FXを始める上で、必須になるのは「チャートの見方」です。
トレードで勝つ為の手法や、独自の分析方法よりも重要になります。
チャートの見方が分からない=FXで稼げないと言っても良いでしょう。
とは言え、FX初心者にとってチャートは分からない事だらけ。
今回は上記の疑問を解決できる、FX初心者向け「チャートの見方の基礎」を解説します。
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FXでよく聞く「チャート」とは
そもそも何?
チャートの横軸と縦軸
時間→横軸
価格→縦軸
チャートとは「価格」と「時間」を示すグラフです。
全ての金融商品にはチャートがあり、世界中の投資家・トレーダーがチャートから得られる値動きを投資判断の参考にします。
つまり、FXなら各通貨ペアを取引する人が確実に見る同じ判断材料と言えるでしょう。
また、価格だけでなく、価格と時間でチャートが構成されているのが重要です。
具体例で価格と時間をチャートで見る重要性を解説するとこのようなイメージになります。
【価格の変動だけ】ドル円の価格が上がった
【価格と時間】昨日よりドル円の価格が上がった
【チャート】3日ぶりの高値水準を1時間ほどで上げた
最も役立ちそうな情報は「【チャート】3日ぶりの高値水準を1時間ほどで上げた」ですよね。
チャートはいつ同じ価格となったか?今の価格は過去にどんな値動きをしたのか?が分かる優秀な分析ツールになります。
FXで見るべきチャートの種類は?
様々なチャートの種類
- ラインチャート
- ローソク足チャート
- 平均足チャート
- カギ足チャート
- 練行足チャート
最もポピュラーな「ローソク足チャート」からマスターしましょう。
チャートには様々な種類があります。
上記以外にも、インジケーターを表示したり、価格に独自の数式を組み込む場合も。
とは言え、全てのチャートを見る必要はありません。
誰もが見るローソク足チャートの見方を覚えるのが、FX初心者が進むべき最初の一歩です。
「ローソク足」とは?
ローソク足は、四本値を元に価格の推移を示す、世界で最もポピュラーなテクニカル指標です。
四本値とは、期間内の重要価格を指します。
最もポピュラーな「ローソク足チャート」からマスターしましょう。
【始値(はじめね)】期間内に付けた最初の価格
【終値(おわりね)】期間内に付けた最後の価格
【高値(たかね)】期間内に付けた最も高い価格
【安値(やすね)】期間内に付けた最も安い価格
例えば、1時間の期間で1本のローソク足を形成するのが、1時間足という時間軸です。
四本値で説明すると、1時間の中で最初の価格が始値、1時間の中で最も高い価格が高値となります。
とは言え、言葉で説明するとややこしいです。
ローソク足では、四本値を図形化することで分かりやすく、分析しやすく改善しています。
始値と終値で「実体」、始値と終値・安値と高値の間は「髭(ひげ)」です。
【陽線(ようせん)】前期間の終値より、始値が高いローソク足
【陰線(いんせん)】前期間の終値より、始値が安いローソク足
直前のローソク足から、価格は上がったのか?下がったのか?で陽線と陰線が分かれます。
四本値をローソク足を使って見やすくしたのがローソク足チャートです。
FXで何故ローソク足チャートが重要なのか?
FXでは何故ローソク足チャートが重要なのでしょうか?
前述した通り、世界中のFXトレーダー・投資家がローソク足チャートから得られる情報に注目しています。
なぜなら、ローソク足チャートが表現しているのは「値動き」だからです。
いつ、どの価格へどのぐらいの時間で到達しなのか?は非常に重要になります。
例えば、「100円から1日間かけて99円まで価格が下がった」得られる情報は1日1円下がったので大きく下落したことです。
しかし、直前のローソク足が「95円から半日で101円まで上げた後、100円の価格まで下げた」となればどうでしょう?
ローソク足チャートで示すなら、2本の日足です。
- 1日目は6円上げた後に1円下がった「1日当たり5円の上昇幅」
- 2日目は1円下げて終わった「1日当たり1円の下落幅」
つまり、相対的に見て2日目は上がったが、1日目の下げの方が勢いが強いと言えます。
ローソク足は、相場の価格と時間の流れを具体的に分析可能です。
具体的にチャートのどこを見れば良い?
ローソク足チャートの基礎をここまで解説しました。
とは言え、上記の画像の様にチャートを見てもどこに注目すべきか見方が分かないと思います。
まずは、大まかな相場の流れを理解する事から始めましょう。
おそらく、価格が何となく上がっている、下がっているといったイメージは浮かぶと思います。
「価格はジグザグ動いているけど、大まかには上がっているんだな」
「価格が上がる時より、下がる時の方が早い気がするな」
上記の様な発想が持てていれば、最初は全然OKです。
なぜなら、FXでも株式でも相場には3種類しかないからです。
【上昇トレンド】価格が上昇傾向にある相場
【下降トレンド】価格が下落傾向にある相場
【レンジ】価格が上下どちらの方向かハッキリしない相場
FXでは、為替を取引しますが本質的には普段の買い物と何ら変わりません。
例えば、野菜を買う時でも台風や積雪の影響を受けて各スーパーで値上げ傾向(上昇トレンド)が見られ、豊作なら大量仕入れによる値下げ傾向(下降トレンド)が起きます。
買い物=取引、商品=為替とシンプルに売買対象が変わっただけです。
レンジ相場は、トレンドが上昇↔下降と転換する際、あるいはトレンドが一時的に停滞する調整局面で発生します。
レンジ相場は、トレンド相場の様に価格の方向性を多くの市場参加者が迷っている状態です。
ただし、「チャートパターン」、「プライスアクション」などFXには様々な手法、法則が存在しています。
これらを使いこなす事で、レンジ相場から次の方向性を予想する事も可能です。
【FX初心者向け】
チャートの見方を分かりやすく解説
まとめ
今回は「【FX初心者向け】チャートの見方を分かりやすく解説」のテーマでした。
この記事をまとめると以下の通りです。
- チャートとは価格と時間のグラフ
- FX初心者はローソク足チャートを覚える
- トレンドとレンジで大まかな見方からでOK
チャートの見方を覚えるのは、FXで稼ぐ上で必須のスキルです。
チャートから得られる値動きを元に、市場を分析する方法をテクニカル分析と言います。
結局の所、FXで気になるのは価格ですから、あらゆる取引方法で必ず役立つスキルです。
私自身、FX歴7年となった今でも常にチャートを元に取引しています。
ぜひ、今回の記事を参考にチャートの見方を覚えていきましょう。
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