XMでは、世界標準の取引プラットフォームMT4(メタトレーダー4)が使えます。
拡張機能に優れるので、チャートを分析するのに便利です。
しかし、多機能すぎて初心者は「結局何を使えば良いの?」となる問題があります。
なので、今回はMT4で初心者が使うべきチャート機能を解説します。
- XMの複数銘柄を同時にチャート表示する方法
- チャートを見やすくするカスタムインジケーターの導入方法
- 絶対使うべき「プロも愛用するカスタム」
具体的に、この3つを解説します。
誰でも読んですぐ実践可能、XMのチャート分析が超効率化できる内容です。
MT4の基本操作に関しては以下の記事で解説しています。
▷【初心者向け】XMのMT4(メタトレーダー4)マニュアル。導入から基本操作まで。
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【XM】
MT4で複数のチャートを表示する方法
XMでは90種類の銘柄を取引できます。
なので、MT4の複数チャートを表示する機能と相性が良いです。
複数チャートでできる事
- 複数の通貨ペア・CFDを監視できる
- 複数の時間足でチャート分析できる
- 相関・逆相関のリアルタイム分析ができる
- 「気配値一覧」を表示する
- MT4の上部メニューから「気配値表示」のアイコンをクリック
- 「通貨ペア」を開く
- 「気配値一覧」の余白部分を右クリック
- 「通貨ペア」をクリック
- 「通貨ペアリスト」から表示したい通貨ペアを選択
- 通貨ペアリストが表示されます
- 一覧から表示したい通貨ペアを選択し「表示」をクリック
- チャートを表示したい通貨ペアを選んだら「閉じる」をクリック
今回は、クロス円の4つの通貨ペアで表示します。
XMのチャートを便利に!
カスタムインジケーターを導入する方法
こちらのチャート画面には以下の便利な機能が表示されています。
- ローソク足確定までの残り時間
- 現在の価格を拡大表示
- 各通貨の強弱グラフ
全て無料で利用できるMT4の「カスタムインジケーター」で実現できます。
例えば、小さいパソコン画面に複数チャートを表示すると、現在の価格が小さすぎて見えないといった問題があります。
カスタムインジケーターで、チャートに関する不便な問題を簡単に解決できます。
カスタムインジケーターの導入手順
MT4にカスタムインジケーターを導入する方法を解説します。
具体的に、カスタムインジケーターをMT4に導入して、チャートに表示するまでを実際の画面で分かりやすく解説します。
※カスタムインジケーターは、別途お好きなのを入手してください。(オススメは後ほど解説します。)
- 「データフォルダ」を開く
- MT4の上部メニューから「ファイル」をクリック
- 「データフォルダを開く」をクリック
- 「MQL4」を開く
- 「データフォルダ」が表示されます。
- 「MQL4」をクリック
- 「Indicators」にカスタムインジケーターを入れる
- 追加したいカスタムインジケーターを「Indicators」内にコピー&ペーストしましょう。
- 追加できたら、MT4を一度再起動します。
- 「カスタムインジケーター」を使う
- MT4の上部メニュー「挿入」をクリック
- 「インディケータ」→「カスタム」をクリック
- 追加したカスタムインジケーターをクリック
- 「OK」を押してチャートへ適用する
- 「OK」をクリックするとチャートへ適用されます
- ちなみにカスタムインジケーターの設定変更もこちらから行います
- チャートにカスタムインジケーターが表示される
【裏技】MT4でチャートに表示したい!
オススメなインジケーター
XMと相性の良い「オススメカスタムインジケーター」を紹介します。
SNSなどで有名なトレーダーはもちろん、私自身も必ずチャートに表示させる便利さなのでオススメです。
もちろん全て無料で入手可能なので、配布しているサイトもご紹介します。
- 23Signal_Price-v1
チャート上に、通貨ペアやCFDの現在価格を拡大表示できるカスタムインジケーター。
MT4の標準機能では、価格のみの拡大表示が出来ません。
なので、複数チャートはもちろんノートパソコンだと「数字が細かすぎて見えない問題」を解決できます。
- xMeter_Indicator
チャート上に、現在の通貨強弱グラフを表示するカスタムインジケーター。
あくまで目安程度にですが、今現在の相場ではどの通貨の価値が高いか?といった通貨強弱をグラフ表示できます。
例えば、XMのような57種類の通貨ペアを扱っているFX業者では、通貨の強弱関係を参考にトレードする使い方ができます。
全ての通貨ペアのチャートを分析するより、一目で大まかな通貨強弱を確認したい時にオススメ。
- RemainingTime_ja
ローソク足が確定するまでの残り時間をチャート上に表示するカスタムインジケーター。
MT4には、ローソク足の残り時間を表示する機能がありません。
例えば、時計を見て代用する場合は、XMが日本時間ではなく、グリニッジ標準時間でチャートを表示するので参考になりません。
なので、こちらのカスタムインジケーターで表示機能を追加すれば簡単に解決できます。
XMのチャート設定は
「テンプレート保存」が便利
XMでは、複数の銘柄が取引できます。
なので、チャートを何度も新しく表示する機会があり、毎回の設定が面倒です。
例えば、チャートに表示するインジケーターや、チャートの色やスケールなど。
基本的には、個人で決まったチャート設定があると思います。
MT4に搭載されている「テンプレート保存」を活用すると、簡単にチャート設定を変えられるので便利です。
MT4のテンプレート保存&適用の使い方
- 「定型チャート」を保存する
- チャート画面で右クリック
- メニューから「定型チャート」→「定型として保存」
- 「名前を付けて保存」をする
現在のチャート設定を保存できます。
今回は「Kaigaifx-handbook」とテンプレート名を付けて保存します。
- 「定型チャート」から読み込む
- チャート画面で右クリック
- 「定型チャート」から設定した名前をクリック
- 今回は「Kaigaifx-handbook」を読み込みます
- 同じチャート設定が複製できる
これでチャート設定が一瞬で終わります。
今回は、左上のチャートを右上と同じ設定にしました。
テンプレート保存は、カスタムインジケータを含む同じ設定が保存できるのでオススメです。
XMのチャートについてのまとめ
今回は「【裏技】XMのMT4でチャートを制す!複数チャートの表示とカスタマイズ。」のテーマでした。
この記事をまとめると
- XMを使うなら複数チャートは覚えておくと良い
- MT4は標準状態だと不便
- XMは通貨ペアが豊富なので、見やすさを改善するカスタムが◎
つまり「XMを使うなら、初心者は複数チャートの表示を知ると良い。慣れたらカスタマイズ。」といった内容でした。
ご紹介したカスタムインジケーターは、私自身がチャートに普段から表示させています。
正直、XMのようにMT4に対応していないFX業者は使いたくない程の便利さです。
今回ピックアップしました「チャートを見やすくする方法」は全て無料なので、とりあえず試してみるのをオススメします。
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