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【徹底解説】唯一の聖杯はエントリールール!決め方と具体例

2021年2月2日

fx-entryrule-titleFXで勝てない、あるいは勝てる時もあるけど利益が残らない・・・。
その原因はエントリールールを決めていない事にあるかも知れません。

「エントリールールってどうやって決める?」
「エントリールールは必要なの?」
「エントリールールはあるけど上手く使えない」

具体的に上記の疑問を解決する内容でお届けします。
今回は、FXで必須「エントリールール」がテーマです。




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エントリールールとは、
FXで継続的に稼ぐ「聖杯」

もし、アナタがエントリールールを決めずにFXをしているなら今すぐ決めましょう。

なぜなら、エントリールールはFXで唯一の「聖杯」だからです。
FX始めると誰もが1度は探す聖杯。

FXで継続的に稼ぐ、平たく言えば「聖杯=FXで誰でも勝てる方法」になります。

もちろん、FXにおいて必勝法となる聖杯はありません。
しかし、継続的にFXで稼ぐ意味でエントリールールは聖杯となります。

なぜなら、エントリールールとは文字通り、取引する上での決まりだからです。




エントリールールが必須な理由

エントリールールとは、取引する決まりだと解説しました。

つまり、エントリールールはFXで注文する際の根拠になります。
根拠があれば、ほぼ同じ局面で同じような取引を再現可能です。

同じ事を同じように繰り返せる事を「再現性」と言います。
エントリールールがFXにおいて必須なのは「再現性」が継続的に勝ち続ける上で重要だからです。

例えば、たった1度の勝ちトレード。
どれだけセンスがなくても、FXをしていれば1度は勝てる機会があると思います。

1度の勝ちでも具体的なエントリールールを持っていれば、同じ場面で何度でも勝てる、つまり再現できます。

あとは、同じエントリールールを、同じ局面で繰り返すだけで必然的に利益を積み上げられると言う事です。

FXの手法や、分析の軸はトレーダーによって様々ですが、勝ったトレードと同じ条件をエントリールールとして繰り返しているのは絶対的な共通点と言えるでしょう。




エントリールールの決め方
「3つの鉄則」

エントリールールの決め方「3つの鉄則」

  • 具体的な根拠
  • リアルタイムで判断する
  • 入口・出口は決める

エントリールールを決める重要性についてはお分かり頂けたと思います。
それでは「エントリールールの決め方」を解説します。

大前提として、エントリールールとは論理的な考え方を持って決めましょう。

例えば、「○○の場合は、○○の可能性が高いから、○○の注文をする」
こんな感じの考え方でエントリールールは決めましょう。

エントリールールは再現性を高める面でシンプルであるべきですが、○○の時にエントリー!と単純過ぎるのはNGです。




具体的な根拠

エントリールールを決める上で最重要なのは「具体的な根拠」です。

エントリールールは、注文する際の決め事ですから、実際に注文に至るまでの根拠が具体的である必要があります。

なぜなら、抽象的なエントリールールでは「別にチャンスじゃないのに無駄なエントリーをして負けが増える」といった負の連鎖を生むからです。

トレードチャンスが来た時に迷うことなく注文できる具体的な根拠を決めておきましょう。

具体的な根拠のあるエントリールール

①ダブルボトムを形成
②短期的には下降トレンドの時(1分・5分・15分のローソク愛足)
③中期・長期足は上昇トレンドの時(1時間以上のローソク足)
→買い注文でエントリーする

抽象的な根拠のエントリールール

ダブルボトムの形が見えた
→買い注文でエントリー

例えば、具体的・抽象的なエントリールールはこんな感じです。

アナタはどちらの方が再現性があり、利益に恵まれると思いますか?
もちろん、前者の「具体的な根拠のあるエントリールール」ですよね。

具体的な根拠のあるエントリールールでは、長期・中期・短期の相場環境で全体的に見て、具体的に細かい部分までを判断基準としています。

そして、1つの根拠ではなく、複数の根拠を持つ事が重要です。

値動きだけで判断に自身がない場合は、インジケーターを取り入れて、シグナルを使った見方を加えるのもオススメになります。

各時間軸の相場環境と、複数の根拠を持つことで、Aの目線でも買い、Bの目線でも買いという様にトレードの精度を上げられるでしょう。




リアルタイムで判断する

エントリールールの決め方というより、使い方に近いかもしれません。

エントリールールは予め決めますが、エントリーの判断はリアルタイムで行うべきです。

とは言え、前述した通り、具体的なエントリールールが完成していれば、リアルタイムで1つずつ当てはめて考えるだけなので難しくありません。

例えば、前述した具体的なエントリールールで考えてみましょう。

リアルタイムでエントリールールを使う例

その日の最初にチャートを見て「日足と時間足では上昇トレンドの最中」と判断しました。しばらくチャートを追っていると「15分足は下降トレンドと判断できる」といった状況です。現段階は、下降トレンドですが、対局は上昇トレンド中の調整局面ですから、ダブルボトムの形成後は上昇トレンドで戻る可能性が高いと判断できます。

つまり、チャートを見つつ、リアルタイムな状況をみてエントリールールに当てはめて考えるのです。

前述した通り、具体的なエントリールールが構築できていれば、段階的にルールの条件を満たしていくはず。

最終的には、エントリールールに沿いながら確信を持った取引が可能となります。




入口・出口は決める

いわゆる「エントリー(入口)とイグジット(出口)はセットで考える」というFXの基礎知識がエントリールールの決め方になります。

ただし、割と誤解されやすいのがエントリーとイグジットを縦軸の価格として考えているケースです。

何円になったらイグジット(決済)とか、利食いと損失は○○pipsに固定するといった考え方は間違いになります。

もちろん、自動売買のロジックで考えた場合に関しては問題ありません。
とは言え、自分の意思で取引する裁量トレードにおいて、エントリーとイグジットは価格だけで決めるべきではありません。

なぜなら、想定以上に利益が伸びたり、負けた場合の損失を少なくできる可能性があるからです。

ようするに「どうなったら利益確定で、どうなってしまったら損切りなのか?」をエントリールールに組み込む必要があります。

FXの教材やYouTubeでシナリオ否定=損切りと言われますが、利益確定も損失確定の損切りも結局は同じ決済です。
あらかじめ具体的に想定しておくのがポイントになります。

結論、やはりエントリールールは具体的に決めるのが大前提です。
エントリールールが具体的であれば、損切りも単純明快です。

fx-entryrule-1

例えば、上記の画像の様な平行チャネルをベースとした手法でトレードする場合はこのように考えます。

①エントリーは平行チャネルの下限で検討
②平行チャネル下限を抜けたら損切り(イグジット)
③平行チャネル上限に到達で利食い(イグジット)

おそらく、上記の①~③でエントリールールを組み立てるはずです。

しかし、平行チャネルだけでなく、複数の根拠で考える場合は値動きも分析対象として捉えます。

画像の右側には1ロット買い→0.5ロット利食いと書いてありますが、直近の急騰を加味してチャネル上限を抜けるかも?と想定可能です。

したがって、1ロット中0.5ロットは伸びしろがあると考え、利益を伸ばすといったテクニックもあります。

利益を伸ばす意味の分割決済は、損切は最低でも建値に変更するのがポイントです。
こうすれば、建値で損切りとなっても、半分の利益は手元に残るという分けです。




【具体例】現役トレーダーの
私のエントリールール

ここまで、エントリールールの重要性と決め方を解説し、トレーダーによってエントリールールは異なるとお伝えしました。

私の場合は、7年間のFX経験を通じて、プライスアクションとチャートパターン、そして各種ラインを軸にトレードをしています。
参考までにエントリールールを少し解説します。

fx-entryrule-2

私の場合、相場の動かない週末に来週のトレード戦略と一緒にエントリールールを構築します。

つまり、毎回のトレードでエントリールールの詳細は変えているという事です。
最近では、ゆったりした時間軸のトレードを好む為、スイングあるいはデイトレードをベースに1週間に1回程度のトレードを考えます。

あらかじめ、現在の相場で重要な節目(水平線・トレンドライン)などを分析し、エントリー根拠と組み合わせてチャートに書き込みます。

ちなみに、MT4でもTradigview、どの取引プラットフォームにもテキスト機能があります。
エントリールールの構築と同時に、いわゆる「トレード日誌」の役割も同時なので効率が良いです。

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エントリールールですが、上記の画像では水平線をベースに、価格ではなく各節目に「ポイント①(P1)」と言うようにメモで決めています。
また、どんな目線で節目をみているのか?リアルタイムな値動きはどうか?自身の現時点の考えも追記するのがポイントです。

感情に流されたトレードをする場合は「リアルタイムな自分の考え」を書き起こすのもルールにすると良いかも知れません。

いずれにせよ、前述したエントリールールの決め方に関する条件はそろっています。

  • 具体的な根拠
  • リアルタイムで判断する
  • 入口・出口は決める

ノートなどにエントリールールを書き起こすのも良いですが、実際にチャートに書き込んで、その場に応じた具体的なエントリールール(エントリー至った自分の考え)を残しておくと良いでしょう。

【まとめ】
エントリールールを決めよう

今回は「【徹底解説】唯一の聖杯はエントリールール!決め方と具体例」のテーマでした。

この記事をまとめると以下の通りです。

  • エントリールールはFXで継続的に稼ぐ唯一の聖杯
  • エントリールールは「具体的」「リアルタイム判断」「入口と出口」が重要
  • エントリールールはトレーダーによって異なる

FXで勝てないと悩み、投げ出す人は多いです。
しかし、全然勝てなくて問題ありません。

9割以上が負けているFX、最初から勝てなくて当然です。
とは言え、エントリールールは決めて何度も繰り返し研究するのが重要になります。

根拠を持っていれば、負けても反省し、次のエントリールールを組みなおせば良いのです。
失敗→反省→修正を繰り返し、1度の成功体験を掴めば、あとは成功例をエントリールールに。淡々とルール通りに利益を積み上げられるでしょう。

 

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