今回は「XM 出金拒否」をテーマに解説します。
最近になって、さらに海外FX業者は増えてきました。
中には、稼ぎすると口座が凍結して「出金が拒否される悪質な業者」もいます。
しかし、XMでは出金拒否になる可能性は低く、出金拒否となる理由は不正行為や出金ルールをしらない自分自身に原因があるのがほとんどです。
結論から申し上げますと「XMは稼ぎ過ぎで出金拒否はない、むしろ信頼できるので気にせず稼いでOK」と言った感じです。
XMで出金拒否になる原因や、信頼できる具体的な理由を解説します。
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XMで出金拒否になるのは「違反者のみ」
XMで出金拒否となる原因は「禁止取引」もしくは「禁止行為」をしているケースです。
なぜなら、ルールを守った違反者に対してXMは出金拒否の権利があるからです。
例えば、XMでは取引に際して禁止取引を定めており、利用規約では「禁止取引で得た利益は出金を受け付けない」としています。
しかし、不便な事にXMの細かい取引ルールに関しては英語表記となっており、私達には理解しずらいです。
なので、XMの禁止取引および禁止行為を日本語で分かりやすく解説します。
また、詳細については以下の記事を参考にして下さい。
▷【厳守】XMの禁止事項を解説!知らなかったでは済まされません。
XMで出金拒否となる禁止取引
- 複数口座による両建て取引
- 非公認ツールによる自動売買
- 指標発表時や要人発言限定した取引
- 「窓」に限定した取引
- 接続遅延を利用した取引
XMで出金拒否の原因となる禁止取引は上記の5つです。
これらを行って利益を得た場合、もしくは禁止取引が判明した場合は該当する利益が出金拒否される可能性が高いです。
これらの禁止取引がどんな取引なのか、概要を解説します。
複数口座による両建て取引
- XM内の複数口座を用いた両建て
- 他社を含む、複数口座を用いた両建て
- グループで複数の口座を用いた両建て
XMでは、同一口座内での両建ては公認です。
しかし、複数の口座を用いて両建てを行った場合は禁止取引となり、最悪の場合は出金拒否となる可能性がります。
例えば、グループで複数口座の両建てとはAグループ・Bグループなど買いと売りで専門に行うように組織を組んで両建てをする事が当てはまります。
ちなみに、法人なら問題ないのでは?といった話を稀に聞きますがNGです。
XMでは、日本から利用できる法人口座をそもそも提供していません。
また、個人レベルでこのような取引で利益を残す事も極めて難易度が高いです。
▷【本質】XMは両建てOK!初心者が知らない両建ての使い方を徹底解説
非公認ツールによる自動売買
XMでは、MT4やMT5といったメタトレーダーに搭載されている「エキスパートアドバイザー(EA)」を使う自動売買が認められています。
しかし、それ以外のメタトレーダーを介さない自動売買は禁止です。
これを利用して、自動売買を行った場合は利益分の出金拒否が行われます。
例えば、XM以外の所で個人向けの自動売買を売る業者を見かけます。
仮にXMで使う事を推奨された場合は、しっかりとメタトレーダー上で動く自動売買なのか確認する事をオススメします。
▷【初心者向け】XMで自動売買をするなら覚えておきたい5つの基礎
指標発表時や要人発言限定した取引
XMでは、経済指標の発表時間に合わせたトレードのみを対象にして取引をすると禁止取引に該当します。
これは、相場の急変動(指標と同時に一気に価格が動く事)が想定される為、ユーザーとXMともに不利益となる可能性が高いからです。
特にXMは、ロスカットで生じた証拠金の過不足を自社で負担するゼロカット制度を採用しており、悪用されると損失が膨らみます。
指標の急変動を利用して、ギャンブル性の高いトレードを毎回行っていると出金拒否される可能性があります。
「窓」に限定した取引
窓とは、チャート上にぽっかり空間があくほどの急激な価格変動の事です。
これは、週明けの月曜日など注文が市場に殺到する時に見られます。
指標時に限定したトレードと同じく、急変動を利用し、ゼロカット制度を悪用し、ギャンブル性の強いトレードとなるので禁止取引となっています。
例えば、週明けの月曜日のみ窓を期待してトレードを続けていると、発覚と同時に利益分の出金拒否となる可能性があります。
接続遅延を利用した取引
市場に注文が殺到している場合や、一時的にXMのサーバーが過負荷状態になると「接続遅延」が発生します。
遅延中は適正レートが提示できない可能性があり、これを利用して繰り返し取引をすると禁止取引に当てはまります。
とは言え、接続遅延は自分の意思で起こせる現象ではないので他の禁止取引より気にする必要はないかもしれません。
また、数ある海外FX業者の中でもXMの取引サーバーは安定性が高く、そういった問題少ないと言えます。
▷【爆速】XMのVPSとは?海外サーバーで快適に取引しよう。
XMの出金拒否はないが出金ルールがある
XMは禁止事項に違反しない限り、出金拒否となる可能性は相当低いです。
しかし、それでも「XMで出金できなかった」と言った話をする人がいます。
その原因は、「XMの出金ルールを理解していない」といったケースが多いです。
なので、XMの出金ルールについて解説します。
※XMに限らず、優良なFX業者が採用している出金ルールです。
XMでは入金ルートから優先的に出金される
XMでは入金時に使った方法と同じルートで同じ金額を先に出金するルールがあります。
これは、マネーロンダリングの防止策として決められているルールです。
マネーロンダリングとは、いわゆる資金洗浄の事で犯罪で関わる資金を現金化するといった行為などを指します。
- XMの入出金方法
- 入金方法→海外銀行送金・クレジットカード ・bitwallet・STICPAY・BXONE
- 出金方法→海外銀行送金・クレジットカード ・bitwallet・STICPAY・BXONE
※現在bitwalletの入出金に制限があります。
例えば、クレジットカードで10万円入金したとしましょう。
その後、利益が出たので15万円出金申請をしました。この場合は、10万円分はクレジットカードに返金され、利益分の5万円は指定した銀行や電子ウォレットに出金されます。
つまり、入金した金額と同じ分は、入金と同じ方法で出金されるという事です。
これを知らないと、クレジットカードに返金されているのに出金拒否されたと勘違いしてしまうのです。
▷【最新】XMの入金方法まとめ!一番早いのはクレジットカード。
▷【最新】XMの出金まとめ。利益は海外銀行送金で出金できる。
クレジット入金でも銀行に振り込まれる場合がある
出金ルールに関して、もう1つ覚えて欲しい事があります。
それは、クレジットカードの場合は入金時期によっては現金で出金される場合がある事です。
その理由は、XMではなくクレジット会社にあります。
クレジット会社では、半年前の決済に関しては返金を受け付けないといった規約があるからです。
これは、会社によって規約が異なる為、時期は人によって現金出金か返金出金かは分かれると思います。
実際に、私も一度クレジットカードへの出金で差し戻された経験があります。
XM側は、クレジットカードにいくらまで返金できるかカード会社の規約なので知る事ができません。
その為、私達がクレジットカード会社へ出金先をしていされても全額受け付けられない場合があります。
解決策としては、返金可能分はクレジットカードへ返金され、残りは取引口座に再び戻ってきます。その際に、銀行送金で再度出金を依頼すると解決できます。
取引口座のクレジットは出金できません
XMでは、取引口座で使えるクレジットポイントがあります。
あくまで、これは証拠金として使えるポイントです。
なので、当然出金が出来ないので注意しましょう。
証拠金残高は現金+クレジットの金額が表示されますが、XMで出金できるのは取引口座内の現金のみです。
XMの信頼性は高いので
「そもそも出金拒否できない」
XMは、海外FX業者ないしは世界的に見ても信頼性の高い会社なので「そもそも不正な出金拒否ができない」と言えます。
なぜなら、XMはグループ全体で196カ国にサービスを展開する大手FX会社であり、資本金約400億円の規模だからです。
また、各国でサービス展開をするに当たり、海外FX業者としては珍しく4つの金融ライセンスを取得しているFX業者として有名です。
なので、XMが自社の利益のために不正な出金拒否をする可能性は非常に低いと言い切れます。
XMが取得している金融ライセンス
- キプロス証券取引委員会(CySEC)
- 英国金融行動監視機構(FCA)
- オーストラリア証券投資委員会(ASIC)
- セーシェル金融庁ライセンス(FSA)
XMがグループ全体で取得している金融ライセンスは上記の4つです。
そのうち「セーシェル金融庁ライセンス(FSA)」が私達の利用しているXMの金融ライセンスになります。
基本的には、本社であるキプロス証券取引委員会(CySEC)をベースに運営しており、元々こちらの金融ライセンスがアジア向けのXMでも取得されていました。
キプロス証券取引委員会の発行する金融ライセンスは、監査基準等が極めて難しい事から信頼性の高いライセンスとして評価されています。
ちなみに、アジア圏のXMがキプロス証券取引委員会のライセンスから、セーシェル金融庁のライセンスに移行したのは日本の金融庁から間接的な圧力があったのが理由とされています。
日本人利用者の多いXMにとって、継続的にサービスを提供するためにライセンスを移行した背景からXMの信頼性はより高まります。
信託保全ではなく分別管理
XMは、信託保全ではなく分別管理で顧客資産を管理しているから「出金拒否」があるといった意見もあります。
しかし、正確には信託保全が義務化できないライセンスを取得しているといった理由があります。
セーシェル金融庁のライセンスにおいて、信託保全の義務はルールにありません。
また、キプロス証券取引委員会のライセンスでは義務化されています、
これは、欧州圏と日本の法律の違いが関係しています。
ヨーロッパでは、FX業者は信託保全をしなければならない法律があります。
また、日本においても国内FX業者は義務化されています。
さらに、XMといった海外FX業者は直接日本人向けの営業をするのは法律上禁止です。
もし、「日本人向け」を宣伝した場合は、日本に支社を設け、日本の法律でFXサービスを展開しなければなりません。
つまり、レバレッジ888倍やゼロカットといったXMの強みが生かせなくなってしまいます。なので、分別管理にせざるを得ないといった感じです。
分別管理=出金できないは嘘
分別管理をXMが採用しているからと言って、出金拒否があり得る理由にはなりません。
なぜなら、XMの分別管理は徹底されており、安全性が高いからです。
例えば、XMの公式サポートでは以下の解答があります。
お客様のご資金は当社が用意する銀行口座へ移管され、分別管理されます。こちらの資金は当社の貸借対照表に含まれず、当社清算時に債権者への支払いに充当されることはありません。
つまり、私達の資産は会社の資金と別の銀行口座に預けられており、会社が倒産してもなくなる事はないという事です。
これは信託保全のメリットと同じ内容で、信託銀行に預けた顧客の資産は倒産時にも返金保証があるのが信託保全です、
対してXMは、銀行口座が別で会社の資金ではなく、倒産しても消えないとしています。
なので、安全面では変わらない管理体制がされていると言えます。
資本金が大きいので出金拒否はない?
XMの運営元は資本金400億円の大手だとお伝えしました。
なので、出金拒否となる可能性は低いと言えます。
なぜなら、国内FX業者の最大手でも資本金は100億円に満たないからです。
安心安全が売りの国内FX業者に対して、軽く4倍近い母体を持つXMでは根本的に倒産のリスクが比較的少ないといえます。
倒産のリスクが低いという事は、万が一の時でも十分私達の資産を補填できる経済力があるという事です。
海外FX業者=実績なさそう、怪しい会社といった概念は少なくとXMにはありません。
XM出金拒否についてのまとめ
今回は「【注意】XMで出金拒否はある?なった場合は自分に原因があるかも。」のテーマでした。
この記事をまとめると
- XMで出金拒否となる原因のは「ルール違反した人」
- XMでは犯罪対策で出金ルールがある
- XMは金融ライセンスを複数持っており、不正な出金拒否ができない環境
つまり「ルールを知って守れば出金拒否はあり得ない、気にせずたくさん稼いでOK」といった内容でした。
4年ほどのXM利用歴になる私ですが、出金拒否を経年したことは一度もないです。
とは言え、海外FX業者なので出金拒否が心配になるのも分かります。
実際に悪質な出金拒否を行う海外FX業者も存在しています。
なので、変なFX業者を利用しないように、初心者は信頼できるXMに絞って取引するのが無難です。
▷【最新】XMの出金まとめ。利益は海外銀行送金で出金できる。
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