「海外FXを使ってる人が多いけど、実際何が良いの?」といった疑問を持っている方へ
海外FXを利用することで、高いレバレッジによる取引ができたり、追証による借金のリスクを無くすことができます。
実は、多くのトレーダーにとって海外FX口座を使うメリットは多いです。
しかし、海外FX=日本国内以外の海外FX業者といっても幅広く、初心者のうちは特に口座選びや、基礎知識の理解が重要です。
本記事では海外FXを利用する上での、初心者向けガイドラインをお届けします。
海外FXを使うメリットや、国内FXとの違いや始め方まで、初心者向けに徹底的にまとめました。
海外FXとは?国内との違い
「海外FX」とは、文字通り、日本以外に拠点をおく海外のFX業者を指します。
日本以外に拠点をおくことで、高いレバレッジや追証無しなど、日本では法規制によって実現できない取引環境を利用可能です。
国内FX | 海外FX |
最大25倍がレバレッジの上限 | 最大1000倍以上も多数 |
口座残高以上の損失が発生する | 口座残高以上の損失は発生しない |
相対取引が多い | 市場取引が多い |
例えば、国内FX(日本)と海外FXの違いを挙げると上記の通りです。
海外FXとは、国外のFX業者の全てを指すため、国によって規制などが異なります。
とは言え、トレーダーや投資家にとって有利な環境を提供する海外FX業者は多いです。
具体的な各国の規制事情から、レバレッジと損失、FX業者の仕組みについて見てみましょう。
海外FXと日本のレバレッジ
もちろん、国によってはレバレッジに上限があり、必ずしも「日本だけがレバレッジ規制が厳しい」といったことはありません。
お隣の韓国では最大20倍、金融大国のアメリカでは最大100倍。韓国は日本よりレバレッジが低いです。
しかし、基本的に海外ではレバレッジ上限に規制を設けてはいません。
例えば、日本を含めて多くの国が金融に関する規制の参考にした、イギリスでは最大レバレッジが無制限です。
世界的に評価されているイギリスの規制下においても、日本の最大25倍レバレッジは厳しいルールと言えるでしょう。
口座残高を超える損失について
2021年現在の国内FX業者では、口座残高を超える損失を発生した場合はユーザー自身が支払う必要があります。
口座残高の過不足をいわゆる「追証(おいしょう)」と言い、取引による損失が口座残高を超えた追証はユーザーが支払う、実質の借金となるのです。
海外FX業者では、基本的に追証が発生しないゼロカットが導入されています。
ゼロカットとは、口座残高を超える損失が発生し、マイナス残高となった場合にマイナス分をFX業者が相殺して、ゼロにするといった顧客保護の仕組みです。
日本の法律ではゼロカットができない
取引が成立する仕組みが国内と海外で違う
国内も海外もFXの取引で実際に行う操作に違いはありません。
しかし、私達が買い、売りの注文をして取引が成立するまでの裏方の仕組みに違いがあります。
海外のFX業者→NDD方式と言われる、金融機関との直接取引が多い
なぜなら、私達顧客の注文が約定し、ポジションが成立するまでの流れに上記の違いがあるからです。
国内のFX業者では、顧客の注文をディーラーが管理し、他の顧客の注文と結びつけるなどして注文を相殺する仕組みが多くあります。
顧客注文が実際に市場に流れないため、顧客の損失自体がFX業者の利益に繋がる仕組みです。
ディーラーが介入する店頭取引(DD方式)、市場に流れない注文は、市場のスプレッドを加味する必要がないため、かなり低いスプレッドが実現できます。
海外FX業者が多く採用するNDD方式では、取引システムを介し、金融機関の注文と結びつくことで機械的に注文が約定しています。
人為的な操作がないため、透明性が高く、約定力が高いのが特徴です。
一方で、市場のスプレッドを加味して多くの注文を約定させる必要があるため、スプレッドが広くなりやすい傾向があります。
海外FX口座を使うメリット・デメリット
海外FXのメリット | 海外FXのデメリット |
最大レバレッジが高い
追証が無いので借金のリスクがない 各種ボーナスが豊富 |
利用できなくなる可能性がある
日本語のサポートがない場合もある 国内FXより税率が高くなる |
規制事情を含めて、国内FXと海外FXの違いを解説しました。
それでは、具体的に海外FXを使うメリット・デメリットについて考えて見ましょう。
筆者自身も国内FXから海外FXに乗り換えて4年が立ちました。
実体験も交えつつ、具体的な海外FXのメリット・デメリットを解説します。
海外FXのメリット3つ
海外FXのメリット
- 最大レバレッジが高い
- 追証が無いので借金のリスクがない
- 各種ボーナスが豊富
海外FXのメリット、上記の3つについて詳しく解説します。
まとめると、海外FXを利用することで、国内の法人口座以上に有利な取引環境を個人でも利用可能です。
レバレッジや、追証無し、各種ボーナスによって、トレード資金によるハンデを最小限に減らすことができるでしょう。
最大レバレッジが高い
最大レバレッジの高さは、海外FX業者を利用する大きなメリットです。
前述した通り、海外では、FX口座のレバレッジに上限を設けない国も少なくありません。
海外FX業者では、1000倍~3000倍の非常に高いレバレッジを提供しており、中には一定条件で無制限(実質21億倍)のレバレッジもあります。
また、誤解されやすいですが最大レバレッジは高い方がリスクを下げやすいです。
実際に「ハイレバレッジ=危険」と言われるのは、有効レバレッジが高い取引であり、最大レバレッジが高いほど少ない証拠金をリスクとして取引ができます。
ハイレバレッジで危険な取引とは、証拠金に対して大きな取引数量を無理に行っている場合です。
口座残高におけるレバレッジ制限
海外FX業者だからといって、レバレッジがまったく制限されないといった事はありません。
少額資金なら、ほとんどレバレッジ制限とは無縁ですが、口座残高が多いとレバレッジ制限に注意が必要です。
海外FX口座では、取引口座の残高に応じたレバレッジ制限ルールを設けています。
各社の最大レバレッジと制限ルールは以下の記事を参考にしてください。
▼関連記事▼
海外FX業者でレバレッジが一番高いのは?全16社を徹底比較
追証が無いので借金のリスクがない
海外FX業者では、基本的に「ゼロカット」を採用しています。
つまり、口座残高以上に損失が膨らみ、巨額の借金を抱えることがありません。
なぜなら、顧客の損失を補填する行為を違法とする法律は、海外にないからです。
とは言え、根本的にFXで稼ぎたいことを理由に、自ら借金を作ってしまえば意味がありません。
あくまで、ゼロカットはFXの取引で口座残高を超える損失が発生しない仕組みであり、個人的な損失を帳消しには出来ません。
お金を借りて取引をしない自己管理も大切です。
ショック相場に対するリスク管理
金融市場では何度もショック相場と言われる異常な値動きがありました。
ゼロカットは、予測不能た事態において、顧客が不要なリスクを背負わないで済む顧客保護としての役割もあります。
もし、ゼロカットのないFX口座でショック相場を迎えてしまえば、通常のロスカットが間に合わず、多額の借金を抱える可能性は高いです。
仮に、証拠金がゼロになるよな取引をしないとしても、不測の事態に備えてゼロカットを採用するFX口座を使うのも重要なリスク管理と言えるでしょう。
各種ボーナスが豊富
海外FXと言えば、高いレバレッジやゼロカットに注目が集まります。
しかし、各種ボーナスが充実している業者が多いの海外FXを選ぶ大きなメリットです。
口座開設でトレード資金が無料で貰えたり、入金に応じて証拠金になるポイントが貰えるといったキャンペーンを実施している海外FX口座は数多くあります。
例えば、国内FX業者のキャンペーンでは、初心者には難しいレベルの取引回数が必要になるなど、ボーナス獲得までの敷居が高いです。
一方で、海外FX業者のキャンペーンは、口座開設や入金だけでボーナスが獲得できる場合が多く、初心者でもボーナスキャンペーンのうま味があります。以下の記事で、海外FXのボーナスについて解説しました。
▼関連記事▼
【入金不要!】口座開設ボーナスを実施している海外FX業者まとめ【2021年最新】
海外FXのデメリット3つ
海外FXのデメリット
- 利用できなくなる可能性がある
- 日本語のサポートがない場合もある
- 国内FXより税率が高くなる
海外FXを使うデメリットは上記の3つです。
しかし、個人の環境によっては上記のデメリットとは関係のない場合もあります。
例外となるケースも踏まえて、海外FX業者のデメリットを詳しく考えてみましょう。
ちなみに、「海外FX=スプレッドが広い」といった話もありますが、実際には国内FXと同等レベルのスプレッドで取引できる海外FX口座も少なくありません。
海外FX口座のスプレッドについては以下の記事を参考にしてください。
▼関連記事▼
【検証】海外FX業者のスプレッド比較!通貨ペア別で調べてみた。
利用できなくなる可能性がある
海外FXを使う最大のデメリットとは、「利用できなくなる可能性があること」です。
海外FXは、各国の規制を理由に利用できなくなる可能性があります。
例えば、日本の金融庁による圧力によって、CySEC(キプロス証券取引委員会)の管轄にある海外FX業者は日本からの利用ができなくなる事例が過去にありました。
母体の大きいFX業者は、子会社を作り、別の金融ライセンスを取得して継続してサービスを提供しています。
しかし、一部のFX業者は日本から利用できないまま、新体制を整えるのに数年かかり、利用できなくなる可能性は常に考えておくべきです。
日本語のサポートがない場合もある
そもそも海外FX業者ですから、日本語のサポート体制が十分でない場合があります。
公式サイトの日本語翻訳に不備があったり、サポート窓口が自動翻訳を使って対応するケースも少なくありません。
ただし、近年では大手の海外FX業者を中心に、日本人スタッフを起用して、国内FXと同じレベルのネイティブによる日本語サポートを設けるケースも増えてきました。
海外FXの中には、経営陣やスタッフの半数以上が日本人といった準国産の海外FX業者もあります。
根本的に、日本語のサポート体制が絶望的な海外FX業者を日本語圏で探すのは難しいので、現在は、さほどデメリットではないかも知れません。
海外FXを使うのは違法?
よくある質問で、日本から海外FXを使うのは違法では?といった話があります。
結論から申し上げますと、日本から海外FXを使うことは問題ありません。
違法なのは、「海外FX業者が日本居住者に対して宣伝・営業する行為」です。
金融庁から○○が警告を受けたといったニュースも、実は日本人居住者を対象とした宣伝・営業に問題があります。
したがって、日本から利用できる海外FX業者は「日本居住者を対象としていません」と公式サイトに注意書きを入れる様になりました。
ちなみに「未登録業者」といった言葉も、海外FXなので、日本の金融庁には未登録といった意味になります。
国内FXより税率高くなる
「国内FXより海外FXの方が税率が高くなる」これは事実であり、海外FXの税率が高いことはデメリットです。
とは言え、人によっては海外FXの方が税率が低くなるケースもあります。
また、海外FXを使っているからといって理不尽過ぎる税金を支払う必要は滅多にありません。
✓海外FXの税率
1年間の所得合計 | 所得税率 | 控除額 | 住民税率 |
195万円以下 | 5% | 0円 | 10% |
195万超~330万以下 | 10% | 9万7,500円 | |
330万超~695万以下 | 20% | 42万7,500円 | |
695万超~900万以下 | 23% | 63万6,000円 | |
900万超~1,800万以下 | 33% | 153万6,000円 | |
1,800万超~4,000万以下 | 40% | 279万6,000円 | |
4,000万超 | 45% | 479万6,000円 |
海外FXによる利益は、雑所得として扱われます。同じ雑所得と合算した金額に対して上記の税率が適用される仕組みです。
国内FXの場合は、「先物取引に係る雑所得等」に分類されるため、税率は合計で一律20%になります。
国内FXでは、損失の繰越などの優遇もあるため、たしかに海外FXの税金はデメリットと言えるでしょう。
とは言え、ゼロカットによりFXで借金を抱えないこと、レバレッジが高く、根本的に少ない資金でも大きな利益を得やすいメリットを考えると、筆者自身は税率の高さに自体にデメリットを感じていません。
▼関連記事▼
FXの海外口座は税金はいくらから?確定申告を徹底解説!
海外FX業者を選ぶ時のポイント
海外FX業者選びのポイント
- 公式サイトをしっかり確認する(日本語・運営元など)
- 金融ライセンスの取得有無
- 自身の取引スタイルと取引ルールを確認する
海外FX業者と言っても、ようするに世界中のFX業者を対象に考えるため幅が広いです。
初心者の中には、悪質な詐欺業者がいないか心配といった方も多いでしょう。
残念ながら、やはり山ほどあるFX業者の中には、海外、国内問わず、悪質な経営を行っているケースもあります。
とは言え、キチンと選び方を抑えておけば、簡単に優良な海外FX業者を見つけられるでしょう。
ここでは、初心者向けに海外FX業者の選び方を分かりやすく解説します。
公式サイトを確認する
シンプルですが、意外と公式サイトをしっかり確認するのは重要です。
公式サイトに記載されている情報は、海外FX業者選びで以下のポイントに注目します。
公式サイトの日本語表示がされている
対象国の記載がされている
運営元の会社名と所在地が公開されている
取引方針など詳細が公開されている
金融ライセンスとライセンス番号が記載されている
海外FX業者に関する情報は、やはり第三者より公式サイトから、あるいは実際に利用した経験から得るべきです。
噂やSNSでは、ライバル業者に対する偽情報や違反行為を行った結果、口座凍結された腹いせなど、正しくない情報少なくありません。
例えば、金融ライセンスを取得しており、ライセンス番号まで公開入れば、金融ライセンスの発行元から確認も取れます。
また、金融ライセンスに加えて、取引条件(取引ルール)に関する記載がキチンとされている海外FX業者を選びましょう。
取引条件は、最大ロット数や約定方式など、自身の取引スタイルにも関わる部分です。
もちろん、取引条件を守り、違反行為によって口座凍結されないためにも、あらかじめ取引条件の把握しやすい海外FXを選ぶことも大切になります。
金融ライセンスの取得有無
海外FX業者を選ぶ上で、重視したいのは「金融ライセンス」です。
国内FXなら、日本にFX業者のオフィスを構えるのに、金融庁より認可を受ける必要があります。
一方で、海外FX業者では、日本にオフィスを置かないため金融庁から認可を受ける必要はありません。
もとい、日本の金融庁から認可を受けることは、日本に拠点を置き、最大25倍のレバレッジ規制や、ゼロカット不可で顧客の損失補填をしないといったルールを守ることになってしまいます。
そこで、海外FXの信頼性は、金融ライセンス取得の有無が重要です。
海外FXは、拠点をおく国と地域により、基本的に金融ライセンスの取得は義務ではありません。
したがって、金融ライセンスを取得しているだけでも、経営体制や管理基準に自信のある海外FX業者である可能性が高いです。
主要な金融ライセンスと信頼性
海外FX業者の取得する金融ライセンスといっても、全ての金融ライセンスが信頼できるとは限りません。
なぜなら、金融ライセンスの中には、非常に簡単な条件で取得でき、監査基準も緩い場合があるからです。
FCA:Financial Conduct Authority (英国金融行為規制機構)
CySEC:The Cyprus Securities and Exchange Commission (キプロス証券取引委員会)
金融ライセンスの中でも、監査基準などから信頼性が高いとされるのは上記2つです。
ただし、上記2つの金融ライセンス管轄のFX業者は、日本居住者の口座開設ができません。
過去に日本の金融庁による要請があったため、現在はグループ会社に分ける形に落ち着きました。
例えば、運営元のFX業者は別の金融ライセンス、しかしグループ会社がFCA、CySEC、ASICのいずれかを取得している場合は非常に信頼できるでしょう。
以下、主要の金融ライセンスに関する基本情報をお届けします。
FCA (英国金融行為規制機構)
FCAは、世界中の金融ライセンスの中で最も高い信頼性を誇ります。FCAの監査基準は非常に厳しく、細かい部分まで厳しい条件をクリアし、ライセンスの更新にも審査・各種書類の提出が必要です。当然ながら、アンチマネーロンダリングを徹底しており、入出金に不備や問題があれば、FCAのライセンスを取り消すこともあります。
CySEC (キプロス証券取引委員会)
オフショア金融センターとして、多くの証券会社がオフィスを構えるキプロス。CySECは、FCAとほとんど同じレベルの取得難易度と信頼性が有名です。また、ヨーロッパ圏でも営業活動ができる金融ライセンスとして、実は貴重な効力を持っています。ちなみに、CySECは、2016年からゼロカットシステムの完備を義務づけ、出金処理は翌日までに行うことが決められています。したがって、グループ会社にCySECを取得している海外FX業者は、ショック相場でもゼロカットがあり、出金も早いと言えるでしょう。
自身の取引スタイルと取引ルールを確認する
グループ会社に、FCAやCySECなど厳格な金融ライセンスを持ち、日本およびアジア圏から利用できる子会社の運営元もキチンとライセンスを取得している。
さらに、日本語サポートも整っており、十分に快適そうなら「アナタ自身に合った取引スタイルなのか」を確認しましょう。
取引スタイル | どんな取引ルールと相性が良い? | おすすめの海外FX業者 |
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このように、自分の取引スタイルには、どんな取引ルールだと相性が良いのか考えて見ると良いでしょう。
国内FXだと、取引ルールはレバレッジ等の規制が多く他社で違いは少ないです。
しかし、海外FXは規制の少ない地域で拠点を設けることで、各社の特徴が色濃くでるのも魅力です。
これから始める初心者にオススメの海外FX業者は?
ここまで海外FXの基礎知識や、海外FXの選び方を解説しました。
とは言え、今現在で日本から利用できる海外FX業者は、筆者自身が知っている範囲でも20社を超えます。
取引スタイルも定まっていない初心者にとって、どの海外FX業者を使えば良いの?と疑問を抱くはず。
ここでは、FX初心者にオススメの定番海外FX業者3社をランキング形式で紹介します。
XMTrading (エックスエム)
XMTrading (エックスエム)
レバレッジ | 取引方式 | 受賞歴 |
最大1000倍 | NDD(STP/ECN) | 第三者機関より10個以上認定 |
取引プラットフォーム | ボーナス | スキャルピング・自動売買 |
MT4/MT5 | 口座開設・入金・取引 | 両方可能 |
XMTrading (エックスエム)は、日本で最も人気のある海外FX業者です。
世界的にも知名度があり、複数の子会社を含め、世界196カ国に展開しています。
運営のおおもとは、Trading Point of Financial Instruments Ltdというキプロスに拠点を置く、大手金融グループです。
アジア圏へ向けたFX業者として、XMTradingを立ち上げ12年目に突入しました。グループ全体では、以下6つの金融ライセンスを取得しています。
✓XMTradingが取得している金融ライセンス
ASIC(オーストラリア証券投資委員会)
FCA(イギリス金融行為規制機構)
DIFC(ドバイ国際金融センター)
IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)
難関の金融ライセンスを全て取得しており、追証無しのゼロカットと最大1000倍の海外FX業者を始めるのに、バランスがちょうど良いです。
また、大手だからこそ可能な、常時ボーナスは初心者にとって嬉しいポイント。
口座開設で13000円相当のボーナスが貰え、初回入金から最大50万円相当のボーナスが受け取れます。
Exness (エクスネス)
Exness (エクスネス)
レバレッジ | 取引方式 | 受賞歴 |
最大2000倍/無制限レバレッジ | NDD(STP/ECN) | 第三者期間より取引環境等の複数受賞歴あり |
取引プラットフォーム | ボーナス | スキャルピング・自動売買 |
MT4/MT5 | 無し | 両方可能 |
Exness(エクスネス)は、2008年にロシアで設立された老舗FX業者です。
最大の特徴は、無制限レバレッジを提供している唯一提供していること。
無制限レバレッジとは、実質21億倍に相当するハイレバレッジを、条件付きで使えるExness独自の取引ルールです。
✓無制限レバレッジの利用条件
5ロット以上の取引を行う
口座残高は9万9999円以下
意外にも、無制限レバレッジを利用する条件は難しくありません。
10万円に満たない少額資金で取引するなら、無制限レバレッジは最大の武器になります。
ただし、Exnessはボーナスキャンペーンを実施しない方針の海外FX業者です。
老舗FX業者らしく、優れた取引環境を提供することに力を入れています。
もちろん、信頼性は高くExnessは4つのグループ会社でそれぞれ金融ライセンスを取得済みです。
✓Exnessが取得している金融ライセンス
FCA(イギリス金融行動監視機構)
FSA(セイシェル共和国金融庁)
FSCA(南アフリカ金融業界行動監督機構)
GEMFOREX (ゲムフォレックス)
GEMFOREX (ゲムフォレックス)
レバレッジ | 取引方式 | 受賞歴 |
最大1000倍 | NDD(STP/ECN) | 第三者機関より7個以上認定 |
取引プラットフォーム | ボーナス | スキャルピング・自動売買 |
MT4 | 口座開設・入金 | 自動売買不可(ノースプレッド口座のみ) |
GEMFOREX(ゲムフォレックス)は、今よりFXの自動売買が一般的になる前、自動売買のロジックを提供する専門業者としての前身は、10年以上の運営年数にさかのぼります。
海外FX業者としてのGEMFOREXへと名前を変えたのが2014年です。
経営陣4人中3人と、スタッフの半数が日本人という、ほぼ国産FX業者と言える運営体制が珍しいポイント。
取得している金融ライセンスが、NZFSP(ニュージーランド証券投資委員会)のみとXMTradingやExnessに劣るものの、無料で使えるサービスに優れています。
- 自動売買(EA)が無料でダウンロードし放題
- ミラートレードによる自動運用が無料
- 低スプレッド口座の取引手数料が無料
コストパフォーマンスの良さから、特に自動売買といった運用方法を目指している方にはオススメです。
海外FXの始め方(口座開設の準備~取引スタートまで)
海外FXについて、初心者向けのオススメ業者まで解説しました。
とは言え、メリットの多さが分かっても、口座開設まで踏み出せない人は多いです。
「海外FXの口座開設って難しそう!」と何をすれば良いのか分からないと思います。
ここでは、海外FXの口座開設から取引を始めるまでの流れをまとめました。
実は、国内FXより海外FXの方が口座開設は簡単です。
海外FXの始め方 (口座開設の準備~取引スタートまで)
- 口座開設 (申し込み・本人確認)
- 取引プラットフォームのダウンロードとログイン
- 取引口座へ入金して、取引スタート
海外FXの始め方は上記の通りです。
最初に、海外FX業者のアカウント作成を行い、本人確認を経て、口座開設。
そして、取引プラットフォームをPCもしくは、スマートフォンにインストールして、資金を入金した後に取引スタートです。
サポート体制の整っている海外FX業者なら、その日のうちに取引を始めることもできます。
それでは、各手順を詳しく見ていきましょう。
①アカウント作成と本人確認
海外FX業者では、アカウント作成を最初に行います。
基本的には、1つのアカウントで複数の取引口座を持てるからです。
したがって、最初にアカウントを作成して、その後、好きな口座タイプを選んで口座開設をします。
あるいは、アカウント作成時に初期口座を申し込む場合もあります。
海外FXのアカウント作成時には以下の情報を入力します。
※いずれも、身分証明書に記載されている正しい情報で入力しましょう。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス(フリーメール不可)
上記3つが、どの海外FX業者でも登録が必要になります。
基本的に住所などの情報は全て英語で入力するので注意です。英語表記の住所については「JuDress | 住所→Address変換」で筆者は翻訳しました。
本人確認
アカウント作成が完了したら「本人確認」を行います。
金融ライセンスを取得しているキチンとした海外FX業者なら、確実に本人確認を実施しているはずです。
本人確認書類では、以下の書類を各1点、画像で送る必要があります。
- 身分証明書 (運転免許証・在留カード・パスポート・マイナンバーカードなど)
- 現住所確認書類 (公共料金請求書・クレジットカードの請求書など)
身分証明書と、実際に居住している住所なのかを確認する為に住所が記載されている請求書等を画像で提出します。
FX業者によっては、身分証明書と一緒のセルフィー画像の提出が求められる場合もあるでしょう。
本人確認は「ボーナスを受け取るのに必須」
海外FX業者では、口座開設のみで取引資金をプレゼントするボーナスを行っている場合が多々あります。口座開設ボーナスの多くは、本人確認の完了を持って付与されるのが基本なので、忘れずに手続きは行いましょう。
②取引プラットフォームのダウンロードとログイン
アカウント作成から、口座開設まで完了したら「取引プラットフォームの準備」が必要です。
海外FX業者もとい、世界的には取引プラットフォームをダウンロードして、取引口座にログイン(連携)して取引を行うのが定番のスタイルです。
国内FXだと、自社開発の取引ツールが多いですが、実は定番の取引プラットフォームがあります。
- MetaTrader4 (メタトレーダー4)
- MetaTrader5(メタトレーダー5)
- cTrader(シートレーダー)
上記3つが、定番の取引プラットフォームであり、有名なのは「MT4」で知られるMetaTrader4 (メタトレーダー4)が多くのFX業者で採用されています。
自由にカスタマイズができ、自動売買も簡単に導入できるのが主な特徴です。
各社で最適化された取引プラットフォームが無料でダウンロード出来るので、PCもしくはスマホへダウンロードしましょう。
ダウンロードが完了したら、口座開設時に海外FX業者から発行されるログイン情報を元にログインすれば準備OKです。
③取引口座へ入金して、取引スタート
取引プラットフォームの準備ができたら、取引口座への入金を行いましょう。
ちなみに、口座開設ボーナスを実施している海外FX業者なら、ボーナスだけで、入金せず取引をすることもできます。
とは言え、基本的には入金して取引を行う方多く、口座開設ボーナスも3,000円~20,000円ほどなので、追加で入金するのが現実的です。
- 銀行送金
- オンラインウォレットを利用
- 仮想通貨(暗号資産)による送金
- クレジット/デビットカードの決済
海外FX業者でも、上記4種類の入出金手段に対応しており、上手く利用すれば国内FX口座と比べて、入出金の遅さにストレスを感じることはないでしょう。
最近では、海外FX業者でも、専門業者との提携で国内銀行送金(普通の振込)による入出金に対応するケースも増えてきました。
便利なオンラインウォレット
【まとめ】海外FXを使って快適トレード
今回は「海外FXとは?基本から初心者向けの始め方まで分かりやすく解説」のテーマでした。
海外FXと聞くと、アレルギー的に否定する人も少なくありません。とは言え、実際には海外FXと言っても世界中のFX業者を対象とした広い意味があります。根本的に、日本の金融も他国を手本に作られました。世界を見れば、国内FXより快適な海外FX口座があるのも当然です。本記事で初心者向けに紹介したFX業者も含め、自身の取引スタイルに合った最適環境を使いましょう。