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【本質】FXにおける「ポジショントレード」の基礎!実践レベルまで徹底解説

2021年3月16日

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FXにおけるトレードスタイルには、定番のデイトレード、スキャルピング、スイング以外にも「ポジショントレード」があります。

ポジショントレードは、上手く活用できれば、かなり効率よく稼ぐ事が可能です。

とは言え、取引チャンスが少なく、ポジショントレードに関する実践的なコツは情報も少ない傾向があります。

今回は「FXのポジショントレード基礎」をテーマに、実践レベルまで徹底解説をまとめました。

注意

本記事は、現役トレーダーによる考察を掲載しています。あくまで個人的な意見・見解であるため、投資助言等を目的としていません。FXをはじめ、投資・投機は余裕資金かつ自己判断で行いましょう。




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ポジショントレードとは?

ポジショントレードとは、注文から決済までの期間が最も長いトレードスタイルを指します。

具体的に、何日間ポジションを保有したらポジショントレード、といった定義はありませんが、一般的には数週間~数年と曖昧です。

ポジショントレードだからと言って、○○期間は保有しなければならない縛りもありません。
ようするに、「長期間にわたる取引」=「ポジショントレード」の認識でOKです。




ポジショントレードのFXにおける使い道

こんな時に「ポジショントレード」が有効

  • スワップポイントを狙ったポジショントレード
  • 長期保有で積み上げるポジショントレード
  • 最大限に値幅(pips)を狙ったポジショントレード

ポジショントレードは、ポジションの保有期間が長いトレードです。

とは言え、ポジションを根拠なく持ち続けても、稼げませんし、ポジショントレードとは言えません。

具体的に、上記の3パターンがポジショントレードの具体的な使い道です。

重要なのは、いずれの取引も、エントリーから決済まで「具体的な戦略」を決めて取引する事。
含み損に耐えて、決済が長引くのは、他のトレードスタイルと同様に、ポジショントレードでも避けなければいけません。


スワップポイントを狙ったポジショントレード

ポジショントレードの使い道で定番なのは「スワップポイントを狙ったポジショントレード」を狙った取引方法です。

スワップポイントとは、ポジションの持ち越しによって発生する金利差になります。

スワップポイントは、ポジションの保有期間長いほど、発生するスワップポイントも多いです。

スワップポイントで稼ぐのは、ポジショントレードと相性が良いでしょう。


長期保有で積み上げるポジショントレード

長期保有で積み上げるポジショントレードとは、文字通り、小ロットでポジションサイズを段階的に大きくしていく使い方です。

例えば「ドルコスト平均法」といった、外貨や株式の積み立て投資手法と同じような考え方になります。

例えば、10年間、1つの通貨ペアの平均価格を算出し、平均以下なら値下がりと共に、複数回に分け、同じ通貨ペアを買い続けます。

平均より、割安価格ですから、具体的な期間は分からずとも、適正価格(平均価格)には戻ってくるといった考え方です。


最大限に値幅(pips)を狙ったポジショントレード

短期トレードという意味では、最もポジショントレードの理想的な使い方が「最大限に値幅(pips)を狙ったポジショントレード」と言えるでしょう。

難しく考えず、普段の取引が1時間足ベースのデイトレードなら、「1時間足」→「週足」となるだけです。

トレードする時間軸が長くなり、必然的にトレードする値幅も大きくなります。

おそらく、デイトレードやスキャルピングで上手く勝てるなら、最終的にはポジショントレードで稼げるのが理想です。

注文から決済までの期間がなく、週足や月足の長期足では、相場の流れが非常にゆっくりになります。

注文→数か月は放置→指値で決済といった取引ができれば、かなり効率よくトレード出来ているといって良いでしょう。




FXで劇的にポジショントレードを上達するコツ

FXでポジショントレードを取り入れたいと思っても、実際の所、上手く使いこなせない方も多いはず。

ここでは、FXでポジショントレードを上手く取り入れる方法を解説します。

ただし、あくまでFX、通貨ペアの取引で使える上達術なので、株式やCFD取引に関しては使えません。

とは言え、筆者自身がFX歴7年を経て、現在はスイングとポジショントレードだけで取引を終えており、初心者向けの上達術として役立つと思います。


【ポジショントレードのコツ】有利な相場だけ取引

一番重要なのは、ポジショントレードが有利な相場だけで使う事です。

意外と誤解されやすいですが、ポジショントレードだから勝ちやすい、デイトレードが最強など実際には成立しません。

場の状況に応じて、最適なトレードスタイルがあります。

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ポジショントレードが有利な相場とは「月足で意識されている価格帯に到達した時」です。

合成通貨でない、主要の通貨ペアは流動性が高く、月足ではレンジ相場で価格が安定しています。

したがって、月足でちょうど中間の価格帯なら、ポジショントレードとの相性が良いです。

少し難しく考えてしまいますが、ようするに「月足で、ちょうど中間の価格」あるは、「数年単位で下回らず、買い支えか確認できた価格」をポジショントレードで狙うのが良いでしょう。


【ポジショントレードのコツ】テクニカル分析をする

ポジショントレードは、ファンダメンタルズ重視といった意見もありますが、テクニカル分析もキチンと行いましょう。

本質的には、ポジショントレードも、デイトレードやスキャルピングと同じです。

ようするに、月足や週足を重視して取引を組み立てるのがポジショントレードですから、他のトレードで行っているテクニカル分析を月足にも取り入れてみましょう。

補足ですが、テクニカル分析においては、長期足から見る「MTF分析(マルチタイムフレーム)」が超重要です。

以下の記事で分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【超重要】MTF分析(マルチタイムフレーム)を解説!FXで必須のスキル。
【超重要】MTF分析(マルチタイムフレーム)を解説!FXで必須のスキル。

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【ポジショントレードのコツ】スワップポイントが有利な口座を使う

ポジショントレードでは、やはり「スワップポイント」を気にするべきです。

前述した通り、ポジショントレードは、ポジション保有期間が数週間~数年単位になります。

したがって、ポジションに対して発生するスワップポイントも大きいです。

スワップポイントを利益として狙う場合はもちろん、マイナススワップでポジション損益に影響がでない工夫が重要です。


スワップポイントを利益に狙う場合

ポジショントレードでスワップポイントを利益に狙う場合は、「ポジティブロールに優れるFX口座」を使うのが良いでしょう。

ポジティブロールとは、スワップポイントが発生した時に、受け取り側、プラススワップとなる事を言います。


ポジショントレードでスワップを低くしたい場合

スワップポイントではなく、単純にポジショントレードの利益を伸ばしたい場合は、スワップポイントを高頻度で最適化する方針のFX業者を利用すると良いでしょう。

例えば「TitanFX(タイタンFX)」だと、リアルタイムで最適なスワップポイントに調整しており、実際に公式サイトでは、あえてスワップ一覧を設けていません。

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FXポジショントレード まとめ

今回は「【本質】FXにおける「ポジショントレード」の基礎!実践レベルまで徹底解説」のテーマでした。

この記事をまとめると以下の通りです。

  • ポジショントレードとは、数週間~数年間の取引
  • スワップポイントが狙いやすいのが他との違い
  • 本質的には、他のトレードスタイルと同じ「有利な環境で使う」

ポジショントレードと相性が良く、勝ちやすいトレードとは、理想的なトレードとも言えます。

やはり、FXは労働とは違い、経済の仕組みを使い、お金を運用して稼ぐのが本質です。

上手くポジショントレードを活用できれば、1回の取引でも効率よく稼ぐ事ができるでしょう。

 

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