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AXIORYの「テラ口座」とは?基本仕様から特徴まとめ

2021年9月2日

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海外FX業者AXIORYが、2021年5月に新しい口座タイプ「テラ口座」の提供を開始しました。

AXIORYが非対応だった取引ツールや、新しく追加された株式の取引がテラ口座は可能です。
上級者向けのECN方式を採用するテラ口座ですが、初心者でもプロ向けの環境が使いやすい仕様になっています。

本記事では、AXIORYの新口座タイプ「テラ口座」の基本仕様から特徴まで詳しくまとめました。


AXIORYのテラ口座とは?

最初にお伝えした通り、テラ口座とはAXIORYの新しい口座タイプです。

基本仕様は、前から設定のあったナノスプレッド口座と似ています。
しかし、現代の海外FX業者らしい仕様へと、テラ口座はいくつかアップデートされているのが特徴です。

テラ口座の基本仕様 【一覧表】

発注方式 NDD ECN方式
最大レバレッジ 最大400倍
取引手数料 3ドル相当額 (※1)
最大ロット数 1000
最小ロット数 0.01
最大ポジション 制限なし
取り扱い銘柄 【FX/通貨ペア】61種類
【CFD/株価指数】10種類
【CFD/エネルギー】5種類
【CFD/貴金属】4種類
【CFD/株式】95種類
取引プラットプラットフォーム MetaTrader5 (Windows/Mac/Andorid/iOS)
ロスカット水準 証拠維持率20%を下回ると強制ロスカット
マージンコール 証拠金維持率50%を下回ると発動
ゼロカット 有り(追証無し)
自動売買/スキャルピング 両方可能

(※1) 1ロットの片道取引手数料

テラ口座の取り扱い銘柄詳細

  • 【FX/通貨ペア】61種類
  • 【CFD/株価指数】10種類
  • 【CFD/エネルギー】5種類
  • 【CFD/貴金属】4種類
  • 【CFD/株式】95種類

テラ口座で取り扱う上記の合計175銘柄をまとめました。
※クリックで一覧表が見れます。


AXIORY テラ口座の特徴とは?

  • ECN方式を採用している
  • MetaTrader5対応でサクサク動く
  • 海外FX屈指の低スプレッド
  • 口座タイプによるレバレッジ制限無し

テラ口座は、上記4つの特徴を持つ口座タイプです。

特に、海外FX業者の高いレバレッジを生かしつつ、スキャルピングやデイトレードをしたい方に相性が良いでしょう。

非常に狭いスプレッドを、低コストで実現できます。また、テラ口座はAXIORYの他の口座タイプと同様に自動売買の使用が認められています。
ECN方式の手数料も比較的安いので、ランニングコストを抑えて、自動売買での運用も可能です。

【テラ口座の特徴①】ECN方式を採用している

テラ口座は、ECN方式を採用する口座タイプです。

ECN方式とは、顧客(私達)の注文が電子証券取引所(ECN)に流れ、金融機関や他の証券会社との市場で注文がマッチングして、取引が成立する仕組みです。

提携する金融機関や他の証券会社をまとめて「リクイデティ・プロバイダー(流動性プロバイダー)」と言い、ようするに私達の注文と金融機関の直接取引となるため、優れた約定力と適正レートによる低スプレッドが実現します。

AIXORYは、1度の注文で1000ロットの発注ができるほど、ECN方式の性能が優れているのが特徴です。

また、ECN方式を採用する取引口座では、専用の電子取引システムを使うため、取引手数料が発生します。
テラ口座の取引手数料は、1ロット片道3ドル相当額と比較的安い価格で、パフォーマンスも高いのがメリットです。

Axiory/テラ口座 XMTrading/ゼロ口座 TitanFX/ブレード口座 FBS/ECN口座 FXGT/ECN口座 TradeView/ILC口座 LANDFX/ECN口座 BigBoss/プロスプレッド口座
3ドル相当額 5ドル相当額 3.5ドル相当額 3ドル相当額 5ドル相当額 2.5ドル相当額 3.5ドル相当額 4.5ドル相当額

テラ口座と同様に、ECN方式を採用する他社口座の「1ロット片道当たりの取引手数料」を比較してみました。
AXIORYのテラ口座は、かなり安い部類に入るのが分かります。

【テラ口座の特徴②】MetaTrader5対応でサクサク動く

テラ口座の特徴は、やはり「MetaTrader5(MT5)」に対応している点でしょう。

AXIORYでは、cTraderとMetaTrader4の2種類の取引ツールに対応していましたが、唯一MetaTrader5にのみ対応していませんでした。

MetaTrader5は、定番の取引ツールMetaTrader4と同じクォンツ社が開発した取引ツールです。
MetaTrader5は、MetaTrader4の最新版であり、今のパソコンやスマートフォン向けに開発されています。

基本機能のアップグレードや、64bit版OSの最適化が行われており、動作がサクサクなのが特徴です。

ただし、MetaTrader5は比較的新しいため、EAによる自動売買やカスタムインジケーターが少ないデメリットがあります。
最小限の機能で裁量取引が快適なら良いといった方にMetaTrader5はオススメです。(私自身はMetaTrader5を愛用しています)

MetaTrader4が使いたい場合は、ナノスプレッド口座を選択しましょう。

【テラ口座の特徴③】海外FX屈指の低スプレッド

テラ口座は、海外FX業者の中でも屈指の低スプレッドが特徴です。
また、単純にスプレッドが狭いだけでなく、取引手数料をスプレッドに加味しても、コストパフォーマンスに優れています。

通貨ペア Axiory/テラ口座 XMTrading/ゼロ口座 TitanFX/ブレード口座 FBS/ECN口座 FXGT/ECN口座 TradeView/ILC口座 LANDFX/ECN口座 BigBoss/プロスプレッド口座
USDJPY 0.4pips(0.7pips) 0.2pips(0.7pips) 0.2pips(0.55pips) 0.4pips(0.7pips) 0.3pips(0.8pips) 0.3pips(0.55pips) 0.2pips(0.55v) 0.5pips(0.95pips)
EURJPY 0.4(pips0.7pips) 0.4pips(0.9pips) 0.3pips(0.65pips) 1.1pips(1.4pips) 0.7pips(1.2pips) 0.3pips(0.55pips) 0.3pips(0.65pips) 0.9pips(1.35pips)
GBPJPY 0.9pips(1.2pips) 1.3pips(1.8pips) 1.5pips(1.85pips) 2.5pips(2.8pips) 1.2pips(1.7pips) 1.1pips(1.35pips) 0.8pips(1.15pips) 1.8pips(2.25pips)
AUDJPY 0.6pips(0.9pips) 1.2pips(1.7pips) 0.7pips(1.05pips) 1.2pips(1.5pips) 1.1pips(1.6pips) 0.6pips(0.85pips) 0.3pips(0.65pips) 1.0pips(1.45pips)
NZDJPY 1.0pips(1.3pips) 2.1pips(2.6pips) 0.8pips(1.35pips) 1.7pips(2.0pips) 1.2pips(1.7pips) 1.0pips(1.25pips) 0.6pips(0.95pips) 1.4pips(1.85pips)

カッコ内には、スプレッドに取引手数料をスプレッド換算した数値を足して表示しています。
「スプレッド+取引手数料」なので実質コスト、他社口座と比べて、Axioryのテラ口座はコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

【テラ口座の特徴④】口座タイプによるレバレッジ制限なし

AXIORYでは、テラ口座でもスタンダード口座と同じ最大レバレッジが適用されます。
ECN方式採用の口座タイプだと、他社の場合は最大レバレッジが通常口座より引き下げられるのが一般的です。

しかし、AXIORYのテラ口座は他の口座タイプと同様のレバレッジルールが適用されます。

  • 1000万円未満の口座残高→最大400倍
  • 1000万円以上の口座残高→最大300倍
  • 2000万円以上の口座残高→最大200倍

ただし、他の口座タイプと同様に口座残高による最大レバレッジの制限はあるので注意しましょう。AXIORYでは、1000万円未満の口座残高まで最大400倍のレバレッジが使えます。

テラ口座とスタンダード口座の違い

テラ口座とスタンダード口座の違いは、さほど大きくはありません。

また、結論から申し上げると、スタンダード口座で取引経験があれば、テラ口座もしくはナノスプレッド口座に乗り換えてAXIORYの取引口座は利用すべきです。

口座タイプ テラ口座
スタンダード口座
最大レバレッジ 最大400倍 最大400倍
取り扱い銘柄 175種類 80種類
取引手数料 あり なし
スプレッド 狭い 広い
実質コスト 低い 高い

テラ口座を使うべき理由は、スタンダード口座との取引環境の違いを見ると分かります。

テラ口座がスタンダード口座に劣る要素がなく、単純にFX口座として有利だからです。

「テラ口座は、取引手数料があるから嫌!」といった意見もあるかも知れませんが、実はテラ口座で取引手数料を支払った方が、スタンダード口座より有利に取引できます。

通貨ペア テラ口座 スタンダード口座 スプレッドの差
USDJPY 0.4pips(1.0pips) 1.4pips 1.0pips
EURJPY 0.4pips(1.0pips) 1.4pips 1.0pips
GBPJPY 0.9pips(1.5pips) 1.7pips 0.8pips
AUDJPY 0.6pips(1.2pips) 1.9pips 1.3pips
NZDJPY 1.0pips(1.6pips) 2.2pips 1.2pips
EURUSD 0.2pips(0.8pips) 1.2pips 1.0pips
AUDUSD 0.5pips(1.1pips) 1.8pips 1.3pips
CHFJPY 0.7pips(1.3pips) 1.8pips 1.1pips
CADJPY 0.7pips(1.3pips) 1.7pips 1.0pips
EURAUD 0.9pips(1.5pips) 2.2pips 1.3pips
EURGBP 0.5pips(1.1pips) 1.2pips 0.7pips
NZDUSD 0.9pips(1.5pips) 2.0pips 1.1pips
USDTRY 30.9pips(31.5pips) 47.0pips 16.1pips
USDZAR 85.0pips(85.6pips) 95.0pips 10.0pips
TRYJPY 5.3pips(5.9pips) 6.5pips 1.2pips

スタンダード口座とテラ口座でスプレッドの比較をしてみました。
ほとんどの通貨ペアは、1pips以上の差がスタンダード口座とテラ口座であります。

また、カッコ内には取引手数料をスプレッドに換算した数値を記載しました。

1ロットの取引量で、0.1pipsが約1ドルなので、3ドルの取引手数料は0.3pipsのスプレッドと同じです。

つまり、取引手数料を支払っても、実際のコスト(スプレッド)はテラ口座が圧倒的に狭くなります。

ポイント

スプレッドは実質の取引手数料ですが、ポジションには反映されているため経費になりません。しかし、取引手数料は明確に、取引手数料と記載されていれば経費となるので、節税効果が期待できるのもポイントです。


テラ口座の開設手順

テラ口座を利用するには、既にAXIORYのアカウントを持っていれば、追加口座として簡単にテラ口座を使えます。アカウントをお持ちでない場合は、以下のリンクから口座開設をしましょう。

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コチラのリンクから、AXIORYのアカウントページ(MyAxiory)へログインしましょう。

AXIORYに登録済みの「メールアドレス」と「ログインパスワード」を入力し、「ログインする」をクリックします。

axiory-tera-account-2

MyAxioryにログインしたら、「口座を開設する」と書かれた紫色のボタンをクリックします。

axiory-tera-account-3

最初に取引プラットフォームを選択する画面が表示されます。

テラ口座を追加口座で開設するには、必ず「MetaTrader5(MT5)」を選択しましょう。
テラ口座はMT5口座専用です。

MetaTrader5の真下にある「選択する」をクリックして次に進みます。axiory-tera-account-4

MetaTrader5の口座タイプ選択画面が表示されます。

「TERA」の「選択する」をクリックしましょう。

axiory-tera-account-5

最後にテラ口座の証拠金通貨と最大レバレッジを設定します。

「通貨」は、JPY(日本円)を設定し、「レバレッジ」は特別な理由がない限りは、1:400の最大400倍がオススメです。
「口座識別を選択」は、LIVE(リアル口座)を選択しましょう。DEMOは、デモ口座として利用したい場合に選択します。

全ての項目を確認したら、「追加口座開設」をクリックしましょう。

axiory-tera-account-6

送信完了のポップアップが表示されて入れば、テラ口座の開設は完了です。

数分程度で、テラ口座のログイン情報がメールで届き、MT5より取引を始められます。

まとめ

今回は「AXIORYの「テラ口座」とは?基本仕様から特徴まとめ」のテーマでした。

テラ口座ができたことで、裁量でスキャルピングやデイトレードを行う人にAXIORYが使いやすくなったと思います。

もとより、低スプレッドや高い約定力で素早い取引に適していたAXIORYですが、MetaTrader4の動作環境に問題がありました。

MetaTrader5に対応したことで、見やすい画面でサクサク取引しやすくなっています。
2021年は、株式の取り扱いも始めるなど新しい動きが多いAXIORYに再注目です。

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