海外FX業者FBSは、日本では無名です。
しかし、世界的に見れば、かなり高評価の有名FX業者になります。
今回は「FBSの評判」をテーマにリアルな評判をまとめました。
ハッキリ言ってFBSの評判を調べても、どのサイトも意見が分かれて参考になりません。
私自身は2年ほどFBSを愛用していますが、まともな評判を見たことはないです。
リアルに使っている私が、トレーダー目線で本質的に解説します。
FBSの口座タイプは全5種類
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海外FX業者FBSの評判が極端な理由
FBSの評判が当てにならない理由
- 過去に高報酬のティア制度がった
- 2020年1月にティア制度廃止
- 良い評判は消え、酷評が増えた
FBSの評判は、人やサイトによって意見がバラバラだとお伝えしました。
その理由はFBSの広告による報酬が変わった事が原因です。
過去にFBSでは、ティア制度を導入していました。
ざっくり説明すると「FBSを紹介する→紹介された人が紹介する→紹介報酬が増える」といった仕組みです。
ようするに、多くの人がFBSを使うほど紹介元が稼げる仕組みでした。
FBSは、日本ではほぼ無名ですが、世界的に有名なFX業者なので資金が潤沢にあります。
日本から利用できるようになり、最初の宣伝としてティア制度を導入していました。
しかし、2020年1月にFBSはティア制度を廃止。
これにより「FBSの評判を推していた掲載サイトは、FBSをべた褒めするメリットがなくなった」という経緯があります。
例えば、FBSを酷評している記事を見かけたら2020年1月以降に公開されているはず。
逆に、FBSを絶賛していれば2020年1月以前が記事の公開日となるケースが多いです。
実際にFBSを利用している身としては、定番のFX口座として十分過ぎるスペックだと思います。
【結論】
FBSは評判より口座タイプが超重要です
FBSの評判に差がある、もう一つの原因があります。
それは、5つもある口座タイプです。
FBSは口座タイプによる違いは多く、全く別のFX業者と言っても良いでしょう。
例えば、スタンダード口座の評判とECN口座の評判では全く別モノ。
ようするに、口座タイプで特徴が違い最適なトレーダーが違います。
細かいニーズに答えられるので、アナタにとってベストな選択をすべきです。
目安として、FBSのオススメ口座をタイプ別に紹介します。
FBSのスタンダード口座がオススメな人
短期トレードが中心で頻繁にトレードをする人
【参考記事】
▷FBSは「スタンダード口座」がオススメ!メリット・デメリットを解説。
FBSのゼロスプレッド口座がオススメ人
スイングトレード中心。低スプレッド口座探しに疲れた人
【参考記事】
▷FBSのゼロスプレッド口座は使うべき?取引手数料など他社と徹底比較!
FBSのECN口座がオススメな人
大型資金&低レバレッジ運用の専業トレーダー向け。
【参考記事】
▷FBS(エフビーエス)のECN口座を使える?他社の口座と徹底比較してみた。
FBSのマイクロ口座がオススメな人
少額資金で積み立て投資をしたい人
【参考記事】
▷海外FX業者FBS(エフビーエス)のマイクロ口座がオススメできない理由とは?
FBSのセント口座がオススメな人
大金を溶かすリスクが怖い、取引サイズを強制的に小さく制限したい
【参考記事】
▷【疑問】FBSのセント口座は少額FXに向いているか?【いくらで取引できる?】
トレードスタイルに応じて、FBSのオススメな口座タイプをお届けしました。
FBSの各口座タイプの特徴については以下の記事を参考にしてください。
▷【オススメは?】FBSの口座タイプを徹底解説!5つの口座で最適を選ぶ。
FBSの評判から
メリット・デメリットをまとめ
FBSの評判を調査すると、実際に使っている身としては「これはデメリットではないよね?」といった部分もあります。
なので、FBSの評判からメリット・デメリットを正しくまとめました。
- メリットは、FBSの場合は口座タイプによっては効果がない
- デメリットは、実は使い方を変えると解決できる
具体的にこういった誤解も多いです。
解決策や誤解を解くのも含めてFBSのメリット・デメリットを解説します。
FBSで評判の良かったメリット編
FBSで評判の良かったメリット7つ
- 最大3000倍のレバレッジで取引できる
- 取引ボーナスが豪華
- 低スプレッドの口座タイプがある
- 株式の取引ができる
- 入出金はbitwalletに対応
- 信頼性が高く、金融ライセンスは取得済み
- コピートレードが使える
FBSで評判が良かったメリットは7つあります。
とは言え、実は使い方を間違えてメリットを受けれていない人も多いです。
なので、FBSの評判が良かったメリット+効果的な使い方までまとめました。
最大3000倍のレバレッジで取引できる
FBSでやはり注目されるのはレバレッジの高さです。
最大3000倍のレバレッジは、FBSの評判を語る上で必須と言えるでしょう。
「最大3000倍のレバレッジはリスクが高い」といった悪い評判もあります。
しかし、レバレッジがハイリスクとなるのは、有効レバレッジを高くした場合です。
最大レバレッジが高い分には、証拠金維持率を高くしやすく、本質的にはリスクが低くないります。
とは言え、FBSのレバレッジ制限には注意しましょう。
口座残高と口座タイプによっては、最大3000倍のレバレッジを利用できません。
結論としては、少額資金ならFBSで最大3000倍のレバレッジのメリットが大きいです。
あるいは、大型資金でレバレッジを抑えれば問題はないありません。
▷【3000倍】FBSのレバレッジ制限を解説!フル活用するコツを教えます。
取引ボーナスが豪華
FBSで評判が良いのは「取引ボーナス」です。
他社でも、XMなどが取引でポイントが貯まり、クレジットや現金と交換できる内容はあります。
しかし、FBSの取引ボーナスで評判なのは、豪華な特典内容です。
現金化だけでなく、高級車との景品交換や腕時計と交換できます。
また、会員ランクがあり、取引量応じて無料特典があるのは他社にない特徴と言えるでしょう。
自動売買トレーダーには定番の無料VPS(他社より性能も高い)、専属のマネージャーが付くなど、いわゆるプロトレーダーにも嬉しい内容です。
取引ボーナスに関する評判は間違いなく良いでしょう。
低スプレッドの口座タイプがある
FBSはスプレッドが広いといった評判を見ます。
しかし、スプレッドに関する評判について鵜呑みにするのはNGです。
低スプレッドを提供する口座タイプがあります。
「ゼロスプレッド口座」と「ECN口座」を使えば他社のスプレッドを圧倒可能。
特に、ゼロスプレッド口座はスプレッドを完全重視しており、完全0pipsを提供しています。
とは言え、取引手数料が1ロット当たり40ドル掛かるので、確定申告義務があり、最終的に節税効果を得られる専業トレーダ-向け。
FBSを低スプレッドで使うなら、取引手数料がゼロスプレッド口座の半額以下となるECN口座が一般向けです。
ちなみに、具体的にスプレッドがどのぐらい狭いか?は、実際に平均スプレッドを調査して記事にまとめました。
▷【実測】FBSの平均スプレッド一覧。全通貨ペアを口座タイプでまとめ
株式の取引ができる
意外と知られていないのがFBSでは株式の取引も可能です。
スタンダード口座やセント口座が対象となります。
海外FX業者では、株価指数や貴金属のCFD取引を1つの口座でできるのが一般的です。
しかし、同一口座で個別株の取り扱いがあるのは貴重と言えます。
私自身は、個別株の取引は使っていないので人によっては気にならないかもしれません。
とは言え、米国株中心の取り扱いはトレードせずとも分析面で役立ちます。
例えば、ダウ平均といった株価指数を予想するのに、米国の大型株のチャートが見れるのは分析材料として活用できるでしょう。
入出金はbitwalletに対応
海外FX業者を使う上で問題になるのは「入出金」です。
海外の口座へ送金するので、手数料が高く、反映スピードが遅くなります。
そこで、私たちのような海外FXトレーダーが愛用するのはbitwalletです。
bitwalletは金額問わず、入出金の手数料が824円と定額で対応してくれます。
入金も即時反映で便利なので、FBSが対応しているのは評判として◎。
ちなみに、海外FXで入出金を銀行送金にすると、中継銀行のトラブルに合う可能性もあり、最大1週間の待ち時間があります。
信頼性が高く、金融ライセンスは取得済み
海外FX業者=怪しい、このような考え方があるのは事実です。
そこで、評判として気になるのは「FBSへ信頼できるFX業者なのか?」といった点になります。
冒頭でもお伝えした通り、FBSは世界的には大手のFX業者です。
利用するトレーダーは1500万人の規模感です。
FBSは国際的なライセンスを2つ取得済みなので安心できます。
悪質な出金拒否もなく、第三者機関よりベストブローカー賞を各国で認定されるほどです。
本社の所在地も含めて、海外FXハンドブックでも徹底調査を行いました。
「初めての海外FX業者で不安・・・」といった方は参考にどうぞ。
▷海外FX業者FBS(エフビーエス)の所在地は?金融ライセンスある?
コピートレードが使える
FBSでは、2020年になったコピートレードを実装しました。
自動売買に次ぐ、新しい運用方法として話題の取引方法です。
FBSを利用するトレーダーを自動的にコピー、つまりアナタの代わりに運用してもらえるサービスです。
手数料は利益が出た場合に支払うなど、コピートレードを使う方法もスマホ一台で使える手軽さが評判。
ちなみに、トレードスキルに自信がある人はコピートレードを配信する側として副収入を得る事も可能です。
FBSのコピートレードについて詳しく知りたい方は以下の解説記事を読んでください。
▷【取引をおまかせ】FBSのコピートレードが有能?メリット・デメリットを解説!
【解決策アリ】FBSで評判の悪かったデメリット編
FBSで評判の悪かったデメリット5つ
- 口座開設ボーナスは不評
- 円口座に非対応だった
- 入金ボーナスが微妙なのでオススメしない
- 通貨ペア数が少ない
- スプレッドが若干広い
FBSで評判の悪かったデメリットは5つあります。
しかし、最初に申し上げた通り、FBSのデメリットに関する評判は当てにならない部分も多いです。
FBSを実際に使ってみた結果、デメリットは使い方によっては解決できる場合も多いと思います。
デメリットの事実と、解決策を含めて細かくまとめました。
口座開設ボーナスは不評
FBSの口座開設ボーナスが評判が悪いです。これは事実。
口座開設ボーナスを詐欺とする評判もありますが、これは誤情報です。
とは言え、FBSの口座開設ボーナスは細かいルールが多すぎて、詐欺と勘違いする人が出るのは当たり前。
私自身も、最初にFBSで口座開設する際に利用した「Trade 100 Bonus」が口座開設ボーナスになります。
結論から言ってしまうと、キチンと利用条件を読んでおけば使わなかったといった感じです。
Trade 100 Bonusの概要
専用口座が開設される
専用口座に100ドル(約1万円)のクレジットが反映
期間内に100ドル以上を稼ぐと100ドルだけ出金可能
上記の概要以外にも、最大100倍にレバレッジが固定されるなど不便な点が多数あります。
個人的には、口座開設ボーナスは他社も含めて「おまけ」程度なイメージです。
最初から、スタンダード口座などボーナス以外の口座を使って、取引ボーナスを貯めていくのが一番コスパが良いと思います。
▷【FBS(エフビーエス)】Trade 100 Bonusは意味がない→コスパが良いのはコレ
円口座に非対応だった
「FBSのデメリットは、円口座に非対応な点」こんな評判を見かけたら情報が古いです。
2020年現在では、セント口座・ECN口座以外は円口座で開設できます。
ちなみに、ドル口座・ユーロ口座でも外貨を用意する必要はありません。
入出金時には、それぞれ自動で日本円に変換されます。
入金ボーナスが微妙なのでオススメしない
入金ボーナスは個人的に利用しない方が良いと思っています。
なぜなら、FBSの入金ボーナスは評判が悪く、実際にデメリットも多いからです。
FBSの入金ボーナスの内容は以下の通りです。
- 事前に申し込むタイプ
- 入金額の100%相当がクレジットで付与
- 1ロット/1ドルの取引で現金化→単体出金も可能
現金で出金もできますから、他社より相当コスパは良く見えます。
しかし、入金ボーナスを申し込んだ口座は「取引ルールに制限が入るデメリット」があるので注意です。
入金ボーナスの口座は最大500倍のレバレッジ制限などがあります。
3000倍→500倍ですから、かなりのレバレッジ制限です。
通貨ペア数が少ない
FBSは株式も取り扱うほど、投資の幅は広いです。
しかし、通貨ペアだけで考えると取り扱いの幅は狭くなります。
他社と比較すると、実際に少なめです。
- FBS 47種類
- XM 57種類
- GEMFOREX 33種類
- iFOREX 94種類
- TitanFX 57種類
FBSが一番通貨ペアが少ないレベルとは言いませんが、通貨ペアが少ないといった評判は事実です。
とは言え、トレードをしていると特定の通貨ペアしか取引しないといった方も多いと思います。私自身も4通貨+CFD銘柄といった形なので、特に不便はないかもしれません。
スプレッドが若干広い
「FBSはスプレッドが高すぎる!」といった評判に関しては、私は疑問です。
前述した通り、FBSのスプレッドは口座タイプによっては他社より圧倒的に狭くなります。
特に、ゼロスプレッド口座に関してはスプレッドがそもそもゼロです。
ちなみに、スタンダード口座についても実際にスプレッドを調査し、当サイトでは他社比較もしました。
通貨ペアによっては、若干他社より高い場合もありますが全体的に標準的。
海外FXをすでに使っている人は特にデメリットにはならないでしょう。
▷【実測】FBSの平均スプレッド一覧。全通貨ペアを口座タイプでまとめ
【徹底レビュー】
FBSを2年間使った正直な感想
私は、FBSを使い始めて2年ほど経過しました。
海外FXの中では、ベスト3に間違いなく入るレベルで高評価を付けたいです。
FBSは、海外FXを使う私たちの基本的なニーズを満たしています。
口座タイプの分け方が上手いので、個人的には1つのアカウントで全部済む便利さが良いです。
例えば、海外FXを利用する目的はこんな感じだと思います。
- 国内にはない高いレバレッジを使いたい
- ゼロカットで追証の恐怖から逃れたい
- コスパの良いボーナスを受け取りたい
FBSは全ての条件を満たしており、レバレッジは最高水準です。
ボーナスに関する酷評は多いですが、取引ボーナスだけでも私的には十分だと思っています。
取引ボーナスのキャッシュバックも結局は、他社も大きな金額にはなりません。
一部の大きな資金で運用する人が、数十万円のキャッシュバックを受け取れる形です。
それより、FBSのような海外FXを使い続けると無料特典や景品交換がある方が現実的。
また、口座タイプが豊富なので、トレードスタイルに合わせてFBS内で使い分けができます。
FBSを使う機会が増える=取引ボーナスも貯まりやすいので効率的です。
もちろん、万が一に備えて複数のFX口座を持っておくのは大切になります。
とは言え、私のようにコマ目に出金、少額でトレードといった方も多いでしょう。
総評として、FBSはかなり使いやすいFX業者だと言えます。
海外FX業者FBS(エフビーエス)の基本情報
- FBSの概要
FBSの運営元 | FBS Markets Inc |
アジア圏の運営 | Mitsui Markets Ltd. |
設立 | 2009年 |
本社所在地 | 2118, Guava Street, Belize Belama Phase 1, Belize |
金融ライセンス | CySEC(キプロス証券取引委員会)
IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会) |
第三者機関による受賞歴 | Best Forex Broker Asia-2018
Best Investor Education - 2017 Best FX IB Program - China 2017 the Most Progressive Forex Broker Europe 2019 Best Forex Broker Vietnam 2019 など |
- FBSの口座仕様【口座タイプ別】
口座タイプ | セント口座 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | ZERO口座 | ECN口座 |
取引プラットフォーム | MetaTrade4/MetaTrader5/アプリ版FBS Trader | ||||
最大レバレッジ | 1000倍 | 3000倍 | 3000倍 | 3000倍 | 500倍 |
最大ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 無制限 |
最大ロット | 1000ロット | 500ロット | 500ロット | 500ロット | 500ロット |
口座方式 | NDD方式(STP) | NDD方式(STP) | NDD方式(STP) | NDD方式(STP) | NDD方式(ECN) |
最小スプレッド | 1pips | 3pips | 0.5pips | 0pips固定 | -1pips |
最低入金額 | 1ドル(約100円) | 5ドル(約500円) | 100ドル(約1万円) | 500ドル(約5万円) | 1000ドル(約10万円) |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 20ドル/ロット | 6ドル/ロット |
- FBSの取り扱い銘柄
口座タイプ | セント口座 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | ZERO口座 | ECN口座 |
通貨ペア | 39種類 | 31種類 | 38種類 | 26種類 | 25種類 |
貴金属 | 4種類 | 2種類 | 4種類 | 2種類 | 無し |
CFD | 6種類 | 6種類 | 6種類 | 6種類 | 無し |
株式 | 41種類 | 無し | 41種類 | 無し | 無し |
まとめ
今回は「【本質】FBSのリアルな評判まとめ。アナタの知らない真実を教えます。」のテーマでした。
FBSは、口座タイプ・レバレッジなど含めてサービスが豊富です。
なので、アナタが評判を知りたくても情報量が多すぎて大変だったと思います。
とは言え、結論としてFBSが優良なFX業者であるのは間違いないです。
デモ口座も使えるので、論より証拠。実際に試してみるのも良いかと思います。
各口座タイプを試してみて、アナタのトレードスタイルに合ったFBSの使い方を探すのも良いでしょう。
FBSの口座タイプは全5種類
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