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【FXのスキル向上】「V字回復」を攻略!値動きの特徴と戦略

2021年3月30日

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「雇用統計で売ったら、結局上がった・・・」
「このまま下がると思ったのに、爆上げ!大損!」
「V字回復を上手くトレードできない」

こんな失敗談、疑問はFXにキチンと向き合うと確実に当たります。

今回は「V字回復」をテーマに、予想に役立つ値動きの特徴、実践で使える戦略をまとめました。

V字回復は割と頻繁にみられるので、FXをする上で覚えておくべき。

注意

本記事は、現役トレーダーによる考察を掲載しています。あくまで個人的な意見・見解であるため、投資助言等を目的としていません。FXをはじめ、投資・投機は余裕資金かつ自己判断で行いましょう。




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FXにおける「V字回復」はどんな値動き?

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V字回復とは、文字通り、直前の値動きをV時に巻き返す値動きです。

FX初心者が「上がると思ったのに・・・」「下がると思ったのに・・・」と負けてしまう事の多いパターンの1つと言えます。

筆者自身も、FXを初めて1年目の時、負けるトレードの時は、V字回復が多かったイメージです。

画像はドル円1分足チャートで見られた「V字回復」ですが、1分足、1時間足、日足を問わず、V字回復の値動きは出現頻度が多いです。

つまり、V字回復はFXのスキル向上、より勝ちやすいトレードをする上で攻略必須と言えます。




V字回復が起きやすい相場環境とは?テクニカルとファンダメンタルズ

V字回復を「ダマし」と考える人が多いです。

ダマしとは、「あれ?下がってきた・・・。やっぱり上がった!予想通りだったのに・・・」こんな経験がある値動きが当てはまります。

思惑と逆方向に一時的に動き、一気に巻き返す値動きはV字回復と重なるので、V字回復=ダマしと考えられやすいです。

しかし、実際には、V字回復が起きやすい相場環境もあるので、ある程度の予想も可能です。


V字回復が起きやすい相場環境 【テクニカル編】

V字回復が起きやすい相場環境を、値動き中心のテクニカル分析で示すと「重要な節目が近くにある場合」が挙げられます。

重要な節目とは、相場の転換点など過去の値動きが変わる、重要な分岐点となった場所です。

  • 直近のトレンドで重要なフィボナッチ
  • 長期足の高値or安値
  • 水平線・チャネル・トレンドライン

具体的には上記3パターンが、V字回復の先端と重なる場合が多いです。

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例えば、上昇トレンド発生中に急落、その後は急落前を取り戻し、上昇トレンドを継続させるV字回復。

安値の水準は、直近の上昇サイクルのフィボナッチ・リトレースメントと重なる場合は珍しくありません。

V字回復=必ずコレ、といった聖杯はありませんが、基本的にV字回復を見せる相場は、値動きを振り返ると「実は順当な展開だった」となります。


V字回復が起きやすい相場環境 【ファンダメンタルズ編】

V字回復が起きやすい相場環境を、ファンダメンタルズ分析から原因を探すのは難しくありません。

しかし、ファンダメンタルズ分析からV字回復を予想するのは「経済に関する情報、知識が十分にある賢い人」でなければ難しいでしょう。

なぜなら、ファンダメンタルズ分析からV字回復を予想するには「経済指標の織り込み済み」を予想する必要があるからです。

例えば、経済指標で最も有名な雇用統計。発表直後は大きく下げるも、V字回復で巻き返すのは少なくありません。

「雇用統計が悪い結果だった」→「とは言え、思ったより悪い結果ではないよね」といった心理が、V字回復を起こす主な原因です。

したがって、雇用統計の過去データ、そして雇用に関する実体を調べ、「○○だった場合は、相場はどう動くか?」といった投資家心理まで分析しなければなりません。
つまり、ファンダメンタルズ分析からV字回復を予想し、トレードに役立てるのは難易度が高いと言えます。




V字回復をFXトレードで活用する方法

V字回復は、FX初心者のうちはトレードしない選択肢をオススメします。

V字回復で「損切された」→「どちらに行くか分からない」→「少し様子見をしよう」これも正解です。

とは言え、V字回復を1つのチャートパターンとして捉え、FXトレードに活用する方法もあります。

  • 押し目・戻り高値として順張りのトレード
  • V字回復の髭でエントリー
  • ポジションを分割して入れる

具体的に、V字回復をFXトレードで活用する方法は上記の3つがあります。

まとめると、V字回復をチャンスと見てトレードする、あるいはV字回復からエントリーを検討するといった活用方法です。

それぞれ3パターンを詳しくまとめました。


押し目・戻り高値として順張りのトレード

「押し目・戻り高値として順張りのトレード」は、V字回復をあえて予想せず、想定していた押し目・戻り高値でエントリーをする活用方法です。

メリットは、V字回復を予想する高度なテクニックが不要、V字回復が発生した場合、想定していたより早くエントリーができる事にあります。

デメリットは、損切りに掛かりやすく、勝率は低くなりやすい点です。

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「押し目・戻り高値として順張りのトレード」のエントリーは画像の様なイメージです。

水色の部分で、後の値動きがV字回復を示すかは別としてエントリーします。

エントリーの根拠は、例えば、日足の重要なレジスタンスライン、左側の上昇トレンドに対して、fib0.618の押し目などから状況に応じて戦略を組み立てます。

画像の点線はエントリー後の値動きをイメージしていますが、仮にV字回復が実現した時、利益は伸びが早くなる場合が多いです。

V字回復の予想は不要な例ですが、あらかじめ押し目や、戻り高値を予想するスキルが必要。
以下の記事で、押し目・戻り高値の予想に役立つ内容をお届けしています。

フィボナッチ・リトレースメントとは?使い方の具体例も解説。


V字回復の髭でエントリー

「V字回復の髭でエントリー」は、チャートパターンとしてV字回復を捉える活用方法です。
日本だと余り知られていませんが、海外のトレーダー界隈では割と有名。

メリットは、チャートパターンとして覚えるので分かりやすい事。デメリットは、パターンの考え方に囚われすぎて、応用が効かない事です。

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V字回復(V-Shaped-reversal)では、急落後に長い下髭を付けた場合にエントリーします。
(あるいは、急落後の長い上髭)

下髭を見てエントリー、その後は、急落前水準か急落前の高値より上が利確水準です。

画像のドル円5分足チャートを見ると、下髭部分まで一旦は下げる現象が稀に見られます。

下髭は長いほど、大きく買い戻されたと予想できますが、下髭の末端、安値まで押し戻されるケースがあるので少し判断が難しいです。

ちなみに、V字回復(V-Shaped-reversal)は雇用統計で有効とされるトレード手法の1つで、豪ドル系の通貨ペアで見られやすいといったセオリーもあります。

【関連記事】2021年の豪ドル円はどう動く?


ポジションを分割して入れる

「ポジションを分割していれる」とは、V字回復後の値動きに対して、いわゆるナンピンに近いトレード方法になります。

V字回復が重要な起点となって、トレンド転換のチャートパターンを形成しそうな場面で有効です。

メリットは、最終的に上手くいけば、その後のトレンドをごっそり利益に変えられる事。デメリットは、損切りを渋ると大損に繋がる事です。

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ポジションを分割してエントリーするイメージ図です。

V字回復後に価格が下がる動きを見て、段階的にポジションサイズを大きくしていきます。

あらかじめ、自分の資金管理で最大のロット数を決めておき、最大に対し3分の1、3分の2と価格が下がるにつれてポジションを大きくしていきましょう。

すると、最終的な全ポジションの平均価格は、割安となり、その後の利益が伸びやすくなるといった形です。

重要なのは、V字回復の安値を下回った段階では必ず損切りを行う事。

損切りをしなければ、単にフルレバレッジで負けるトレードになってしまいます。

ちなみに、V字回復後の分割エントリーでは、トレンド転換のチャートパターンが形成されると理想的です。
例えば、V字回復の底値が、逆三尊の底値になるなど「トレンド転換を初動から狙う」といった取引がベストになります。

【関連記事】ヘッド&ショルダーでFXトレード!基本から徹底解説




V字回復は約定力の高いFX口座で狙う

V字回復は、突発的な値動きとして出現しやすいです。

したがって、実は約定力の高いFX口座でなければ、注文が通らない可能性もあります。

ここでは、約定力の評価が高いFX業者をご紹介します。


TitanFX(タイタンFX)

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TitanFXは、2014年創業の新興ブローカーながら、高い約定力で人気を獲得しています。

TitanFXの約定力の高さは、取引サーバーの整備に全力を注いでいるのが大きな理由です。

残念ながら、他社のようなボーナスキャンペーンは実施しないものの、個人でもプロトレーダー並みのトレード環境が使えるように実現しました。

例えば、TitanFXの取引サーバーは、Equinix社のデータセンターに設置されています。
Equinix社は、AmazonやGoogleも使う通信業界で最も信頼されている企業です。

世界中から大量のアクセスがある、米国の巨大企業が使うサーバーですから、約定力も非常に高く、安定性に優れます。

TitanFXの概要

TitanFXの運営元
Titan FX Limited(2014年設立)
運営元の所在地
1st Floor, Govant Building, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu
金融ライセンス
VFSC(バヌアツ金融サービス委員会)
レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大500倍 NDD(ノンディーリングデスク) 情報なし
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
MetaTrader4 平均1.3pips 両方可能
TitanFXの平均スプレッド
AUDJPY AUDUSD EURGBP EURUSD GBPJPY
2.2pips 1.5pips 1.5pips 1.2pips 2.2pips
USDJPY EURJPY CADJPY GBPAUD GBPUSD
1.3pips 1.4pips 2.2pips 3.5pips 1.8pips

TitanFX公式サイトはこちら




【FXのスキル向上】「V字回復」まとめ

今回は「【FXのスキル向上】「V字回復」を攻略!値動きの特徴と戦略」のテーマでした。

この記事をまとめると以下の通りです。

  • 「V字回復」とは、急騰→急落・急落→急騰の値動き
  • 経済指標時や長期足の節目などで予想ができる
  • 初心者はトレードしないのが無難、ただしトレードする方法はある

V字回復は、突発的な値動きとなりやすく、判断が追いつかない場合も少なくありません。とは言え、振り返ってみれば、意外と予想も付き、トレードもできます。あらかじめ、V字回復への対策を考えておき、次はチャンスに変えられる様に準備するのが重要です。本記事を参考にしつつ、実際のチャートで研究してみましょう。

 

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