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【本質】FXはルール作りが必須!正しい決め方と誤解してる決め方。

2020年6月23日

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FXは個人で稼ぐビジネスです。

後ろで怒鳴る上司もいなければ、間違いを正す母親もいません。

継続的にFXで勝ち残るには「マイルール」が必須になります。
つまり、自分の取引を自分で律するという事。

とは言え、多くのFX初心者はとにかく厳しいルール、実は損をしている不合理なルールを作ってしまいます。

今回はFXで本質的に重要なマイルールの作りを解説します。

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FXでルール作りは意味がない

FXは個人で稼ぐビジネスだと冒頭でお伝えしました。
したがって、FXのルール作りは十人十色、トレーダーによって違いがあります。

とは言え、「どんなルールでFXをしても勝てるか?」は違います。

大前提として、FXで勝つ為のルールにならないダメなマイルールを3つ解説します。
マイルールを作り始める際、可能な限り避けましょう。

  • トレードスタイルを時間軸で完全固定
  • 利食いと損切りを金額・資金の割合で決める
  • 毎月の収支を決める

上記の3つをマイルール作りで決めてしまうと、高確率で長期的には負け。
その理由を含めて、論理的に解説します。

【NGルール】トレードスタイルを時間軸で完全固定

トレードスタイルを時間軸で完全固定するルール作りは、FXで継続的には勝つのは難しいです

「時間軸で固定」とは、スイングトレードしかやらない・スキャルピングしかやらないといった意味になります。

なぜなら、相場には常に最も有利なトレードスタイルが存在するからです。
例えば、その日はどう考えてもボラティリティ(価格の変動幅)が少ない相場だったとしましょう。

「一日かけても動かない相場」に対して、「私はスイングトレードしかしない」から何日も含み損に耐えるトレードをするのは非効率的です。

もし、次の日に予想が外れれば、損失額にプラスしてマイナススワップまで支払う事になりかねません。

したがって、トレードスタイルを絞るのは好ましくないです。

とは言え、スイングトレードだけで勝ち続ける凄腕トレーダーもいます。
彼らは、スイングトレードで勝てる、一番利益がのるチャンスを見つけられるからです。

まだ、向き不向きが決まっていない段階では、FX初心者は特にFXのマイルールに組み込まない方が無難です。

【NGルール】利食いと損切りを金額・資金の割合で決める

FXでは利食いと損切りを、具体的な金額・資金の割合で決めるのはルール作りから除外すべきです。

なぜなら、具体的にいくら稼げるか?は最終的に相場が全てだからです。
もちろん、損切りも具体的にいくらの損失で決済すべきか?は相場によって異なります。

例えば、アナタが買いポジションを持ったとしましょう。
「30pipsほど利益が乗ったら決済」このような考え方をしています。

しかし、価格を30pipsほど押し上げるのはアナタ自身の力でコントール不可能です。
相場は大きなお金の流れで常に動いています。

仮に30pipsの値上げを引き起こすなら、少なくとも数百兆円は一気に買い付ける必要があります。

どれだけハイレバレッジでも、少なくともアナタにも私にもできません。

したがって正しくは、「30pips以上の上昇が期待できる相場だから決済ポイントはここ」といった判断をすべきです。

予想とリアルな相場で利食い・損切りは決めましょう。

【NGルール】毎月の収支を決める

月10万円は最低限FXで稼ぐんだ!とマイルールを作るのは絶対に止めるべきです。

なぜなら、稼げない相場もあるから。
億単位を運用するトレーダーも、数兆円を動かす投資家バフェット氏でも毎月いくらか?と利益の勘定(かんじょう)はしません。

長期的なスパンで、損を抑え、利を追うから富を築けているのです。

負ける時だって当然ですが凄腕でもあります。

例えば、毎月10万円稼ぐマイルールを作ったとして、月半ばで2万円しか稼げていないとどうするでしょうか?

「ここで一発当てて、一気に稼ごう!」などど考えてしまいます。
私もそう考えた時期があるので、気持ちは分かります。

しかし、現実で勝てるパターンは10回中1回勝てば良い方。
ギャンブルトレードに片足が浸かっている状態なので注意しましょう。

【参考例あり】FXマイルールの作り方

ここまで、FXマイルールの作り方でNG例を解説しました。

基本的には、以下の点を守ったルール作りなら全て正解です。

FXマイルールの絶対条件

  • 3つのNG例に当てはまらない
  • FXで勝つ為に理にかなっている
  • 自分の資金や生活スタイルに合っている

とは言え、「FXで勝つ為に理にかなったルールとは?」「私の資金ならどんなルールがある?」こんな疑問も多いと思います。

最初にお伝えした通り、マイルールはアナタ自身のスタイルで作るべきというのが前提です。

参考程度に、私がFX初心者の頃に守っていたマイルール、多くのトレーダー使う似たルールを3つほど紹介します。

具体的なマイルールは以下の通りです。

  • トレードする時間帯を決める
  • 毎月の入金額を固定する
  • 毎月の決まった日に全額出金

【FXマイルール】トレードする時間帯を決める

生活スタイルに応じて、3つの時間帯からトレードするタイミングを決めるマイルールです。

  • オセアニア時間→06:00~08:00
  • 東京時間→08:00~15:00
  • 欧州時間→15:00~21:00
  • 米国時間→21:00~06:00

FXでは時間帯に応じて、メインとなる市場が異なります。
FX業者の取引時間ではなく、元となる大きな為替市場の取引時間です。

時間軸でマイルールを決めるのはNGと言いましたが、時間帯でマイルールを決めるのはFX初心者に有効です。

なぜなら、時間帯によって市場には特徴が見られやすいからです。

例えば、米国市場なら市場規模が最も大きく取引も多いです。
したがって、他の時間帯より価格が大きく動きやすくなります。

オセアニア時間なら、週明けは窓(値が大きく一瞬で動く現象)が発生しやすいといった特徴もあります。

時間帯を決める事で特徴を理解し、トレード戦略を組み立て易くなります。

【FXマイルール】毎月の入金額を固定する

毎月の入金額を固定するマイルールは、私自身もずっと意識して行っています。
実際に専業トレーダーで月初は資金を同じ金額に設定する人は少なくありません。

こうすると、どんなメリットがあるかというと「最大リスクの固定化」が得られます。

例えば、毎月10万円の入金額で固定していれば、絶対に10万円以上の損失を出す事はありません。
(もちろん、ゼロカット制度のある海外FX業者が前提ですが。)

▷【リスク回避】ロスカットとは借金?XMだとゼロカットで損失をカバー。

リスクが限定化できれば、後は簡単です。

仮に10万円が毎月の入金額なら、毎月10万円を1円でも上乗せできる利益を上げれば良いのです。

毎月1,000円でも利益を出せば、1年で12,000円。毎月10,000円なら1年で12万円の稼ぎになります。

副業なら、年間で毎月12万の収入増って結構大きいです。
年間利益20万円以下なら、多くのサラリーマンは確定申告も不要になるので割と現実的。

【FXマイルール】毎月の決まった日に全額出金

正直なところ、FXで勝てない人でも「1カ月で○○万円稼げた!」何て経験は多いはず。
ところが、その利益が手元に残っている人は半数以下。

なぜなら、「出金を意識して行っていないから」です。

例えば、私達トレーダーには給料日の概念がありません。
銀行口座に出金して始めて「稼ぎ」になります。

出金しなければ、当然ですが取引口座に証拠金として利益は残ります。
そしてFX初心者の多くは、増えた証拠金を更に増やそうと利益を深追いします。

最終的には、利益どころか元本すら削られているケースは多いです。

稼いでいるトレーダー=出金しているトレーダーと言っても過言ではありません。
毎月決まった日には、勝とうが負けようが全額出金→再度、元本と同じ金額で入金。

こうすれば、元本以上の損失とは永遠に別れる事ができます。

まとめ

今回は「【本質】FXはルール作りが必須!正しい決め方と誤解してる決め方。」のテーマでした。

マイルール作りは、お分かり頂けた通り、FXで継続的に稼ぐ上で非常に重要です。

NG例と参考例を解説しましたが、あくまでルール作りをするのはアナタ。そして、守るべきなのもアナタです。

とは言え、勝てれば正解なのもマイルールの本質。
ようするに、継続的に勝てればルールは何でもOKです。

自分が守れて、そして続けられるマイルールを考えましょう。
ある意味、手法探しなどより重要な時間です。

 

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