VPSとは、自動売買ユーザーが活用するプライベートサーバーです。
遠隔でMT4を起動→24時間体制で自動売買を行えます。
海外FX業者FBS(エフビーエス)では、条件を満たすとVPSの無料化が可能。
ようするに、ランニングコストがトレード資金以外0円です。
VPS無料化の条件も他社よりカンタンなので見てみましょう。
FBSの口座タイプは全5種類
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FBSのVPSを無料で使う条件はカンタン
FBSのVPS無料化条件
口座残高450ドル以上
初月は取引ロットに関わらず無料
2か月目からは3ロット以上の取引
FBSのVPSを利用するのに難しい条件はありません。
口座残高が450ドル以上、日本円で約5万円ほどの資金があれば誰でも無料で使えます。
2か月目以降は3ロット以上の1か月で超えていれば無料で使い放題です。
海外FX業者の無料VPSとは異例の無料化条件になります。
- FBSと他社の無料VPS条件を比較
FBS | XM | GemForex | |
口座残高 | 5万円以上 | 50万円以上 | 50万円以上 |
初月の利用料 | ロット数にかかわらず無料 | 5ロット以上の取引 | 残高50万円以上 |
2か月目以降 | 3ロット以上の取引 | 50万円以上の残高と5ロット以上の取引 | 残高50万円以上 |
ようするに、他社の10分の1はコスパが良いといった感じです。
FBSの無料VPSを使うメリット・デメリット
FBSの提供するVPSには、メリット・デメリットがあります。
まとめると、以下の通りです。
FBSのVPSを使うメリット
無料のVPSとしてはスペックが高い
自動的に最適化されたVPSを割り当てられる
自動売買のランニングコストを最小化
FBSのVPSを使うデメリット
裁量トレードで使うには若干の不安がある
VPSを無料で使うと最大3000倍のレバレッジが使えない
自動売買で使うには、FBSのVPSを無料化して使うのがオススメです。
しかし、裁量(自己判断)のトレードで利用する場合は少し不便になります。
それぞれ、メリット・デメリットを細かく見ていきましょう。
無料のVPSとしてはスペックが高い
FBS提供のVPSスペック
【OS】Windows2012 R2
【CPU】2コア
【メモリ】4GB
【SSD】60GB
他社のVPSスペックは、総じて1コア・メモリ半分といった低スペック仕様が多いです。
無料で使えるVPSとして、FBSは相当な高スペックを提供しています。
とは言え、パソコンに関する知識がなく性能が分からないといった人もいらっしゃるかと思います。
分かりやすく言いますと、FBSが最新版のVPSなら、他社は5年前のVPSといったレベルの差です。
自動的に最適化されたVPSを割り当てられる
FX業者でVPSを使う場合、最も重要なのは「取引サーバーとの距離」です。
仕組み上、取引サーバーの所在地とVPSが物理的に近いほど接続が早くなります。
FXでは、約定力(注文し、取引が完了するスピード)に直結するので大切な要素です。
FBSのサポートに、VPSの設置場所を問い合わせたところ、各サーバーに合わせ最適の位置を割り当てているとの事。
VPSを使うことで、海外FX業者でも接続が安定し、約定力が向上します。
つまり、高頻度でトレードする自動売買に最適です。
自動売買のランニングコストを最小化
自動売買と言えば、完全に手放しで楽に運用できるイメージがあると思います。
とは言え、裁量トレードと比較してランニングコストが掛かる一面も知っておきましょう。
- 自動売買を稼働させるパソコン
- 自動売買を常時起動させる為の電気代
- 有料の自動売買の購入費
意外とお金が掛かるのが自動売買です。
とは言え、FBSのVPSを無料で使えばハイスペックなパソコンや、電気代はコスト削減できます。
浮いたお金で新しく自動売買を探したり、シンプルに運用資金を増やせるといったメリットは大きいです。
裁量トレードで使うには若干の不安がある
VPSは基本的には自動売買で使うのが一般的です。
とは言え、海外FX業者では、より良い環境でトレードする意味で裁量トレードにもVPSは利用されます。
FBSのVPSを無料化して、裁量トレードで使う場合は人によっては少し厳しくなるかも知れません。
なぜなら、VPSの性能的に使えるインジケーターが限られるからです。
細かい計算処理のあるインジケーターや、複数銘柄のチャートを表示させるとVPSへの不可がまし、動作が重くなります。
例えば、複数銘柄をカスタムインジケーターを使ってトレードするのは難しいです。
VPSを無料で使うと最大3000倍のレバレッジが使えない
意外と気づかないのが、VPSを無料で使うとレバレッジ制限があるデメリットです。
FBSは最大3000倍のレバレッジが使える貴重なFX業者ですが、制限ルールがあります。
具体的に、口座残高に応じて以下のレバレッジ制限です。
口座残高 | レバレッジ規制 |
200ドル以下 | 最大3000倍 |
200ドル以上~2,000ドル | 最大2000倍 |
2,000ドル以上~5,000ドル | 最大1000倍 |
5,000ドル以上~30,000ドル | 最大500倍 |
30,000ドル以上~150,000ドル | 最大200倍 |
無料化条件が5万円以上の残高、つまり最大2000倍のレバレッジまでしか使えません。
FBSを最大3000倍で使いたい人には、VPS無料化は非推奨です。
まとめ
今回は「海外FX業者FBSはVPSを無料で使える!条件と性能を解説。」のテーマでした。
この記事をまとめると以下の通りです。
- FBSのVPSは無料化でき、条件もカンタン
- FBSのVPSは性能が他社より高い
- FBSのVPSを裁量トレードで使うのは非推奨
ようするに、FBSでVPSを使うのは自動売買ユーザーにオススメ。
ランニングコストはFX業者としては一番安く済ませられるといった感じです。
とは言え、安定した接続速度を求めて裁量トレードで使うのは不便な一面もあります。
裁量トレードでVPSを使うなら、VPS専門業者を利用しましょう。
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