FXの基礎知識

【解体新書】GBPUSD(ポンドドル)の特徴とは?初心者向けに徹底解説

2020年12月30日

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大きな値動きが目立つポンドドル。

ぱっと見「不規則に動いている危険な通貨ペア」とFX初心者の頃は思っていしまいます。
とは言え、ポンドドルにも他の通貨ペア同様に特徴を値動きから分析可能です。

「GBPUSD(ポンドドル)ってどんな通貨ペアなの?」
「GBPUSD(ポンドドル)の値動きの特徴って何?」
「GBPUSD(ポンドドル)で重要な経済指標はどれ?」

今回は、「GBPUSD(ポンドドル)の特徴」をテーマに、上記の疑問を解説する内容でまとめました。

注意

本記事でお届けする情報は投資助言ではありません。相場は変動するので、FXの取引は自己判断、自己責任で行いましょう。




GBPUSD(ポンドドル)の基本情報

イギリスの通貨ポンド(GBP)とアメリカの通貨(ドル)の通貨ペアがポンドドルです。

ポンドドルの取引量は世界第3位のため、FXではメジャー通貨ペアとなります。

現在はドルが基軸通貨ですが、かつては軍事力ともに経済的にも世界一でした。
ドルではなく、ポンド主軸の時代があったことから、ポンドドルは新旧基軸通貨のペアと言えるでしょう。


対象 2010年 2013年 2016年 2019年
銘柄 取引量(10億米ドル) シェア 取引量(10億米ドル) シェア 取引量(10億米ドル) シェア 取引量(10億米ドル) シェア
ユーロ/米ドル 1,099 27.70% 1,292 24.10% 1,172 23.10% 1,584 24.00%
米ドル/円 567 14.30% 980 18.30% 901 17.80% 871 13.20%
英ポンド/米ドル 360 9.10% 473 8.80% 470 9.30% 630 9.60%

国際決済銀行(BIS)による、各通貨ペアの取引量を見てみましょう。
ユーロドルほどではないものの、毎年高水準の取引量をポンドドルが維持しているのが分かります。

一日の平均取引量が表のシェア率ですが、毎年の振れ幅がなく、9%前後で推移しており、安定した流動性が特徴です。




GBPUSD(ポンドドル)の特徴的な値動き

GBPUSD(ポンドドル)の特徴的な値動き

  • GBPUSD(ポンドドル)はボラティリティの大きい通貨ペア
  • GBPUSD(ポンドドル)はトレンドラインが意識されやすい
  • GBPUSD(ポンドドル)は重要なトレンドラインの角度が意識されやすい

具体的に上記3つの特徴が値動きからくみ取れます。
いずれも、ポンドドルを取引していれば高確率で遭遇する値動きです。

ポンドドルには特徴となる値動きがあります。
FXで各通貨ペアの値動きを追うと、他の通貨ペアより有効な節目、あるいは独特な値動きを形成する傾向が何度も確認できるでしょう。

ポンドドルの値動きで特徴的な要素を3つ解説します。




ポンドドルはボラティリティの大きい通貨ペア

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値動きと言うよりは、ポンド系通貨ペア全ての共通点ですが「ポンドドルは非常にボラティリティが大きい」特徴がみられます。
近年のドル円相場では、1週間で40pips未満のボラティリティという場面すら見られます。

しかし、ポンドドルは1日で100pips以上の変動するケースも珍しくありません。
また、国内外問わず、獲得損益はドルで計算され、最新のドル円レートで利益と損失が計算されます。

クロス円と違い、ドルベースの計算となるため同じ値幅でも日本円では大きい金額となるのも1つの特徴です。


対象 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
1年間の変動幅 1364pips 2911pips 2359pips 1900pips 1556pips

5年間、ポンドドルのボラティリティを見てみましょう。
各年の1年間の価格変動幅を記載しています。

ポンドドルは毎年少なくとも1000pips以上は動いており、非常に大きいボラティリティです。




ポンドドルはトレンドラインが意識されやすい

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ポンドドルの特徴的な値動きでは「トレンドラインが意識されやすい傾向」が挙げられます。
ポンドドルは、水平線よりトレンドラインの方が機能しやすいと言ってよいでしょう。

値動きには、水平線やトレンドライン、一定の価格範囲などで、レジサポ水準として機能するのが節目です。
ボラティリティの大きいポンドドルでは、縦軸の節目である水平線が意識されるには都合が悪い場面が多々あります。

一旦生まれたトレンドが、大きな上下運動を繰り返し、相場が展開しやすいのがポンドドルです。
トレンドラインが意識され、トレンドを継続させるのはポンドドルらしい値動きと言えます。




ポンドドルは重要なトレンドラインの角度が意識されやすい

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ポンドドルは、水平線よりトレンドラインが意識されやすい特徴があると解説しました。

重要なトレンドラインを抜けても、ポンドドルの場合は重要なトレンドラインの「角度」が引き続き相場を支配する値動きが多く見られます。

例えば、画像のチャートでは1つの重要なトレンドラインを水色で描写しました。トレンドラインを同じ角度で直近の高値・安値を基準に複製しました。
すると、不思議と右側の未来の高値・安値と重なる場面が多いです。

ポンドドルは、このように重要なトレンドラインを抜けても、同様の角度が引き続き相場を支配する値動きが特徴として見られます。




GBPUSD(ポンドドル)で重要な経済指標

GBPUSDは基軸通貨であるドル(USD)を含むため、時事性の高いニュースを含む様々な経済指標の影響を受けます。
代表例として、ポンド、ドルに関連する経済指標を各5つほど解説をまとめました。




【ポンド編】重要な経済指標

ポンド関連の重要経済指標

  • 英中銀政策金利
  • 英国国内総生産(GDP)
  • 英国製造業PMI
  • 英国消費者物価指数
  • 英国雇用統計




英中銀政策金利

イギリスの中央銀行「イングランド銀行」が年に8回行う金融政策会合(MPC)で決定されるイギリスの政策金利です。
イングランド銀行への預金金利(バンクレート)が対象になっています。

米国の政策金利との違いとして、多数決であるものの議長の意向が通るのが米国の動向ですが、英国の場合は総裁が少数派の意見に回るなど、多数派の意見を否決するケースもあります。

英国国内総生産(GDP)

英国の国内総生産(GDP)も各国のGDPと同様に国内で生産された初品サービスの総額を指します。

数値が高いほど、経済成長をくみ取れる数値です。
速報値・改定値・確報値の3種類があるが、発表の早い速報値が重要視されやすいです。

英国製造業PMI

米国のISM製造業景況指数の英国版と言えるのが英国製造業PMIです。

製造業と非製造業のどちらも重要な経済指標で、英国の購買担当者への調査で、早い段階で景況感を分析できる経済指標になります。
50を基準とし、上回ればポンド買い、下回ればポンド売りとしてポンドドルとの関連性も高い判断材料です。

英国消費者物価指数(CPI)

英国消費者物価指数(CPI)は、英国の消費者が購入する商品サービスの価格変動を示す経済指標です。

物価の上昇はインフレの要因となり、予想より高い数値ならポンド買い、予想より低い場合はポンド売りの判断材料として考えられます。

英国雇用統計

英国雇用統計は、文字通り英国の雇用状況を示す経済指標です。

イギリス国家統計局(ONS)が国連の国際労働機関(ILO)の基準で失業率や失業保険申請数を発表しています。
予想に対し、失業率・失業保険申請数が多いとポンド売り、予想に対し、失業率・失業保険申請数が少ないとポンド買いの判断材料として考えられます。




【ドル編】重要な経済指標

ドル関連の重要経済指標

  • 米国雇用統計
  • FF金利(フェデラル・ファンド金利)
  • ISM製造業景気指数
  • 消費者物価指数(CPI)
  • FOMC声明と議事録




米国雇用統計

アメリカの労働省労働統計局(BLS)が毎月発表する米国の雇用情勢に関する経済指標。

「非農業部門雇用者数」および「失業率」が雇用統計のデータ内で最も注目されやすいです。
雇用統計により発表されたデータはFRB(連邦準備理事会)の政策に対しても間接的に影響を及ぼします。

ポンドドルで考えると、2つの雇用統計で相対的な分析が必要です。
例えば、英国雇用統計・米国雇用統計のいずれも結果が悪くとも、概ね予想との乖離が米国側だとさほど悪くない場合はドル買いが先行しやすいです。

FF金利(フェデラル・ファンド金利)

フェデラル・ファンド金利(FF金利)もドル円に関連する経済指標の1つです。

FF金利は、ドル円に限らず為替市場全体で注目され、FF金利が発表されるタイミングでは、多くの為替が活発的に動きます。
また、FF金利はFOMC会合における誘導目標金利です。FF金利と英中銀政策金利の数値関係がポンドドルのスワップポイントに影響します。

ISM製造業景気指数

米国全土の企業の購買担当(Purchaser)へ販売商品の新規受注や在庫状況などを全米供給管理委員会(ISM)がアンケート調査を実施、調査結果を元に算出する景況指標が「ISM製造業景況指数」です。

同様に、米国企業の購買担当者への調査としてPMI指数がありますが、先行指数としてISM製造景気指数の方がポンドドルのドル優位に影響しやすくなります。
いずれにせよ、雇用統計と同様に米英の相対的な見方が重要です。

消費者物価指数(CPI)

消費者物価指数(CPI)とは、商品サービスの価格変動を示す経済指標です。

インフレ・デフレの傾向を見る上でも消費者物価指数は重視されます。
消費者物価指数の数値の中でも「コアCPI」」は注目度高く、コアCPIは生鮮食品を除く物価推移を表すため、ポンドドル以外の通貨ペアにも関係します。

相対的な分析は消費者物価指数においても重要ですが、米国のインフレ動向は金融市場において重要度の高いファンダメンタルズ材料です。

FOMC声明と議事録

連邦公開市場委員会(FOMC)による声明と議事録による見解はドル円と関連度の高い経済指標になります。

金融政策による、利下げ、利上げなどドルに及ぼす影響が非常に多き経済指標です。
また、タカ派・ハト派の言葉もFOMCと関連して覚えておくと良いでしょう。

金融政策を強行して進める派閥をタカ派、据え置き、様子見の施策を推進するのがハト派になります。
米国では、英国の中銀と異なり、基本的には議長の意向が決定権を握っているのが現状です。




GBPUSD(ポンドドル)の取引に強い
海外FX業者3社

ポンドドルの特徴や経済指標について解説しました。
ボラティリティが大きく、短期間で変動を起こすポンドドルはスプレッドが広くなりやすい傾向があります。

したっがって、ポンドドルの平均スプレッドが狭く、ロスカット水準が低い海外FX口座がオススメです。
また、オススメはしませんが、ポンドドルのボラティリティを利用してハイレバレッジで爆益を狙える海外FX業者もあります。

  • GBPUSD(ポンドドル)の平均スプレッドが低い
  • ロスカット水準が低く設定されている
  • 最大レバレッジがとにかく高い

ポンドドルの特徴に合わせた3つの条件で、オススメの海外FX業者をご紹介します。




ポンドドルが低スプレッドなのは「iFOREX(アイフォレックス)」

レバレッジ 取引方式 受賞歴
最大400倍 DD(ディーリングデスク) 情報なし
取引プラットフォーム ドル円のスプレッド スキャルピング・自動売買
FXnet(独自) 平均1.0pips 不可

ポンドドルをとにかく低スプレッドで取引したいならiFOREXがオススメです。
ただし、スキャルピングが公認されていない海外FX業者となるので注意。

最大400倍レバレッジと、海外FX業者では低めの水準であるため、デイトレードやスイングトレードで、ポンドドルの約定価格を有利に持っていきたいと言った方に最適でしょう。


海外FX業者 iFOREX XM TitanFX Axiory GemForex FBS Exness FXGT
GBPUSDの平均スプレッド 1.1pips 2.6pips 1.8pips 1.4pips 2.4pips 1.8pips 1.5pips 2.2pips

上記は、1日に3回(東京・ロンドン・ニューヨーク市場)で計測したポンドドルの平均スプレッドです。
iFOREXは、平均1.1pipsでポンドドルの平均スプレッドとしては他社の半分ほどで安定していました。

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ロスカット水準が低いのは「iFOREX・Exness(エクスネス)」

iFOREX XM TitanFX Axiory FBS Tradeview is6com GEMFOREX FXGT Exness
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ロスカット水準の低い海外FX業者は、iFOREXとExnessの2社。
いずれも、ロスカット水準が証拠金維持率0%と資金をギリギリまで活用した立ち回りが可能です。

仮に、資金に余裕を持ったポジション管理でも、やはり突発的に大きく動く機会もあるポンドドルではロスカット水準が低いとメンタル面でも余裕が持ちやすくなります。

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ポンドドルをハイレバ取引するなら「FBS・Exness」

ポンドドルを、リスクを許容したハイレバレッジで取引する場合は最大レバレッジの高いFBS、あるはExnessが良いでしょう。

  • FBS→最大3000倍レバレッジを最低入金額1万円のスタンダード口座で実現
  • Exness→条件達成で無制限(実質21億倍)のレバレッジでを実現

上記2通りの方法で、他社にない高水準のレバレッジを使ってポンドドルを取引できます。

Exnessの無制限レバレッジですが、5ロット以上の取引を10往復するのが条件なので、一定の証拠金額が必要です。
なので、1万円からといった少額ハイレバならFBSが良いでしょう。

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GBPUSD(ポンドドル)の特徴
まとめ

今回は「【解体新書】GBPUSD(ポンドドル)の特徴とは?初心者向けに徹底解説」のテーマでした。

  • GBPUSD(ポンドドル)がどんな通貨ペアなのか?
  • GBPUSD(ポンドドル)の値動きに見られる特徴とは?
  • GBPUSD(ポンドドル)に関係する経済指標とは?

上記について解説しました。
ポンド系の通貨ペアは、ボラティリティの高さから別名:〇人通貨ペアと言われるほどFXトレーダーに人気?の通貨ペアです。

とは言え、価格が大きく動く=利益機会も大きいのがFXの本質になります。
値動きや経済指標などポンドドルの特徴を理解して、急変動すれチャンスに変えられる様に心がけましょう。

 

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