フィボナッチ・リトレースメントとは、押し目や戻り高値を予測する時に使えるテクニカルツールです。
XMで使えるメタトレーダーにも搭載されている定番格のツール。
多くのトレーダー・投資家が見るのでFX初心者ならフィボナッチ・リトレースメントを知っておきましょう。
- フィボナッチ・リトレースメントとは何?
- フィボナッチ・リトレースメントの使い方
- フィボナッチ・リトレースメントの具体例
今回は上記の内容で解説します。
読めばフィボナッチ・リトレースメントをすぐ実戦のトレードで使えるといった感じです。
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フィボナッチ・リトレースメントの基礎
フィボナッチ・リトレースメントは、冒頭で申し上げた通り、押し目や戻り高値を予測するのに役立ちます。
より具体的に言うとこんな感じです。
- 高値から押し目買いの価格を予測する
- 安値から戻り売りの価格を予測する
一般的にフィボナッチ・リトレースメントを使うシチュエーションは上の場合が多いです。
フィボナッチ数列という「不思議な数字」
フィボナッチ・リトレースメントは、フィボナッチ数列という「自然界で何故か見られる不思議な数字」を元に作られたテクニカルツールです。
フィボナッチ数列は、イタリアの数学者レオナルド・フィリオ・ボナッチという数学者によって考え出されました。
- フィボナッチ数列の例
「0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89」
これがフィボナッチ数列です。
フィボナッチ数列は、植物の花びらの数・動物の毛並み模様などと一致する不思議な数字です。
フィボナッチ・リトレースメントに使われるのは、正確にはフィボナッチ数列ではないでなく、「黄金比」という比率を使います。
黄金の元をたどるとフィボナッチ数列なので、名前に使われています。
フィボナッチ・リトレースメントの使い方
- PC版のMT4でフィボナッチ・リトレースメントを使う方法
- スマホ版のMT4でフィボナッチ・リトレースメントを使う方法
上記の2通りで、フィボナッチ・リトレースメントの使い方を解説します。
- PC版のMT4でフィボナッチ・リトレースメントを使う
PC版のMT4なら、上部メニューからアイコンをクリックすると使えます。
※アルファベットの「F」と点線が目印です。
- スマホ版のMT4でフィボナッチ・リトレースメントを使う
スマホ版のMT4なら、こちらのアイコンをクリックしましょう。
同じくフィボナッチ・リトレースメントのアイコンをクリックすると使えます。
もし、一覧にない場合は「オブジェクト追加」で設定しましょう。
フィボナッチ・リトレースメントの具体例
初心者向けにフィボナッチ・リトレースメントをどんな時に使うか?を解説します。
冒頭でお伝えした通り「押し目買い」の価格を予測する時に役立ちます。
実際のチャートを使ってフィボナッチ・リトレースメントを使った具体例をお見せします。
例えば、上記のチャート赤枠部分で大きく価格が上昇しました。
価格の上昇に乗って、上手に買いたいです。
しかし、急騰後に再度価格が下がり始めました。
何らかのタイミングで買いたいと考えますが、どこで買うのが理想なのか、上がったすぐの段階では判断が難しいです。
急騰する前は、逆に下がっていた相場でもありますし、安易に買いたくないと言った感じです。
下がった所で買いたい、いわゆる押し目買いの場所を探るにフィボナッッチ・リトレースメントは有効です。
上記のチャートで以下の2点をフィボナッチ・リトレースメントで結びましょう。
- 直前の安値
- 直前の高値
2点を結んで、フィボナッチ・リトレースメントを結ぶと押し目となる価格をある程度割り出せます。
実際に、その後の価格は「フィボナッチの61.8%」で下げ止まり、価格が再び上がっています。
一般的には、急騰後に最初の安値(押し目買いポイント)となるのは、フィボナッチ・リトレースメントの61.8%もしくは、50%と言われています。
必ずではありませんが、取引ポイントを探る参考としては役に立ちます。
まとめ
今回は「【XM】フィボナッチ・リトレースメントとは?使い方の具体例も解説。」のテーマでした。
この記事をまとめると
- フィボナッチ・リトレースメントは定番のテクニカルツール
- フィボナッチ数列が元、自然界の法則に関係
- フィボナッチ・リトレースメントは押し目買いなどに使える
フィボナッチ・リトレースメントは、非常に使い方が簡単なツールです。
簡単だからこそ、多くの人に愛用され、より難しい手法に応用されたりします。
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