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【解体新書】ドル円の値動きの特徴・どんな通貨ペア?初心者向けに徹底解説

2020年12月29日

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FXを始めたら、多くの人が取引する「ドル円」。
しかし、何年かFXを続けてもドル円の値動きから特徴に気づかない人は多いです。

為替には、通貨ペアによって特徴となる値動きがあります。
いわゆる値動きのクセや習性です。

「ドル円ってどんな通貨ペアなの?」
「ドル円の値動きの特徴って何?」
「ドル円で重要な経済指標はどれ?」

今回は、「ドル円の特徴」をテーマに、上記の疑問を解説する内容でまとめました。

注意

本記事でお届けする情報は投資助言ではありません。相場は変動するので、FXの取引は自己判断、自己責任で行いましょう。




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ドル円とは?どんな通貨なのか

FXで取引する通貨ペアとして定番の「ドル円」。
アメリカのドル(USD)と日本の円(JPY)の通貨ペアになります。

海外FX業者ではUSDJPYと表記されているのがドル円です。
為替市場は始め、流動性の高いドルは取引量が多く、為替の中では比較的価値の安定した通貨とされています。

したがって、リスクオフ・リスクオン相場に対して注目されやすい通貨ペアというのも大きな特徴の1つです。

リスクオフ相場のドル円

地政学的リスクの高まりなど、リスクの低い金融商品へと資金が流れる状況です。
比較的価値の安定したドルへ買いが集まりやすい傾向。

リスクオフ相場のドル円

懸念されていた地政学的リスクがおさまり、リスクを取って高金利・ハイボラティリティな市場へ資金が流れる状態。ドル円は売られやすい傾向。




ドル円の値動きに見られやすい特徴

ドル円の値動きの特徴

  • ボラティリティが他より安定している
  • テクニカルの基礎がキレイに決まりやすい
  • 水平線が節目として意識されやすい

ドル円の値動きには、どのような特徴があるのでしょうか?

各通貨ペアには、意識されやすい節目の形などテクニカル分析で重要な特徴が見られます。
過去のドル円の値動きを振り返ると、上記3つの特徴が見られました。




ボラティリティが他の通貨ペアより安定している

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ドル円は流動性が高く、取引量が多いと解説しました。
やはり、値動きの特徴として「ボラティリティが他より安定している」のが挙げられます。

月足の相場環境が、三角持ち合いということもあり、2000年以降だと他の通貨ペアより大きな値動きは少ない印象です。

特に、安定したボラティリティはFX初心者にとっても「為替入門としてのドル円」として人気を得ています。
例えば、FX業者同士のスプレッド比較でも、ほぼ確実にドル円のスプレッドは取り上げられるほど定番の通貨ペアです。




テクニカルの基礎がキレイに決まりやすい

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ドル円には基礎的なテクニカルが当てはまりやすい特徴があります。
ドル円は流動性の高さから、大衆心理の重要性が他の通貨ペアより高いです。

取引量・流動性の低い通貨では、大口取引により価格が大きく変動しやすい傾向があります。
一方で、ドル円は市場規模が大きいため、相場全体に影響を及ぼすには、より多くの人が同一方向へ売買判断をするのが必要です。

したがって、きれいなテクニカル(チャートパターンや法則)が形成され、トレンドを生む展開が多い傾向があります。

例えば、エリオット波動理論により、安値がセオリー通りフィボナッチリトレースメントに当てはまるなど。多くのパターン、理論が相場に出現しやすい傾向があります。

もちろん、相場環境においてはだましが増える時もあるので、確実性はありません。




水平線が節目として意識されやすい

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ドル円の値動きを追うと、レジサポラインに特徴があることに気づきます。

斜線上のトレンドラインも同じくレジサポの節目として意識されますが「ドル円は水平線が節目として意識されやすい特徴」があります。
相場において、サポート、レジスタンス水準として意識されるのが水平線です

前述した通り、ドル円は他の通貨ペアよりボラティリティが安定しているとお伝えしました。
発想を変えると、似た価格帯でしばらく推移しているのがドル円とも言えます。

したがって、時間軸と価格で構成されるトレンドラインより、単純に価格としての水平線が意識されやすいのがドル円です。
もちろん、トレンドラインやチャネルラインなどドル円にも出現します。

しかし、節目としては水平線の方が多く、機能しやすい傾向があると言えるでしょう。




ドル円で重要な経済指標とは?

ドル円で重要な経済指標

  • 米国雇用統計
  • FOMC声明と議事録
  • FF金利(フェデラル・ファンド金利)
  • 国内総生産(GDP)
  • ISM製造業景況指数
  • 消費者物価指数(CPI)
  • 時事性の高いニュース

ドル円は、メジャー通貨ペアであるため、米国、日本の経済指標以外にも少なからず影響を受けます。

あらゆる、経済指標に影響を受けやすいドル円ですが、特に注目すべきファンダメンタルズは何でしょうか?
ここでは、ドル円と関連度の高い重要経済指標を解説します。




米国雇用統計

アメリカの労働省労働統計局(BLS)が毎月発表する米国の雇用情勢に関する経済指標。

「非農業部門雇用者数」および「失業率」が雇用統計のデータ内で最も注目されやすいです。
雇用統計により発表されたデータはFRB(連邦準備理事会)の政策に対しても間接的に影響を及ぼします。

ドル円のみならず、米国の雇用統計は世界的にも注目度の高い経済指標である事も知っておきましょう。

米国雇用統計はいつ発表される?

日本時間で午後9時半(夏時間)、午後10時半(冬時間)に発表されます。毎月12日を基準に週当たりの雇用を調査、3週間後の金曜日に発表です。概ね翌月の第一金曜日となります。




FOMC声明と議事録

連邦公開市場委員会(FOMC)による声明と議事録による見解はドル円と関連度の高い経済指標になります。
金融政策による、利下げ、利上げなどドルに及ぼす影響が非常に多き経済指標です。

また、タカ派・ハト派の言葉もFOMCと関連して覚えておくと良いでしょう。
金融政策を強行して進める派閥をタカ派、据え置き、様子見の施策を推進するのがハト派になります。

FOMC声明と議事録はいつ発表される?

FOMC声明と議事録は年初に1年間の予定が公開されます。




FF金利(フェデラル・ファンド金利)

フェデラル・ファンド金利(FF金利)もドル円に関連する経済指標の1つです。
FF金利は、ドル円に限らず為替市場全体で注目され、FF金利が発表されるタイミングでは、多くの為替が活発的に動きます。

また、FF金利はFOMC会合における誘導目標金利です。
米国の政策金利に当たるため、金融市場に影響を及ぼす重要材料としても世界中の投資家が注目しています。

FF金利(フェデラル・ファンド金利)はいつ発表される?

FOMC会合の日程に合わせて、日本時間午前3時(夏時間)、日本時間午前4時(冬時間)に発表される。




国内総生産(GDP)

米国は、経済大国として世界中からその経済情勢が注目されます。

国内総生産は「速報値」「改定値」「確報値」の3つの数値で構成されています。
3つの数値で最も重要視されるのは速報値です。

その国の景気動向を数値化したのが国内総生産とも言え、世界の経済をけん引する立ち位置の米国の経済状況はドル円に限らず、金融市場全体に影響を及ぼします。

国内総生産(GDP)はいつ発表される?

四半期ごとに、速報値、改定値、確報値の3回で発表されます。発表時刻は日本時間午後9時30分(夏時間)、午後10時30分(冬時間)。




ISM製造業景況指数

米国全土の企業の購買担当(Purchaser)へ販売商品の新規受注や在庫状況などを全米供給管理委員会(ISM)がアンケート調査を実施、調査結果を元に算出する景況指標が「ISM製造業景況指数」です。

同様に、米国企業の購買担当者への調査としてPMI指数がありますが、先行指数としてISM製造景気指数の方がドル円相場において重要視されます。

ISM製造業景況指数はいつ発表する

毎月第3営業日の日本時間午後11時(夏時間)、午前0時(冬時間)に発表されます。




消費者物価指数(CPI)

消費者物価指数(CPI)とは、商品サービスの価格変動を示す経済指標です。
インフレ・デフレの傾向を見る上でも消費者物価指数は重視されます。

消費者物価指数の数値の中でも「コアCPI」」は注目度高く、コアCPIは生鮮食品を除く物価推移を表すため、ドル円及び金融市場全体の値動きに影響を及ぼします。

消費者物価指数(CPI)の発表はいつ?

調査対象月から、翌月15日前後が目安となり、日本時間で午後9時30分(夏時間)、午後10時30分(冬時間)に発表されます。




時事性の高いニュース

経済指標以外にも、ドル円は時事性の高いニュースも値動きに影響を及ぼす時事性のニュースも重要になります。

例えば、米中貿易問題、米国経済における重要人物のSNS、コロナウィルスによる経済的な打撃など。
主要通貨ペアだからこそ、金融市場に関わるファンダメンタルズから影響を受けやすい傾向があります。

2020年初には、米国を代表する大手企業アップル社の影響を受け「アップルショック」と言われるショック相場も見られました。




ドル円と値動きに相関関係があるのは?

ドル円は、金相場や日経平均株価と相関関係があると言われています。
円高・円安と同時期に、金相場や日経平均と連動して動く現象が相関関係です。

ただし、一概にドル円が上がったから金相場が下がるといった絶対法則はありません。
例えば、金市場は長期的に見れば、希少価値があるため上昇トレンドを継続しています。

一方でドル円を含む、ほとんどの通貨ペアは長期的にはレンジ相場です。
仮に、金相場とドル円の相関関係が絶対法則なら、ドル円は長期的にトレンド相場を継続している必要があります。

リスクオン・リスクオフなど、相場によって相関関係が起きやすい、あるいは独立した値動きになるものです。
市場に応じて、相関関係が見られ、意識されるシーンで売買判断の材料として考えるのが無難でしょう。




ドル円の値動き・特徴 まとめ

今回は「【解体新書】ドル円の値動きの特徴・どんな通貨?初心者向けに徹底解説」のテーマでした。

  • ドル円がどんな通貨ペアなのか?
  • ドル円の値動きに見られる特徴とは?
  • ドル円に関係する経済指標とは?

上記について解説しましたが、ドル円を取引していたけど意外と気づかなかった点も多かったのではないでしょうか?

FXでは、相場に応じてトレードする優位性のある時期がありますが、細かい特徴を理解すると1つの通貨ペアだけでも十分勝負できます。
重要なのは、特徴を理解した上で、どんな対応をするのが良いのか?を判断する事です。

今回の記事を参考に、ぜひ自身でドル円のチャートを見てみましょう。

 

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