VPSは簡単に説明すると「個人向けサーバー」です。
XMのVPSを利用すると、自宅のパソコンでMT4を使う必要がなくなります。
また、国内ではなく海外のサーバーなので取引のレスポンスを早くする事が可能です。
例えば、この2パターンならXMのVPSがオススメです。
- 自動売買を24時間稼働させたい
- 超短期スキャルピングで回線速度が重要
XMのVPSは、オススメな人とそうでない人が分かれます。
なので、今回は「XMのVPS」についてメリットや、利用方法をまとめました。
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XMのVPSを利用するメリットとは?
- 無料で使える
- 約定力が上がる
- 電気代が節約できる
- 一日中どこでもアラート機能が使える
- パソコンの負荷が減る
XMのVPSを利用するメリットは上記の5つです。
個別に詳しく解説します。
XMのVPSは「無料で使える」
XMのVPSは、一定の証拠金残高を超えていれば誰でも無料で利用可能です。
具体的には以下の条件です。
- XMの取引口座に5000ドル以上の残高
- 直近1か月以内に50万通貨以上の取引
無料で利用する条件は難易度低めです。
5000ドルなので、日本円で約60万円の口座残高と50万通貨ですから、5ロット以上の取引を行えば無料になります。
ちなみに、1つの口座ではなく全口座の合計残高が基準を超えていればOKです。
また、基準を満たしていなくても「月額3,000円」で利用する事もできます。
XMのVPSだと「約定力が上がる」
約定力とは、注文→約定のスピードや約定する確率の事です。
XMのVPSでは、自宅パソコンで取引するよりも約定力が高まり、安定性も増します。
なぜなら、XMのVPSを使った方が取引サーバーへの回線速度が早くなるからです。
例えば、国内在住で自宅のパソコンから注文した場合「注文→取引サーバー」の間に国内サーバーを経由する道のりがあります。
一方で、XMのVPSは海外に設置されており、取引サーバーも近くなるので「経由」が不要になります。
つまり、直接的なアクセスが可能になるので約定力が上がるといった仕組みです。
XMのVPSだと「電気代が節約できる」
XMのVPSを使用する事で電気代が節約できます。
なぜなら、VPSでMT4を起動させるので自宅パソコンによって使われる電気代が不要だからです。
もちろん自宅パソコンから普段通りに取引しますが。MT4そのものは、XMの管理する海外のVPS上で起動しているので単純に電気代だけ無料といった感じです。
例えば、自動売買を24時間体制で使うトレーダーならメリットは大きくなります。
一般的なパソコンは、1時間当たりの電気代が約2円です。
これを一日24時間、1か月ずっと使い続けると約1,400円になります。
少額ですが、年間で14,400円のコストがなくなる計算です。
とは言え、XMなら少額でもトレードできるので取引の資金がその分増えると言えます。
XMのVPSで「24時間のアラート機能」
MT4・MT5にはアラート機能があります。
これをXMのVPSだと24時間ずっと使い続けられます。
MT4・MT5のアラート機能とは、設定した価格に達したらアラートやスマホの通知機能でお知らせする機能です。
便利な機能ですが、「パソコンでMT4・MT5を起動していないと使えない」といった問題があります。
なので、自宅パソコンなら外出中もずっと電源を付けておく必要があります。
XMのVPSは、24時間ずっと起動し続ける事が可能です。
ですから、仕事中はもちろん旅行で何日も外出していてもアラート機能を使えます。
XMのVPSだと「パソコンの負荷が減る」
人によっては、他の作業をしながら取引ツールを使う人もいると思います。
XMのVPSを使うことで、パソコンへの負荷を軽減し「動作が重い」と言った問題を解決可能です。
私自身も、他の取引ツールと併用したり、相場の分析レポートを書いたりします。
何個もPCソフトを使っていると動作が重くなります。
なので、パソコンの台数を増やすといった方法もありますが、安くても10万円は掛かります。
XMのVPSなら無料で解決できます。
XMのVPSを使う方法
XMのVPS利用方法
- 無料で利用する場合(口座残高5000ドル以上・1か月で50万通貨取引する)
- 毎月1日に28ドルの利用料を支払う(取引口座から自動引き落とし)
- XM公式サイトから申し込む
XMのVPSを使うには、公式サイトから申し込むだけで使えます。
手順としては、非常にシンプルですが初心者向けに解説します。(1分で完了です)
- XMにログインする
- 口座をクリック
- VPSをクリック
こちらの「VPS」をクリックで申し込みページが表示されます。
申し込み完了後、XMからVPS契約のメールが届きます。
その際に、初心者向けの操作マニュアルも添付されているので安心です。
XMのVPSは低スペック?
XMのVPS「パソコン性能」
【OS】Windows 2012
【CPU】シングルコア 600MHz
【メモリ】1.3GB
【SSD】25GB
結論から申し上げると、決してハイスペックではないと言えます。
とは言え、無料で利用できると考えると「問題なく取引できるのでコスパ◎」といった印象です。
使える用途としては以下がオススメです。
- 自動売買のみでMT4を使う
- 負荷の大きい自作のインジケーターが使わない
XMのVPSを使う最大のメリットは、約定力を上げる回線速度なのでハイスペックなパソコンが不要な取引スタイルと相性が良いです。
例えば、自動売買を利用する際に重要なのは「回線速度」です。
ヒトの判断では不可能な高頻度・高回数のトレードが自動売買の特徴と言えます。
なので、コンマ秒でも注文が通る速度は早い方が良いです。
XMのVPSと相性が良いので、自動売買が一番向いています。
XMのVPSが物足りないなら専門業者を使う
- 自動売買のみでFXをする
- コストは惜しまない
XMのVPSでは、スペックが足りないと感じたら「VPS業者を利用する」と言った手もあります。
特に、イギリスのロンドンにVPSを設置している業者がオススメです。
その理由は、XMの取引サーバーが設置されている所在地が関係しています。
XMの本社はキプロス(ヨーロッパの島)ですが、取引サーバーはロンドンに設置されています。
なので、XMのVPSもロンドンに設置されているという訳です。
外部のVPS業者を利用するなら、同じくロンドンに設置されている所を契約しましょう。
すると、回線速度のメリットはそのままで、よりハイスペックVPSで取引可能です。
利用料は、求めるスペックに応じて高くなります。
目安として、XMよりワンランク上のVPS性能なら1万円でお釣りが来る程度です。
XMのVPSについてのまとめ
今回は「【【爆速】XMのVPSとは?海外サーバーで快適に取引しよう。」のテーマでした。
この記事をまとめると
- XMのVPSは回線速度が早い
- 無料化するには条件がある
- 物足りないなら専門業者を使う
つまり「XMのVPSは無料で使えるが、スペック的には自動売買が最適。」といった内容でした。
XMのVPSを使うと自動売買の運用コストが安くなるので、EAトレーダー(自動売買専門トレーダー)には利用価値が大きいです。
もちろん、裁量でトレードするなら無理に契約する必要もありません。
実際には、普通にトレードしていてXMは快適だからです。
私自身も、自己判断でトレードを決める裁量トレーダーなのでVPSは使っていません。
大切なのは、自分の取引スタイルに応じて環境を最適化する事。
より快適なトレード環境を作っていきましょう。
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