツール」→「オプション」をクリックします。

  • 「チャート」をクリック

ヒストリカルデータのサイズを指定

オプションのメニューが表示されます。
上部のタブから「チャート」をクリックしましょう。
こちらから、全てのヒストリカルデータをダウンロードできるように設定します。

  • 「チャートの最大バー数」をクリック

ヒストリカルデータのサイズを指定

「チャートの最大バー数」をクリックします。
(チャートのデータを読み込める最大値です)
具体的には、MT4上に表示できるローソク足の数になります。

  • 最大値を自動入力する

ヒストリカルデータのサイズを指定

チャートの最大バー数の欄に「9999999」と入力します。
入力したら、Enterキーを押します。
自動的にオプションが閉じられますが問題ないです。

  • 「オプション」を再び開く

ヒストリカルデータのサイズを指定

先ほどと同様の操作で「ツール」→「オプション」を開きます。

  • 最大値が自動取得される。

ヒストリカルデータのサイズを指定

再び「チャート」のメニューを開くと、さきほど入力した「9999999」の数値が変わっています。

その数字が、ヒストリカルデータで取得できるチャートの最大値です。

ヒストリカルデータのサイズを指定

最大値が分かったので、「チャートの最大バー数」をコピーします。
(右クリックでコピー)

  • 「ヒストリー内の最大バー数」に入力

ヒストリカルデータのサイズを指定

左側の「ヒストリー内の最大バー数」に貼り付けます。
この作業で、取得できるヒストリーデータが最大化できました。

最大バー数を変えずに、ヒストリーデータをダウンロードすると、取得できるチャートが短くなります。

ヒストリカルデータの使用許可の設定

  • 「オプション」を開きます。

ヒストリカルデータの使用許可の設定

ヒストリカルデータを自動売買や過去検証ツールで使えるように設定します。
MT4の上部メニューより「ツール」→「オプション」をクリックしましょう。

※ヒストリカルデータの使用許可の設定をしないと自動売買や過去検証ツールで使用できません。

  • 「エキスパートアドバイザ」を開く

ヒストリカルデータの使用許可の設定

オプションのメニューが表示されます。
上部のタブから「エキスパートアドバイザ」をクリックしましょう。

  • 2つの項目を許可

ヒストリカルデータの使用許可の設定

上記の2項目にチェックを入れます。
これで、ヒストリカルデータを自動売買や過去検証に使えます。

ヒストリカルデータをダウンロードする

ここまで、ヒストリカルデータを正しくダウンロードする準備を解説しました。

次に、「XMのMT4からヒストリカルデータをダウンロードする方法」をお伝えします。

  • 「ヒストリーセンター」を開く

ヒストリカルデータをダウンロードする

MT4の上部メニュー「ツール」→「ヒストリーセンター」をクリックしましょう。

  • 「ヒストリーセンター」が表示される

ヒストリカルデータをダウンロードする

上記の画像のようにエックスエムで取引できるすべての通貨ペア、指数等の一覧が表示されます

  • ヒストリカルデータを取得したい銘柄(通貨ペアなど)
  • ヒストリカルデータを取得したい期間(1分足~月足など)

これらの条件を選ぶ事ができ、欲しいヒストリカルデータをダウンロードできます。

  • 「銘柄」と「期間」を指定する

ヒストリカルデータをダウンロードする

今回は、豪ドル円の1時間足を例に手順を解説します。

通貨ペアのヒストリカルデータ→Forex1/2・通貨ペア名・時間足の順にクリック
指数のヒストリカルデータ→CFD・指数名・時間足の順にクリック
先物指数のヒストリカルデータ→CFD Future・先物指数名・時間足の順にクリック
貴金属のヒストリカルデータ→Spot Metal・貴金属名・時間足の順にクリック

  • 「ダウンロード」をクリックして完了

ヒストリカルデータをダウンロードする

取得したい通貨ペアを選択したら、「ダウンロード」をクリックしましょう。

ヒストリカルデータをダウンロードする

この様に緑色のゲージが表示されていればOKです。

ダウンロードが終わると、MT4のフォルダに「通貨ペア名.hst」の名前で保存されます。

ヒストリカルデータの注意点

XMのMT4から、ヒストリカルデータを取得する際の注意点を解説します。
MT4から、ヒストリカルデータを取得する際に以下の画面が出ます。

ヒストリカルデータの注意点

これは、ヒストリカルデータは「クォンツ社」のサーバーからになるといった文章が書かれています。

つまり、チャートの細かい部分はXMと少し差があるという事です。

スプレッドやカバー銀行(FXの価格を表示する元)によって、XMで取引していた時のチャートと少し違っている可能性があるけど良いですか?といった意味になります。

実は、同じ通貨ペアでも微妙にチャートは違っています。

XMの当時のチャートをヒストリカルデータで欲しい場合は、有料のツールを使う必要があるので注意しましょう。

とは言え、ほとんど同じで0.01pipsの差が数秒あるとったレベルなので気になりません。
何より、MT4からなら完全無料でダウンロード出来るメリットが大きいです。

まとめ

今回は「【XM】MT4からヒストリカルデータをダウンロードする方法」のテーマでした。

この記事をまとめると

  • ヒストリカルデータは事前に設定が必要
  • ヒストリカルデータは「通貨ペア」「期間」で欲しい部分だけ入手可能
  • XMの当時チャートと少し誤差がある

上記の内容でお届けしました。

また、当サイトでは自動売買を初心者向けに解説もしています。

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