NDD方式とは一言で説明すると「信頼性の高い注文方式」の事です。
XMでは、私達の注文をNDD方式という仕組みを使って為替市場と繋げています。
今回は、FX会社を選ぶ上で本質的なNDD方式への考え方を解説します。
- NDD方式とは?そもそも何?
- 海外FX業者はNDD方式だから信頼できるってどういう事?
- 国内FX業者の方がやっぱ安心なんじゃ?
具体的に上記の疑問を初心者向けに分かりやすく解説します。
結論を言ってしまうと「NDD方式でもDD方式でもどっちでもOK。ただ信頼できるのはNDD方式ですよ」といったお話です。
今なら3000円の取引ボーナスがもらえる
[toc]
XMの「NDD方式」と
国内FXの「DD方式」の違い
- NDD方式 (ノンディーリングデスク方式)
- DD方式 (ディーリングデスク方式)
冒頭でお伝えした通り、「NDD方式は為替市場と私達の注文を繋げる仕組み」です。
つまり、NDD方式とDD方式の違いは繋ぎ方の違いです。
NDD方式
私達がPC・スマホで注文する
FX業者の取引サーバーが注文を受ける
FX業者が注文をインターバンク市場へ流す
DD方式
私達がPC・スマホで注文する
FX業者のディーラーが注文を受ける
FX業者が注文をインターバンク市場へ流す
私達が注文する→市場へ流れる、この「→」の部分でFX業者の介入の仕方が違います。
- NDD方式では、取引サーバーを中継して市場へ注文を流す
- DD方式では、ディーラー(人間)が中継して市場へ注文を流す
両者の違いは、注文を市場へ流すのに機械的に処理するか、人為的に処理するかの違いです。
インターバンク市場とは?根本的な取引の流れ
私達がFXで「買い」や「売り」の注文をします。
この注文は世界中の誰かと直接的に為替の取引をしてはいません。
インターバンク市場という、投資商品を取引する場所で注文同士をマッチングさせています。
- ○○円で買い注文
- ○○円で売り注文
アナタが買い注文を出したら、他の同じ価格の売り注文とマッチングするのがFXの取引です。
例えば、スーパーの買い物と仕組みは同じです。
100円でじゃかいもを売りたい店と、100円ならじゃがいもを買いたい人で取引をしています。
また、個人ではインターバンク市場にアクセスする事ができません。
なぜなら銀行同士が為替を取引する場所だからです。
なので、FX業者を利用し、中継してもらう事で私達でも為替の取引が可能になります。
XMも採用するNDD方式は信頼できる仕組み
XMの採用してる「NDD方式」は信頼できる仕組みです。
海外FX業者を利用した経験があれば皆知っている事実になります。
なぜなら、お伝えした通り私達の注文に関わるのが取引「システム」だからです。
人間が介入しないので、構造上は意図した不正行為ができません。
例えば、DD方式ではディーラーが私達の注文を市場へ流すとお伝えしました。
つまり、人間が注文を扱うという事です。100人のディーラーが居たとして、100%全員がちゃんと注文を市場へ流すのでしょうか?
確証が得られる仕組み出ない以上「注文を通さない」可能性があります。
これをノミ行為と俗に言います。
どんな行為かと言うと、負けそうな注文は実際には市場へ流さず、取引資金を不正に奪う行為になります。
多くのDD方式では、もちろん正確に注文を管理していると思います。
しかし、人間が関わる以上は理論上「絶対・確実」は言えません。
補足:ディーラーとは何?
ディーラーといっても様々な種類があります。
FX業者のディーラーは、顧客の注文同士を結び付けたり、顧客注文を判断し、自社でインターバンク市場と取引する役割を担っています。
「DD方式=危ない」「NDD方式=絶対」
はちょっと違います
- DD方式は危ない
- NDD方式だから絶対安心
上記のような考えをはちょっと本質からズレでいます。
先にお伝えしたように「DD方式」でも、ほとんどのFX業者は不正行為なく、健全な運営をしているからです。
逆の考え方で言えば、NDD方式でも不正を働いている悪徳業者もあり得ます。
本質的に大切なのは、どのFX業者を利用するか?は個人の自由だと言う事です。
悪徳業者だと思うなら、使わない判断ができます。
しかし、優良業者と悪徳業者の判断はFX業者を使った事がない人には判断できません。
どうすれば良いかと言うと、結論は大手のNDD業者を利用すればOKです。
当サイトでは「XM(エックスエム)」を取り上げていますが、国際ライセンスを複数保有する大手FX業者だからといった理由もあります。
初心者はとりあえず、大手のNDD方式採用のFX業者を利用するのが無難です。
ちなみにXMの信頼性等については以下の記事で徹底解説しています。
▷【人気】XMの評判をまとめてみた。世界的に使われているのも納得。
【本質】
NDD方式はスプレッドが広い件について
「NDD方式のFX業者はスプレッドが広いから使えない」といった話を良く耳にします。
しかし、XMのスプレッドは実際そこまで広くないです。
とは言え、本質的に多少広いだけでトレードできないのは取引を見直すべきだと思います。
なぜなら、FXで継続的に資金を運用するには絶対守るべきポイントがあるからです。
それは「リスク(損失)よりリワード(利益)が大きい取引」を継続する事になります。
言い方を変えると「リスクリワード」「損小利大」です。
ようするに、FXでは損失小さくした上で利益が大きく狙えるトレードを心がけましょうといった話です。
スプレッドが広いとはいえ、XMのような優良FX業者と国内のFX業者で比較すると1pips以内に差はおさまります。
例えば、1pipsの差でトレードが成立しないような取引方法をしている場合は、根本的に戦略を見直した方が良いです。
為替市場は、日によって違いはあれど一日10pips以上は動きます。
チャンスがあれば、100pip・200pipsと動く日も。
細かい利益を時間を掛けて狙うより、大きな利益を狙って効率良く稼げるのがトレードのメリットです。
なので、確かに若干NDD方式はスプレッドが広いが、トレードに支障をきたすのは本質的に違います。
具体的なXMのスプレッドに関しては、以下の記事で全て網羅しています。
▷【本質】XMのスプレッドまとめ。実質コストで考えるべき理由。
XM NDD方式についてのまとめ
今回は「【本質】XMのNDD方式とは?国内のDD方式の違いと優位性を解説」のテーマでした。
この記事をまとめると
- FX業者にはNDD方式とDD方式がある
- 違いは注文に関わるのが「人」か「システム」か
- どちらでも良いが、信頼性はNDD方式が高い
つまり「基本どっちを採用していもOK。仕組み上はNDD方式が信頼できる」といった内容でした。
私は、個人的にNDD方式である事より、レバレッジとMT4が使えるか?など他の部分を重視してFX業者を選びます。
結果として、XMは全ての条件を満たしていて、おまけにNDD方式だから信頼性も高いと言った感じです。
実際にDD方式で悪い噂は聞きますが、私自身は被害に合った経験はありません。
とは言え、心配ならXMを始めとする名の通ったFX業者を選ぶと良いです。
今なら3000円の取引ボーナスがもらえる
XMの口座開設方法はこちら