こんな方におすすめ
- XMで自動売買をしたい
- 過去検証のデータが欲しい
- ヒストリカルデータとは?
今回は「XMのMT4からヒストリカルデータをダウンロードする方法」を解説します。
自動売買・過去検証の初心者でも大丈夫です。
実際の操作画面に沿って計18枚の画像で詳しくお伝えします。
ヒストリカルデータがあれば、土日祝の市場休業日にトレードの練習ができます。
爆速でFXを上達させるには、覚えて起きたい手順です。
注意
PCからヒストリカルデータは取得します。
スマホからだと、ヒストリカルデータの取得はもちろん、既存のデータを操作できません。
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ヒストリカルデータとは
ヒストリカルデータとはチャートの記録です。
- 過去にどんな風にチャートが動いていたか?
- その時の価格はいくら?
これらを保存したデータになります。
単純にチャートを戻るのではなく、どんな動きでローソク足が形成されたか?
まで細かい記録です。
つまり、チャートをタイムスリップできるイメージです。
過去にさかのぼって分析したり、疑似的にトレードすることが可能になります。
ヒストリカルデータの使い道
- 自動売買の過去検証(バックテスト)
- チャートを使った手法検証
- オフライン(土日も)デモトレードをする
ヒストリカルデータを
ダウンロードする前に
- ヒストリカルデータのサイズを指定
- ヒストリカルデータの使用許可の設定
XMのMT4から、「ヒストリカルデータをダウンロードする前」に上記の作業が必要です。
なぜなら、ヒストリカルデータを初期設定でダウンロードしても意味がないからです。
例えば初期設定では「ごく短期間のヒストリカルデータしかダウンロードできない」といった問題があります。
また、自動売買の検証等にヒストリカルデータを使うなら、事前に使用許可を設定する必要があります。
とは言え、特別な手続きは不要です。
PCからMT4の操作を行うだけで、簡単に終えられます。
ヒストリカルデータのサイズを指定
- MT4を起動する
まずはMT4を普段通り起動しましょう。
MT4の上部メニューから「ツール」→「オプション」をクリックします。
- 「チャート」をクリック
オプションのメニューが表示されます。
上部のタブから「チャート」をクリックしましょう。
こちらから、全てのヒストリカルデータをダウンロードできるように設定します。
- 「チャートの最大バー数」をクリック
「チャートの最大バー数」をクリックします。
(チャートのデータを読み込める最大値です)
具体的には、MT4上に表示できるローソク足の数になります。
- 最大値を自動入力する
チャートの最大バー数の欄に「9999999」と入力します。
入力したら、Enterキーを押します。
自動的にオプションが閉じられますが問題ないです。
- 「オプション」を再び開く
先ほどと同様の操作で「ツール」→「オプション」を開きます。
- 最大値が自動取得される。
再び「チャート」のメニューを開くと、さきほど入力した「9999999」の数値が変わっています。
その数字が、ヒストリカルデータで取得できるチャートの最大値です。
最大値が分かったので、「チャートの最大バー数」をコピーします。
(右クリックでコピー)
- 「ヒストリー内の最大バー数」に入力
左側の「ヒストリー内の最大バー数」に貼り付けます。
この作業で、取得できるヒストリーデータが最大化できました。
最大バー数を変えずに、ヒストリーデータをダウンロードすると、取得できるチャートが短くなります。
ヒストリカルデータの使用許可の設定
- 「オプション」を開きます。
ヒストリカルデータを自動売買や過去検証ツールで使えるように設定します。
MT4の上部メニューより「ツール」→「オプション」をクリックしましょう。
※ヒストリカルデータの使用許可の設定をしないと自動売買や過去検証ツールで使用できません。
- 「エキスパートアドバイザ」を開く
オプションのメニューが表示されます。
上部のタブから「エキスパートアドバイザ」をクリックしましょう。
- 2つの項目を許可
上記の2項目にチェックを入れます。
これで、ヒストリカルデータを自動売買や過去検証に使えます。
ヒストリカルデータをダウンロードする
ここまで、ヒストリカルデータを正しくダウンロードする準備を解説しました。
次に、「XMのMT4からヒストリカルデータをダウンロードする方法」をお伝えします。
- 「ヒストリーセンター」を開く
MT4の上部メニュー「ツール」→「ヒストリーセンター」をクリックしましょう。
- 「ヒストリーセンター」が表示される
上記の画像のようにエックスエムで取引できるすべての通貨ペア、指数等の一覧が表示されます
- ヒストリカルデータを取得したい銘柄(通貨ペアなど)
- ヒストリカルデータを取得したい期間(1分足~月足など)
これらの条件を選ぶ事ができ、欲しいヒストリカルデータをダウンロードできます。
- 「銘柄」と「期間」を指定する
今回は、豪ドル円の1時間足を例に手順を解説します。
通貨ペアのヒストリカルデータ→Forex1/2・通貨ペア名・時間足の順にクリック
指数のヒストリカルデータ→CFD・指数名・時間足の順にクリック
先物指数のヒストリカルデータ→CFD Future・先物指数名・時間足の順にクリック
貴金属のヒストリカルデータ→Spot Metal・貴金属名・時間足の順にクリック
- 「ダウンロード」をクリックして完了
取得したい通貨ペアを選択したら、「ダウンロード」をクリックしましょう。
この様に緑色のゲージが表示されていればOKです。
ダウンロードが終わると、MT4のフォルダに「通貨ペア名.hst」の名前で保存されます。
ヒストリカルデータの注意点
XMのMT4から、ヒストリカルデータを取得する際の注意点を解説します。
MT4から、ヒストリカルデータを取得する際に以下の画面が出ます。
これは、ヒストリカルデータは「クォンツ社」のサーバーからになるといった文章が書かれています。
つまり、チャートの細かい部分はXMと少し差があるという事です。
スプレッドやカバー銀行(FXの価格を表示する元)によって、XMで取引していた時のチャートと少し違っている可能性があるけど良いですか?といった意味になります。
実は、同じ通貨ペアでも微妙にチャートは違っています。
XMの当時のチャートをヒストリカルデータで欲しい場合は、有料のツールを使う必要があるので注意しましょう。
とは言え、ほとんど同じで0.01pipsの差が数秒あるとったレベルなので気になりません。
何より、MT4からなら完全無料でダウンロード出来るメリットが大きいです。
まとめ
今回は「【XM】MT4からヒストリカルデータをダウンロードする方法」のテーマでした。
この記事をまとめると
- ヒストリカルデータは事前に設定が必要
- ヒストリカルデータは「通貨ペア」「期間」で欲しい部分だけ入手可能
- XMの当時チャートと少し誤差がある
上記の内容でお届けしました。
また、当サイトでは自動売買を初心者向けに解説もしています。
▷【初心者向け】XMで自動売買をするなら覚えておきたい5つの基礎
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