どんな業界にも先人は存在します。
私がFXを始めたのが今年で5年前、当時は「相場の格言」を知りませんでした。
FXの先輩たちは失敗や成功から学び、相場の格言として教えを残しています。
もし、私がFX初心者の頃に知って入ればと思う事が多々あります。
- FXを始めた頃に知っていたら役立つ格言
- トレード経験を積んだから分かる本質的な格言
- 実は意味を誤解して負けの原因になる格言
相場の格言は知っているだけでは「ただの知識マニア」です。
実際の経験を通して、FX初心者にこそ知って欲しい相場格言を5つご紹介します。
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相場の格言は究極の経験談
相場の格言とは、成功者の経験が凝縮された最高の教科書。
なぜなら、語り継がれる格言は成功者しか生み出せないからです。
例えば、FXで数千万円の損失を出した人の格言は存在しません。
しかし、「年間で10億ドルの利益を上げるトレーダー」「総資産10兆円の投資家」と誰でもわかる成功者の格言は、皆が知りたいと思います。
ですから、相場の格言は成功者の経験が凝縮された最高の教科書です。
そして、相場の格言とは成功者の「失敗経験」が元になっているケースが多い。
成功者の多くは、ほぼ確実に数億、数兆の損失を経て這い上がった経験があります。
「失敗から学んで成功した」からです。
相場の格言を知る事は、私達が経験する前に失敗と対処法を知る事といっても過言ではありません。
損失を計上する前に、損失を計上しない方法を知れるならメリット大ですよね。
相場の格言には、その為の知識が隠れています。
FXで役立つ!5つの相場格言
相場格言とは言え、FXではなく株式市場におけるケースも多いです。
株とFXでは、取引時間や値動きなど異なる性質もあります。
私が5年間のFX経験で「これは当てはまる、まさしくその通りだ。」と思った相場格言を5つピックアップしました。
休むも相場
相場格言で有名な1つ「休むも相場」。
間違いなくFXにも適応する言葉だと思います。
なぜなら、「待つ=休む」という判断がFXにおいては非常に重要だからです。
具体例だとFX初心者に多い「ポジポジ病」があります。
本来は取引チャンスでもないのに、とにかく注文・売買をしていないと気が済まない状況です。
そもそも、一日に何度も理想的な取引チャンスはありません。
私自身も、今となっては月に数回のポジション、あるいは年に数回注文し、後は「待つ」といったスタイルです。
- 買う
- 売る
- 待つ
投資家・トレーダーにできる行動は3種類だけ。
「休むも相場」の格言に込められているのは、待つ事も戦略という意味です。
自身の資金を投げられる、ここぞというタイミングを待ちましょう。
相場師は孤独を愛す
相場師は孤独を愛す、あるいは似た言葉で「相場師とは、孤独に徹する事」といった格言もあります。
いずれも20年以上前に考えられた格言だと言われています。
しかしながら、現代を先取りしたような格言です。
最近では、Twitterで有名トレーダーがポジションを公開したり、トレードシナリオを発信しています。
これらを丸っとマネて取引することを「ミラートレード」と言います。
負けた場合は、○○が言っていたから。○○を信じていたのに。
そうじゃないんです。
相場=孤独が基本。自己判断で勝ち続ける事に意味があります。
例えば、負けても根拠があれば、反省し、次回は勝ちへ変えられます。
私自身も、日ごろから人の分析、トレードは見ないように意識している孤独なトレーダーです。
意外と、自分の考えを軸に努力した方が成功の道は開けると思います。
分からぬときは休め
「分からぬときは休め」。
これもFX初心者には、ほぼ確実に為になる相場格言です。
なぜなら、わからない時に取引してもFXでは勝てないから。
当たり前です。
例えば、経済指標(特に雇用統計)のタイミングでハイレバレッジトレードをする人に多い失敗経験。
経済指標の結果は、誰にも分かりません。
仮に知る方法があったとしても、一般のトレーダーが知れるほど簡単な仕組みではないはず。
しかし「○○の発表で下がるだろう・・・」といった曖昧な根拠で無理なトレードをする人はいます。
結果が分からない時、あるいは根拠に自信がない時は取引を控えて休むべきです。
その後の展開を見て、次で勝てるように覚えれば良いと思います。
登り百日、下げ十日
相場の格言「登り百日、下げ十日」。
ここまでの格言ではメンタル面が大きかったですが、この格言に関しては特に実践的。
相場が上がる時は遅いが、下げるのは早いという値動きの性質を語っています。
実際にチャートを見ると「あっ、たしかに」と思えます。
急騰相場では、数日間かけて価格を上げるが、暴落相場では一日と限らず数円ほど下がる事って意外と多いです。
色々な根拠は考えられ、意見も分かれますが事実、相場は下がる時の方が展開が早い。
「世紀の空売り」という、映画化された書籍があるようにトレーダーと下げ相場は昔から縁があります。
基本的に自分のルールに従っている限り
長期的には勝つことができる。
他の格言と比べて文章が長いですが、「基本的に自分のルールに従っている限り長期的には勝つことができる。」これも非常に重要な考え方です。
相場は孤独で、待つ・休むも大事と解説しました。
しかし、いくらFX教材やFXブログを読んだところで自制心がないとトレーダーとして成功はできません。
なぜなら、買うも売るも全ての判断・行動はアナタ自身がする事だからです。
長期的に、つまり継続してFXで勝ち続けるには「自分のルール」を作り、自分を律する事が大切です。
例えば、私はトレードに関する事を徹底的にルール化しています。
お伝えした通り「他人の相場に関する意見を聞かない事」、私はSNSでトレーダー・投資家をフォローしません。
直接的な部分では、ロットは常に小さく、値幅を利益とする意識。
細かい部分では、トレード中に聞く音楽を1カ月単位で固定するなどしています。
やり過ぎ感はありますが、自分にとって勝つ為に必要な事=ルールとして決めるのが重要です。
逆に鵜呑みにすると負ける?相場格言の誤解
ここまでご紹介した相場格言。
まだまだ、世の中には沢山あります。
私が知るだけでも30種類以上、世界的に見たら間違いなく100種類は超えるでしょう。
中には、こんか相場格言もあります。
- 意味を誤って覚えられている相場格言
- FXではちょっとズレている相場格言
有名な相場格言の中で、誤解されやすい3つをピックアップして解説します。
頭と尻尾はくれてやれ
「頭と尻尾はくれてやれ」は非常に有名です。
もしかしたら、既に知ってる方も多いのではないでしょうか?
頭と尻尾とは、つまり天井の高値と大底の安値を指します。
それを「くれてやれ」ですから、「天井と大底は見過ごしてよい・狙わない」と思ってしまいます。
しかし、実際には「天井も大底も狙う」のが正解です。
天井は分からないけど、天井圏といった大まかな価格はテクニカル分析で予想できます。
もちろん、大底の安値も同様です。
天井と大底を完璧に捉えるのは不可能ですが、限りなくギリギリまで狙ったトレードをする事は可能です。
天井を狙うのではなく、天井が確定しつつ、最も利益と損失がバランス良く注文できる場所を狙いましょう。
既に進行したトレンド相場を追うと「高値掴み」といった典型的な負けパターンになります。
難平商いは怪我の因
「難平商いは怪我の因」を誤解しているのは「難平(ナンピン)=負けの原因」だと思っている場合です。
もちろん、根拠なくひたすらポジションを積み上げるのは損失を大きく、負けを先延ばしにしているに過ぎません。
- 低レバレッジでスワップ金利を狙った積立投資
- 平均のポジション取得単価を有利にする分割エントリー
戦術的にポジションを積み上げる事は、決して間違いではありません。
根拠なく注文を増やすナンピンが誤りだという意味です。
卵は一つのカゴに盛るな
「卵は一つのカゴに盛るな」とは株式投資が元です。
どういう意味かというと「1つの投資商品に資金を割くのではなく、複数の銘柄で分散投資しましょう」です。
なぜなら、1つの銘柄に資金を割くと、いざ暴落した時に資金を全て失うからです。
とは言え、例外もあります。
例えば、少額資金でFXをする場合です。
元より資金が少なく、分散して複数の通貨ペアを買った所で利益が少なすぎます。
確かにリスクも少ないですが、負け続けるほどジリジリと少ない資金が、より少なく減っていくのが現実です。
したがって、投資資金が多い時は成立する相場格言になります。
少額から稼ぎたいなら、少額なりにリスクを取った方がチャンスがあります。
今では、個人でも海外FX業者を使えば法人並みのレバレッジが使える時代です。
スキルがあれば、少額でも稼げる可能性が十分にあります。
自分の技量とリスクを考えて判断すべきでしょう。
まとめ
今回は「【先人から学ぶ】FXで役立つ「相場の格言」を5つご紹介。」のテーマでした。
FXの経験が1年ほどあれば、確かにそうだった。あるいは、もっと早く気付くべきだったと思われたのではいでしょうか?
私自身も、時間の空いた時に相場格言をYoutubeで見たります。
新しい発見がある事も珍しくなく、やはり成功者の経験談として相場格言は学びが多いです。
ぜひ、FXで困ったときは先人の教えを参考にしてみましょう。
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