ロールオーバーとは、営業日をまたぐ取引を決済する処理の事です。
しかし、XMではスイングトレードなど数日間ポジションを決済せず、持ち続けられます。
実際には、決済処理がされずスワップ金利のみ計算されるのがXMのロールオーバーです。
とは言え、ロールオーバーは自動的に行われるので仕組みを知らない人が大半。
今回は「XMのロールオーバー」そして、一緒に覚えるべきオーバーナイトポジションについて解説します。
知っておくだけで、スワップ金利の運用を通常の3倍ペースで稼ぐ事が可能です。
今なら3000円の取引ボーナスがもらえる
[toc]
ロールオーバーとは?
FXの取引で持ったポジションには、2営業日以内に決済しなければならないルールが有ります。
例えば、月曜日にポジションを持ったら水曜日に決済する必要があります。
この決済とは、取引した「通貨ペア(投資商品)の現物引き渡し」です。
しかし、私達はドル円で買い注文をしても実際にドルを交換しません。
なぜなら、証拠金取引という方法を使っているからです。
証拠金を担保としてFX業者に預けて、そこからポジションを借りて売買の差益で稼ぐと言った仕組みになります。
XM公式サイトなどでは、ポジション=チケットと言ったりしますが、ようするにポジションの所有権を借りているという事です。
したがって、決済して借りた物を打ち消す必要があるのです。
100万円の取引権利を買って、110万円で売る→100万円だけ返して10万円が手元に残るイメージ。
本来、売りたい価格・買いたい価格まで待つには、一旦決済して翌営業日に再度ポジションを持つ必要があります。
この一旦決済して、本来の目標価格まで決済日を伸ばす行為をロールオーバーと言います。
XMのロールオーバーとは?
XMもとい、ほとんどのFX業者ではロールーオーバーでポジションは決済されません。
未決済ポジションはそのままで、スワップ金利の計算だけがされます。
スワップ金利とは、各通貨に適応される金利差分の事です。
例えば、金利の低い通貨を金利の高い通貨で買ったポジションなら、差額分を貰えます。
逆に、金利の高い通貨を金利の低い通貨で買えば、差額分を支払います。
FX業者によって、スワップポイントの数値は違うので、FX業者側で本来のロールオーバーをしても成り立ちます。
▷【まとめ】XMのスワップ一覧。海外FX業者だから出来るコツコツ投資術
ざっくり解説すると、ロールオーバーが行われているが顧客がする必要がない。その代わり、スワップ金利はそのままの金額で計算されないといった仕組みです。
ロールオーバーとオーバーナイトポジション
オーバーナイトポジションとは、営業日をまたぐ保有期間のポジションの事です。
営業日の切り替えは、日本時間の午前7時(夏時間は午前6時)に行われます。
XMでは、基本的に平日なら24時間取引可能です。
しかし、どのFX業者でも営業日の切り替えは設定されています。
営業日切り替えのタイミングはロールオーバーが実施されます。
つまり、オーバーナイトポジションは営業日の切り替えをまたぐのでスワップ金利の清算もあります。
切り替えのタイミングで、スワップ金利が受け取り側ならポジションに対して付与されます。
逆に、支払い側でも営業日の切り替え前に決済すればマイナススワップは発生しません。
3日分のロールオーバーでスワップを稼ぐ
XMでは、切り替えのタイミングでポジションを保有していればスワップ金利が計算されます。
切り替えのタイミング=ロールオーバーのタイミングです。
ロールオーバーは、市場の営業日以外でも発生します。
つまり、土曜日と日曜日に関してもスワップ金利はあるという事です。
しかし、土日は市場が止まり、チャートも動きません。
土日分を加算する「3日分のロールオーバー」が水曜日に行われます。
しかも、3日分のロールオーバーは3日間ポジションを持ち続ける必要がありません。
なので、水曜日と木曜日のロールオーバーがされる「木曜日の午前7時(夏時間:午前6時)」にポジションを持っていればOKです。
1日しかオーバーナイトポジションを持つ必要がなく、3日分のスワップポイントを受け取れます。
まとめ
今回は「【今さら聞けない】XMロールオーバーとオーバーナイトポジションとは?」のテーマでした。
ロールオーバーに関しては、少し仕組みが複雑です。
しかし、結局の所トレードで意識するのは「ポジションを持ち越すとスワップが発生するだけ」なので、シンプルに考えましょう。
仕組みを何となく理解していれば、ロールーオーバーのマイナススワップが大きいほど投資家は持ち越すのを嫌うだろうといった分析も可能です。
今なら3000円の取引ボーナスがもらえる
XMの口座開設方法はこちら