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【2021年】豪ドル円のテクニカル分析!相場はどう動く?

2021年1月11日

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2021年、1月から価格を押し上げている豪ドル円。
今年はどう相場は動いていくのでしょうか?

2020年の振り返りとチャートを元にテクニカル分析を行い、2021年の豪ドルの見通しを立て見ました。

「豪ドル円の2021年がどうなる?」
「豪ドル円は2020年を振り返ると何が分かる?」
「豪ドル円を有利に取引できるFX口座は?」

回は「2021年の豪ドル円」をテーマに、上記の疑問を解決します。

注意

本記事は、現役トレーダーによるドル円への考察を掲載しています。あくまで個人的な意見・見解であるため、確実性のある予測ではありません。FXをはじめ、投資・投機は余裕資金かつ自己判断で行いましょう。




 

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【結論】豪ドル円の2021年は
「ひとまず上目線」

結論から言うと、2021年の豪ドル円は上目線と考えられます。

なぜなら、2020年は大きく下げる局面が確認され、同時に急騰で取り返す展開が見られたからです。
また、急騰によってトレンド転換が予想されるチャートパターンの形成も確認できます。

具体的に、豪ドル円のチャートを使い、2020年の振り返りと2021年の重要価格をまとめました。

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2020年の豪ドル円を振り返ると「下げの1年」でした。
年明け1月から、3月までの間に16円幅の急落を起こしています。

一方で、ほぼ同期間の3カ月で同じ値幅を取り戻す、大きな買いも目立つのが事実です。
急落→急騰から、少なくとも60円は底値として豪ドル円で強く意識されていると考えられます。

また、急騰後には年末にかけて一旦は73円まで押し目を付けているのも注目です。




2021年初は転換点を形成後、上昇トレンド

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2020年に急騰→急落→押し目を形成したことで、2021年の豪ドル円が年初から買われやすい形を形成しました。
豪ドル円が見せた形とは、トレンド転換のチャートパターン「逆三尊」です。

FXトレーダーなら知らない人はいない、鉄板の上昇トレンド転換時に見られる逆三尊。
転換点を形成したことで、実際に2021年初から豪ドルは続伸しています。

ですから、2021年の豪ドル円はひとまず上目線です。




2021年豪ドルの重要価格

2021年の豪ドルを上目線と考えた場合、気になるのは「どこまで上がるか?」ですよね。
テクニカル分析から、豪ドル円の重要価格を予想してみました。




豪ドルの長期目標価格

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豪ドル円が前述した逆三尊のネックラインを抜けた場合は97円を目指す可能性が高いです。
かなり長期的な目標価格ですが、逆三尊のネックラインから目標価格を割り出すと97円が目標価格として予想できます。

逆三尊は、ネックラインから中央安値の値幅=ネックラインから目標価格は同じ値幅になりやすいのがセオリーです。
水平線を見ると、過去の高値とも重なるため、長期目標としては十分納得できる価格帯だと考えられます。

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豪ドル円の中期目標価格

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長期目標は97円ですが、直近の中期目標価格はどうでしょうか?
テクニカルツール「フィボナッチ・リトレースメント」を使い、少なくとも中期の高値として以下の価格が予想されます。

  • 80.239円(0.383)
  • 82.579円(0.5)
  • 84.575円(0.618)

いずれの価格も、2020年3月に付けた安値と直近の押し目を元にフィボナッチ・リトレースメントを使って算出した価格になります。
画像の豪ドル円週足チャートには、実際に水平線を引いていますが、ちょうど過去の高値と重なり高値として意識される可能性が高いでしょう。




2021年「豪ドル」の
注目ファンダメンタルズ

  • コロナ経済によるオーストラリアの動向
  • RBA(オーストラリアの中央銀行)による政策金利
  • 資源国としての先行き

ここまで、豪ドル円のテクニカル分析を中心に2021年の見通しを立てました。
目線を変え、次は情報戦で考えてみましょう。豪ドルで2021年注目されそうなファンダメンタルズ分析対象を3つピックアップしました。




コロナ経済によるオーストラリアの動向

2021年も引き続き、世界的に注目されるのはコロナ関連の情報でしょう。
豪ドルも例外なく、コロナウィルスによる経済的な影響が出ると考えられます。

引き続き、国内外問わず広い視野で情報を収集していきたいテーマです。
オーストラリアとしては、2020年末時点で累計2万8千名を超える感染者数で死亡者数は908名と報道されています。

3万人に迫る感染者数の中で、大半はビクトリア州(メルボルン)が占めている常況です。
一方でオーストラリアはロックダウンを含めて、感染対策を迅速に行ってきました。

2020年では、3月20日以降から日本人の入国を禁止するなど、国外からの到着者を隔離する厳格な施策が行われています。

3週間ごとに、渡航を含む感染防止施策の緩和などが政府で協議されているのはオーストラリアの施策として特徴的と言えるでしょう。
GDPなど、今後の豪州動向を左右する要因として為替市場でも注目です。




RBA(オーストラリアの中央銀行)による政策金利

2020年、豪ドル円はスワップ狙いの高金利通貨ペアとしてのイメージは消え去ったと言っても過言ではないでしょう。
後ほど、各FX業者の豪ドル円スワップポイントを解説しますが、大半はマイナススワップ(支払いが必要な金利差)となっています。

2020年12月1日に開催された金融政策決定会合では「政策金利のキャッシュレート及び3年国債の利回り目標が0.1%の据え置き」です。

今後、金利の変動があり、豪ドル円のスワップポイントがかつての水準となれば、一定の買い圧力が生まれる可能性もあります。
やはり、高金利通貨ペアではファンドを始め、一定の買い需要が生まれやすい傾向があるため注目すべきです。




資源国としての先行き

オーストラリアは、人口の増加と共に経済成長を28年間続けてきた国でもあります。
また、豪州経済を支えてきたのは鉄鉱石や、金など「世界屈指の資源国」としての一面が大きでしょう。

特に、金(ゴールド)の生産は世界第2位。海外FX業者のCFD取引ではお馴染みの金ですから、豪ドル円との相関関係にも注目したいです。

資源国として注目すべきは、視野を広げると輸出先の動向から受ける影響です。
オーストラリアの貿易は中国が輸出先として全体のおよそ3割を占めます。

2021年、コロナ渦に隠れてしまっている米中貿易問題も、間接的に豪ドル円でも重要か関係性があるでしょう。
中国の経済不調は、オーストラリアもとい豪ドルの市場にも密接に関係しています。




豪ドル円の取引でオススメのFX口座

豪ドル円のFX口座選び基準

  • 豪ドル円のスワップポイントが良い
  • 豪ドル円のスプレッドが狭い
  • 豪ドル円で高いレバレッジが使える

豪ドル円は、2021年初から上昇トレンドを継続させる可能性が高いと考えられます。
トレンド相場と相性がが良いのは、やはりスイングトレードです。

相場の波に乗って、大きく値幅を取るならスワップポイントに優れるFX口座が良いでしょう。
もちろん、少額でもトレンドに乗り、コツコツ稼ぐ事も可能なので、豪ドル円のスプレッドが低く、レバレッジが高いFX口座をピックアップしました。




豪ドル円のスワップポイントが良いFX口座

FX業者 ロングスワップ ショートスワップ
FXGT -0.035pips -0.535pips
XM -0.33pips -0.31pips
Axiory -0.19pips -0.18pips
Exness -0.05pips -0.16pips
FBS -0.12pips -0.2pips
GEMFOREX 0.114pips -0.766pips
TitanFX 0.292pips -0.621pips

2021年の豪ドル円をスイングトレードで攻めるなら、やはりスワップポイントは気にするべきでしょう。
スイングトレードで考えると、ポジションを持ち越すコストを下げる為に低いスワップポイントを検討します。

しかし、豪ドル円で言えば、FX口座の選べばスワップポイントから利益を得る事も可能です。
人気の海外FX業者からスワップポイントを比較すると「TItanFX(タイタンFX)」のスワップポイントが優秀です。

  • 【ロングスワップ】0.292pips
  • 【ショートスワップ】-0.621pips

上昇トレンドの継続が大きな豪ドル円の目線ですから、TitanFXでスイングトレードするとロングスワップで利益を上乗せ出来ます。
とは言え、ショートスワップが高いので空売りを検討するなら、Exness(エクスネス)などショートスワップが低いFX口座と使い分けると良いでしょう。

【トレーダー目線】TitanFX(タイタンFX)の評価・評判まとめ

2014年に日本利用も可能になった「TitanFX(タイタンFX)」 国内FX業者レベルの低スプレッドが特徴です。 とは言え、リアルな評判はどうでしょうか? 今回はTitanFXの評判・評価を海外FX ...

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【豪ドル円のスワップ◎】TitanFXの基本情報

TitanFXの運営元
TI Securities Limited (2014年設立)
運営元の所在地
1st Floor, Govant Building, Kumul Highway Port Vila, Vanuatu
金融ライセンス
VFSC(バヌアツ金融サービス委員会)
レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大500倍 NDD(STP/ECN) 無し
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4 平均1.3pips 両方可能
TitanFX(スタンダード口座)の平均スプレッド
AUDJPY AUDUSD EURGBP EURUSD GBPJPY
2.2pips 1.5pips 1.5pips 1.2pips 2.2pips
USDJPY EURJPY CADJPY GBPAUD GBPUSD
1.3pips 1.4pips 2.2pips 3.5pips 1.8pips




豪ドル円のスプレッドが狭いFX口座

FX業者 XM TitanFX iFOREX GemForex FBS Exness Axiory FXGT
豪ドル円の平均スプレッド 3.2pips 1.8pips 3.0pips 0.6pips 2.4pips 0.8pips 1.7pips 4.0pips

豪ドル円を低スプレッドで取引できるFX口座はどこでしょうか?
人気の海外FX業者8社で平均スプレッドを比較するとGEMFOREX(ゲムフォレックス)が最も低い平均スプレッドでした。

GEMFOREXでは、取引手数料無料で低スプレッド口座を提供しています。
GEMFOREXの低スプレッド口座は、取引手数料無料の反面、取り扱い通貨ペアが少ないデメリットがあります

とは言え、定番の通貨ペアである豪ドル円は取り扱っており、低スプレッドで豪ドル円を取引するには最適です。
他の通貨ペアも同じ口座で取引したい場合は、Exnessのプロ口座が良いでしょう。

プロ口座は同じく取引手数料が無料の低スプレッド口座として優れています。


【豪ドル円のスプレッド◎】GEMFOREXの基本情報

GEMFOREXの運営元
GEM GROUP NZ LIMITED(2010年設立)
運営元の所在地
Level 1, 275 Onehunga Mall, Onehunga,Auckland
金融ライセンス
NZFSP(ニュージーランド証券投資委員会)
レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大1000倍 NDD(STP) 第三者機関より7個以上認定
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4/MT5 平均0.4pips(ノースプレッド口座) 両方可能
GEMFOREX(ノースプレッド口座)の平均スプレッド
AUDJPY AUDUSD EURGBP EURUSD GBPJPY
0.6pips 0.7pips 2.0pips 0.4pips 1.2pips
USDJPY EURJPY CADJPY GBPAUD GBPUSD
0.4pips 0.5pips 1.5pips 3.4pips 1.6pips




豪ドル円で高いレバレッジが使えるFX口座

FX業者 XM TitanFX iFOREX GemForex FBS Exness Axiory FXGT
最大レバレッジ 最大888倍 最大500倍 最大400倍 最大1000倍 最大3000倍 最大2000倍 最大400倍 最大500倍

2021年の豪ドルを少額資金で取引するなら、高いレバレッジを提供するFX口座が良いでしょう。
最も高いレバレッジで豪ドルを取引できるのはFBS(エフビーエス)。

もちろん、証拠金残高に応じたレバレッジ制限があるので、以下のレバレッジ制限表を参考に、少額資金で運用するのがオススメです。

ちなみに、Exnessに関しては条件達成で無制限レバレッジ(実質21億倍)が使えます。
少額資金で条件を達成するのは、少し難易度が高いので自身のトレードスタイルと相談しましょう。


【豪ドル円のレバレッジ◎】FBSの基本情報

FBSの運営元
FBS Markets Inc(2009年設立)
運営元の所在地
2118, Guava Street, Belize Belama Phase 1, Belize
金融ライセンス
IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)

CySEC(キプロス証券取引委員会)

ASIC(オーストラリア証券投資委員会)

FSB(南アフリカ金融サービス委員会)

レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大3000倍 NDD(STP/ECN) 第三者機関より10個以上認定
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MT4/MT5 平均2.2pips(0pips固定あり) 両方可能
FBS(スタンダード口座)の平均スプレッド
AUDJPY AUDUSD EURGBP EURUSD GBPJPY
2.2pips 2.0pips 1.5pips 1.2pips 2.2pips
USDJPY EURJPY CADJPY GBPAUD GBPUSD
1.3pips 1.4pips 2.2pips 1.2pips 1.8pips




2021年の豪ドル円 まとめ

今回は「【2021年】豪ドル円のテクニカル分析!相場はどう動く?」のテーマでした。

2021年の豪ドル円は、2020年に深く下げた事で上目線の見方が強くなります。
下げに加えて、60円台の底堅さと転換点となるチャートパターンも確認できている現状です。

少なくとも2021年の前半戦は、上昇トレンドの継続を視野に入れた、順張りのスイングトレードを個人的には検討したいと思います。

 

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